商品の詳細
臨機応答・変問自在―森助教授VS理系大学生 (集英社新書)

臨機応答・変問自在―森助教授VS理系大学生 (集英社新書)
By 森 博嗣

価格: ¥ 714 1500円以上は送料無料 詳細

発送可能時期: 在庫あり。
販売、発送は Amazon.co.jp

29 新品/中古商品価格 ¥ 1

おすすめ度:

商品の詳細

  • Amazon.co.jp ランキング: #8808 / 本
  • 発売日: 2001-04
  • 版型: 新書
  • 238 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
超人気ミステリ作家であり、工学部助教授でもある著者が、理系大学生の珍問・奇問・素朴な疑問に答える。科学から人生相談まで、講義での数万件のQ&Aから、面白いものを選んで構成。

内容(「BOOK」データベースより)
ミステリィ作家であり、某国立大学工学部助教授である著者は、学生に質問をされることで出席をとり、その質問に自身が答えたプリントを配布するという授業を、何年間も続けている。理解度を評価するとともに、自主性や創造性などを高めるためである。授業内容に関連するもの以外に、たわいないものから、科学、雑学、人生相談など、学生の質問内容はヴァラエティ豊かだ。本書は、数万にのぼるそのQ&Aから、ユニークなもの・印象深いものを独断的に選び、その面白さの一端を紹介していく。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
森 博嗣
1975年愛知県生まれ。某国立大学工学部助教授にして、ミステリィ作家。96年、『すべてがFになる』で、第1回メフィスト賞を受賞して作家デビュー。その犀川・萌絵シリーズをはじめ、『黒猫の三角』ではじまるVシリーズ、『そして二人だけになった』『女王の百年密室』『工学部・水柿助教授の日常』など、多数の著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

理屈のミキサ4
 「これがホントに大学生の質問?」とあきれながらも、その答えの切れ味の良さには脱帽。森ミステリィの世界(特に犀川助教授)のクールさが好きな人にはぜひ読んでもらいたい一冊。

 建築に関する質問や、大学に関する質問にもきちんと注釈がついているところが嬉しい。

 しかも、問題を提起して、答えをかかないでいるところは森助教授の講義を聴いているようで、自分で調べる、という行為を思い出させてくれます。

 ここに森ミステリィの原点があります。

う〜ん2
質問に対してのらりくらりと上手くかわして結局答えてない、というのが多いんですよね…「質問→回答」で終わり、ではなく「質問→回答→さらに質問→さらに回答…」という形をとっていたら、もっとずっと面白い本になっていたと思うんですが、授業での質問をまとめたものだそうですから、仕方ないのかな。
僅かのやり取りの内からだけでも著者の頭脳の切れ味の鋭さ、優れたユーモアのセンスが伝わってくるだけに残念ですね。

面白かったが、質問自体に答えていないコメントが多いのは読者としては残念。4
本書は読者の立場としては、質問も面白いが回答の斬新さも面白い。例えば、質問中の用語の定義が不明確な場合も、あなたの言う○○が△△という意味だとすれば~、など翻訳して答えているものも有り、第三者としては読んでいて楽しめる。例えば、「UFOはありますか」という質問に対し、UFOが未確認飛行物体のことだとすれば~、地球外生物の乗り物だとすれば~、と答える等である。しかし、学生が質問を考え出すことを重視するあまり、質問中の日本語の不備などを指摘して質問自体には答えていないものが多く、特に小学生並みの質問に対して自分で調べなさいと斬り捨てているのは、読者からすると残念な点である。調べればすぐにわかる質問や、一見常識だが本当はきちんと答えられない質問に対しても、答えずに済ませず、読者が意外性を感じる回答が示されていなければ本に載せる意味が薄れる。例えば「電話はどうして聞こえるのですか」という質問には、着信する端末を検索する仕組みなど確認しておいた方がよい事柄も含んでいる。また、「小学生でさえできる」という言い方は、小学生の頭脳が大学生より劣っているという誤解を与える。大学生の方が年をとっている分、脳味噌には余分なデータが沢山あるため難しい質問も可能だが、それをもって頭脳が優れているとするのは適切かどうかわからない。また、本書は突っ込み所が多いのも特徴で、色々と楽しめる。例えば、「うちのマンションからテレビ塔が見えるのに中京テレビのみ映らず他局ではゴースト現象が見られるのはなぜか」という質問に対し、情報不足でコメント不可と答えているが、筆者は冒頭で、こういう場合情報の入手方法を提示すると述べていた。ゴースト現象に代表される電波障害の問題は高架橋等の建設の際しばしば重要となる。また、栄のテレビ塔が見えていることと中京テレビが映らないことは関係がなく、それは中京テレビの電波は八事方面から発信されているからであるがその点は言及していない、など。従って、楽しみ方を工夫すれば得るものが多い一冊だとは思います。