記憶にであう―中国黄土高原 紅棗がみのる村から
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(5 カスタマーレビュー)
11月最初に、中国の黄土高原に行ってきました。日本の面積に匹敵する黄土高原の高台に登って周囲を見渡すと、360度の全方位に、視界の届く限りの彼方まで、段々畑が広がっています。
日本にいては想像も出来ない光景です。人類の営みのスケールの大きさに直面して、自分のちっぽけな人生について振り返らずにはいられませんでした。
この黄土高原は、中国で最も貧しい地域なのですが、住民たちは伝統的な横穴式住居<ヤオトン>に暮らしています。
そのヤオトンに一人で暮らす日本人の大野さんは、かつて日本軍がこの地で行った、いわゆる「三光作戦」の最後の聞き取りを行っています。「最後の」というのは、この聞き取りの行われている間にも、当時のことを記憶する老人たちが次々に亡くなっているからです。
現在の大野さんを歓待する老人たちと、その口から語られる日本軍の残虐行為。この本では、それが交互に現れます。悠久のように感じられるこの地で、多層になった時間を感じながら、大野さんを通して、記憶に少しでも出会うことができる本です。
日本にいては想像も出来ない光景です。人類の営みのスケールの大きさに直面して、自分のちっぽけな人生について振り返らずにはいられませんでした。
この黄土高原は、中国で最も貧しい地域なのですが、住民たちは伝統的な横穴式住居<ヤオトン>に暮らしています。
そのヤオトンに一人で暮らす日本人の大野さんは、かつて日本軍がこの地で行った、いわゆる「三光作戦」の最後の聞き取りを行っています。「最後の」というのは、この聞き取りの行われている間にも、当時のことを記憶する老人たちが次々に亡くなっているからです。
現在の大野さんを歓待する老人たちと、その口から語られる日本軍の残虐行為。この本では、それが交互に現れます。悠久のように感じられるこの地で、多層になった時間を感じながら、大野さんを通して、記憶に少しでも出会うことができる本です。
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #459037 / 本
- 発売日: 2009-05
- 版型: 単行本
- 174 ページ
エディターレビュー
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大野 のり子
1947年愛知県生まれ。2005年より中国黄土高原にて老人たちの記憶を聞き取りながら生活している。信濃むつみ高等学校スタッフ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
