商品の詳細
狐笛のかなた

狐笛のかなた
By 上橋 菜穂子

価格: ¥ 1,575 1500円以上は送料無料 詳細

発送可能時期: 在庫あり。
販売、発送は Amazon.co.jp

13 新品/中古商品価格 ¥ 311

おすすめ度:

商品の詳細

  • Amazon.co.jp ランキング: #119197 / 本
  • 発売日: 2003-11
  • 版型: 単行本
  • 342 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
夕暮れの枯野を火色の毛皮を光らせて駆ける子狐はふしぎな娘に出会った。“あわい”に生まれ、使い魔として生きる野火。“聞き耳”の力を受け継いでしまった小夜。そして、森陰の屋敷に幽閉されている少年小春丸。彼らは、隣り合うふたつの国の、過去の因縁と呪いの渦に巻きこまれていく。孤独でまっすぐな二つの心の物語。

内容(「MARC」データベースより)
ひとの思いが聞こえる「聞き耳」の才を持つ少女・小夜が幼い日に助けた子狐は、恐ろしい呪者に命を握られ「使い魔」にされた霊狐だった。森陰屋敷に閉じ込められた少年・小春丸、そして小夜と霊狐・野火。彼らの運命は?

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
上橋 菜穂子
立教大学大学院博士課程単位取得。文化人類学専攻。オーストラリアの先住民アボリジニを研究、現在は川村学園女子大学助教授。研究者としてフィールドワークを続ける傍ら、作家としての業績も重ねる。著書に『精霊の木』『月の森にカミよ眠れ』(日本児童文学者協会新人賞)、『精霊の守り人』(野間児童文芸新人賞、サンケイ児童出版文化賞)『闇の守り人』(日本児童文学者協会賞)『夢の守り人』(路傍の石文学賞)『虚空の旅人』『神の守り人』(小学館児童出版文化賞)など一連の「守り人シリーズ」(偕成社)が好評を博す。2002年巌谷小波賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

あぁ、よかったぁ。5
美しい日本語で描かれた、美しい日本の話。
政治的なドロドロした描写もあるけれど、それを上回るほどの小夜や野火の清らかさ。
このお話には、強くて正しい人間は出てきません。誰もが弱さ、はかなさを持ちながら、それでも一生懸命生きている。自分の大切な人のために、命を投げ出すことをもいとわない純真さに心を打たれました。
ラストも、あぁ、よかったなぁ、とほっとして読み終われた。余韻にひたれる物語。

なつかしさを感じます。4
守り人シリーズが好きでこの本を手にしたのですが、期待を裏切ることなくいいお話でした。守り人シリーズとはまた違った雰囲気で、日本の美しさが目に浮かんでくるような、心に春の暖かさや清々しさがしみこんでくるようでした。

呪者に縛られた霊狐の野火、おばあさんに育てられた小夜、人里はなれた森の中の屋敷に閉じ込められていた小春丸。この三者がまるで運命かのように権力者の争いに巻き込まれていく。そんなふうにお話が進んでいきますが、野火や小夜のまっすぐな愛情に胸をうたれるでしょう。

終わり方も後味が悪い、というような事はないので、気軽に手にしてはいかがでしょうか。
装丁は和紙のような手触りのいい紙質で出来ていて、大事に扱いたくなるような仕上がりでいいですよ。カバーを外すと表紙とはまたちょっと違った絵が書いてあったりして、長い間大事にもっていたい気にさせてくれる一冊です。

心に響く物語5
 この本、上橋さんのお馴染み「守り人」シリーズとは違い、「恋」がテーマの一つとなった物語です。そのためか一つ一つの場面が非常に美しく感じられます。読み終わったときの感動は、言葉にできないものがあります。