ダーク・タワー〈7〉暗黒の塔〈下〉 (新潮文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #137348 / 本
- 発売日: 2006-12
- 版型: 文庫
- 557 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
悲劇はとどまることを知らない。かけがえのない仲間を失いながらも、旅は続く―“暗黒の塔”への旅は。最後の一歩を踏み出そうとするローランドに、襲いかかるさらなる危機。残された希望ともいえる人々をさえ踏みにじろうとする悪意の前に、人間はどう立ち向かうのか。構想から30年、世界を救うべく果てしなくさすらい続けた男の驚愕の終着点とは。壮大なるライフワーク、ここに完結。英国幻想文学大賞受賞。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
キング,スティーヴン
1947年メイン州生れ。貧しい少年時代から恐怖小説を好む。高校教師、ボイラーマンといった職業のかたわら執筆を続け、’74年に『キャリー』でデビュー。好評を博し、以後『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを生み、“モダンホラーの帝王”と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』などがある。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数
風間 賢二
1953年東京生れ。武蔵大学人文学部卒業。『ホラー小説大全』で第51回日本推理作家協会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
もうローランド達に会えないのは悲しいけれど・・・
この巻で長かった物語がようやく終わります。『不眠症』のパトリック・ダンヴィルも重要な役所で登場するので、やはり読んでおいた方がいいでしょう。本編以外の関連作品でどれを読めばいいのかについては、風間さんの解説を読めば一目でわかります。
僕は今まで大変に失礼な認識を持っていて、とくに明確な理由もなく、風間さんはただのキングオタクで、B級翻訳者なんだと思っていました。が、巻末の解説を読んでビックリ!氏の含蓄の深さと鋭い洞察には恐れ入りました。氏以外にはこの暗黒の塔は訳せなかったのではないかと思うほどです。先に文庫十六冊分を揃えてから読み始めようと思っている人は、解説だけ先に読むのもいいかもしれませんね。
で、結末についてなんだけど、僕はあれでよかったんだと思う。『刑務所のリタ・ヘイワース』で最後までアンディとレッドの再会シーンが直接描写されることがなかった様に、『霧』において最後まで霧から脱出することを描写しなかった様に、あからさまな形ではないものの、あれは希望のある終わり方なんだと感じました。
それに何よりも、『彼』なら今度こそ成し遂げてくれるはずだと、僕は信じています。
心配していた表紙のことだけど、下巻まで上・中巻と同じで、解説まで読み終わった後、そこだけが心残りだった。だけどついさっき、ふと巻末を見ると、なんと原著で表紙を飾っていたマイケル・ウィーランの絵が!この点だけでも僕の新潮社に対する今までの評価は一転。これからは新潮社様と呼ばせてもらいます。
第七部の展開と結末には賛否両論あると思うが、この作品は僕の中で間違いなくキング作品ナンバーワンになった。もし第一部で読むのを止めてしまった人がいたとしたら、なんと不幸なことか!そして文庫16冊+α冊(関連作品)を読む気概のある方は、他の本を放り投げてでも読み始めることをお勧めする。サンキャー!
翻訳の凄さ!
全7巻16冊を読破された諸君、ご苦労様、そしておめでとう。いやア、それにしても長かった、キングの頭の中の構想からすれば、足掛け20〜30年くらいになるんじゃないか。途中で投げ出さなかったことも凄いし、われわれ読者もエラいし、むしろキング自身が途中で止めたくなったんじゃないだろうか? 本人も書いているように、途中で在庫の棚卸のようなことを行っている。 この大河小説?ファンタジー?ポルノグラフィー?いろいろな見方、読み型のできる、ダークタワーシリーズ、原作も凄いし、挿絵イラストもいい、何より日本の読者にとっては革命といっていい程、風間賢二の翻訳がいい! そして、最終巻の「解説」、これだけでも十分に価値がある。今後、他のキングの著作を読んでいくに当り非常に参考になるであろう。
それにしても、ビリー・バンブラーの”オイ”、悲しいねえ!
他の"旅の仲間"も悲しく、切ない。
素晴らしい冒険を経験させてくれたカ・テット全員に「サンキャー!」
スティーブンキングの金字塔
最終巻までたどり着き、終わりはいつも悲しいですが、まさしくキングのライフワーク。何よりもエンターテインメントとして最高に面白かったといわせていただきます。本好きな方であれば、このダークタワーを読まずして、何を読むかというほど面白かったです。その長さにためらっている方も、迷わず書店に直行しましょう。
最終巻は、オイの姿に涙します。




