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ダーク・タワー〈5〉カーラの狼〈上〉 (新潮文庫)

ダーク・タワー〈5〉カーラの狼〈上〉 (新潮文庫)
By スティーヴン キング

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  • 発売日: 2006-03
  • 版型: 文庫
  • 469 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
カーラの町に届いた最悪の報せ―謎の略奪者“狼”の来襲。双子ばかりが生まれるその町に一定の歳月ごとに現れる彼らは、双子の片割れを奪い去り、やがて巨人に育つ愚者として送り返す。いつしか町は諦めつつあった。その蛮行を。子どもが聡明さを失う哀しみを。そう、“ガンスリンガー”が現れるまでは。戦うことを思い出すまでは。完結への伏線に満ちた、六年ぶりのシリーズ第5部。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
キング,スティーヴン
1947年メイン州生れ。貧しい少年時代から恐怖小説を好む。高校教師、ボイラーマンといった職業のかたわら執筆を続け、’74年に『キャリー』でデビュー。好評を博し、以後『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを生み、“モダンホラーの帝王”と呼ばれる

風間 賢二
1953年東京生れ。武蔵大学人文学部卒業。『ホラー小説大全』で第51回日本推理作家協会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

この瞬間のために生きてきた、と言ってもいいような気がしてきた。5
 第五部の帯には「この瞬間のために続いた怒濤の連続刊行、沈黙六年」と大きく銘打ってあった。六年?僕が初めてダークタワーの第一部を読んだのが、中学生一年生だった1999年で、手元にある角川版「魔道師の水晶球」のハードカヴァーは、2000年5月30日に初版が発行されている。本屋の新刊コーナーに第四部を見つけて買ってから、なるほど、六年近くがたっていることになる。
 六年は長い、長すぎる。その間に僕の身長は20センチ以上は伸びて、様々な経験もした。だからこの第五部が本屋に積んであるのを目にしたとき、暗黒の塔とは無関係な、諸々の記憶(だいぶ前に亡くなった母や祖父のことなど)がフラッシュバックしてきて、おもわず涙しそうになった。まだ中身を読んでもいないのに。
 そして読み終えて一言。とにかく、僕はこの暗黒の塔については正常な判断能力を失っているだろうから、一人のミーハーなファンの贔屓目に見た感想ぐらいに思って欲しい。
 
 やっぱり六年待った甲斐があった!四部をまるで昨日読み終えたかのように、すんなりと話に入っていけた。ローランドの激しい関節炎、ライトセイバーみたいな武器をもった〈狼〉との戦闘、親友カスバートの最後、そしてあの「どこでもドア」再び。スティーヴン・キング本人も登場してさらに熱い展開へ。いままでになかった暗い感じの複線も張られていて、今回も先が気になるところで次の巻へと続いている。『呪われた町』のキャラハン神父が登場して(かなり重要な役)、後日談を語っているので、読んでいない人は『呪われた町』(集英社文庫)で予習をしておくとより一層楽しめます。まぁ、読んでいなくても、どうということはないのだけれど・・・
 普通の人にはどうでもいいことだと思うけど、今まで原書と同じだった新潮版の表紙を描いているSteve stone氏が、今回特別に新潮社のために表紙を書き下ろしてくれたことがちょっと嬉しかった。
 

やっぱり暗黒の塔シリーズが1番好きだ…5
この5部が出るのをどれだけ待ったことか。

その間に一時の熱は冷めたかと思われたけれど…
読み始めると、いともたやすくその世界へ連れ戻してくれました。
いや連れ戻すどころか、のめり込まされた。

とりあえず5部だけ…と思ったのに。
読み終わったとたんに耐え切れなくなり、残りを一気買い。
あーもーキングさん、あなたには敵いません…。

5部〜ラストまでの中でいえば、この5部が1番好きだった。
カ・テットが揃っているというのはいいものだ…と
シリーズ読み終わってから、しみじみ思った。