フューチャー・イズ・ワイルド
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #62915 / 本
- 発売日: 2004-01-08
- 版型: 単行本
- 285 ページ
エディターレビュー
From Publishers Weekly
冴えた着想、しかもめっぽう面白いこの未来の博物誌(アニマル・プラネット・チャンネルの最近の七回シリーズの手引き書でもある)で、地質学者であり古生物学者のディクソンと、自然史テレビスペシャルのプロデューサー、アダムスは、今から2億年後の地球にはどんな生命が生きているのかに思いを馳せる。惑星進化についてコンピュータを使った約110ものイラストを駆使し、著者たちは、地球全体に広がる超大陸(パンゲアIIと呼ばれる)いっぱいに、青い大きな空飛ぶ翼竜や、発光性のサメ、象の体とイカの触腕と「スター・ウォーズ」のジャバ・ザ・ハットの顔を繋ぎ合わせたような森に住む巨大なイカなどを描き出す。こうした生物は、驚くほど微細な点まで描き出されている。
未来の生物を想像するに当たって、あらゆる科学分野の助けを借りた著者たちは、「未来の植物や動物が、現在ある種から進化しうること、実際にそういう生物がいてもまったく不思議はないと納得できること」を目指したと言う。中にはマンガすれすれのイラストもあるが、ほとんどは至ってリアルで、子どもや若者を夢中にさせずにはおかない。基盤となる研究の質の高さと各章の刺激的な語り口は、ティーン・エイジャーを、そして大人をも議論に巻き込み、挑戦を突きつけるに足る科学情報であることは間違いない。
Copyright 2003 Reed Business Information, Inc.
--このレビューは、同タイトルのハードカバーのレビューから転載されています。
出版社/著者からの内容紹介
人類滅亡後、どんな生物が地球上で栄えるのかシミュレートした話題の書。象と見違えんばかりの巨大イカなど出てくる生物のCGも魅力的。
内容(「BOOK」データベースより)
舞台は500万~2億年後の地球。もはや人類の姿はそこになく、大陸の移動と氷河の浸食によって生態系は激変、新たな環境に適応すべく、動物たちは想像を絶した姿に進化した―一見、奇想天外とも思えるこの大胆な仮説を、著者は第一線で活躍する科学者たちの検証を交えながら、きわめて具体的に組み立てていく。現生するどの動物が、いかなる環境の変化に適応した結果、その容姿をとるにいたったのか―かつての食うものが食われるものに、食われるものが食うものに。そこに繰り広げられる新たな弱肉強食の世界を、壮大な時間的スケールのなかで一気に描ききってみせる。時代ごと地域ごとに詳説された、生物進化のマニュアルであるとともに、未来に向けた他に類を見ない一大生命史でもある本書は、まさに知的エンターテインメントと呼ぶにふさわしい内容である。
カスタマーレビュー
大人の遊びを感じます!
ドゥーガル・ディクソンの本を書店で手に取ると
一瞬バカバカしいとは思うのだけれど、ついつい買ってしまう。
以前に出た「アフターマン」ではあくまで想像図であった
異形の生物たちが、本作ではCGときているから
これはなるほどますます嘘臭く、そして美しい!
もちろんこの本を上程するにあたって
世界の識者がその専門的な知識をもとに
遠い未来の生物たちの姿を予見してはいる。
しかしそんな誰にも判らない遠い未来のことを、
大の大人が大真面目に取り組んでいる点こそが
本書最大の魅力である。
どうせ騙されるのだとしたら、上等な嘘であって欲しい。
そんな思いを裏切らない一冊である。
見るだけでなく、読む価値あり
映像版を見た人でも、進化論的な自然観について詳しく知りたいという人は、この本を読む価値がある。文章で書かれている内容と注釈が充実しているからである。この本は、進化は必ずしも進歩ではないという自然観に貫かれている。過剰に適応して栄華と誇っていた生物が環境の変化により衰退し、影でこそこそ生きていたゼネラリストが爆発することがあるのだ。そこがこの本の信頼できるところである。
この本に書かれてある未来予測はおそらく当たらないだろう。しかし当たったとしても驚かないだろう。それは、ありうべき未来の可能性が無限大だからである。だからこのフューチャー・イズ・ワイルドとは別な、フューチャー・イズ・ワイルドがあったとしても不思議ではないし、それを見てみたい気がする。何らかの形の続編を期待したい。
“進化”について考える・・・
一つの生物につき、精巧なイラスト1~3点+本文1~2ページを組み合わせて解説しているので、日本語で読めるのは、かなり吉(2日ほどで読めてしまった。)。
欲を言えば500万年後、1億年後、2億年後と間が空いているので、進化の系図などを添えたほうが掴みやすかったと思う。
ただ、人類滅亡の後の話なので、滅びる側の一員としては、素直に楽しめないかも・・。




