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1960年代の東京 路面電車が走る水の都の記憶

1960年代の東京 路面電車が走る水の都の記憶
By 池田 信

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  • 発売日: 2008-03-14
  • 版型: 単行本
  • 240 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
東洋のベニスと称えられた水辺の都市空間。未公開の写真2万数千枚から失われた東京が甦る。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
池田 信
1911年、東京生まれ。第一東京市立中学校(現在の都立九段高校)卒業。1934年、東京都庁に入る。1969年、都立多摩教育会館館長などを歴任して退職。都立日比谷図書館資料課長を務めていた1961年、休日を利用して東京の町並みの写真記録を開始する。1968年、港区の写真2255点をまとめた『みなと写真散歩』を自費出版。1987年6月4日、横浜市金沢区の自宅にて永眠。享年75歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

素晴らしいの一言です。5
本書は1961年から67年までの東京都内の写真約500点で構成されています。

撮影者の池田信氏は故人ですが、当時、都立日比谷図書館資料課長を務めていたそうです。

当然全てがモノクロの写真なのですが、当時の東京の様子が見事にパッケージされています。

構成も地域ごとに分けられていて、自分の住んでいる地域を探してピンポイントで見ることも出来るので非常に便利です。

当たり前なのかもしれませんが現在とは全く違う風景がそこには広がっていて、「道路が広い!」「人が少ない!」などと興奮しつつ鑑賞しました(笑)

それなりの先入観によるところもあるでしょうが、当時の東京の風景にとても温かみを感じました。

巻末には松山巖氏の解説もあり無言で語ることのない写真を補足してくれます。

とにかく充実している写真集だというのが総評です。

こういう作品は後世まで長く長く残っていって欲しいと思います。

買って良かったです。

モノクロ写真がつむぐ懐かしい東京の風景5
■東京都立日比谷図書館の資料課長をしていた池田信氏(1911‐87)は、1961年から72年まで東京都内の風景を撮影し続けた。それはちょうど高度経済成長で町並みが根こそぎ変貌する寸前の時期に当たる。本書は彼が残した2万数千点の記録から厳選したモノクロ写真約500点を収めている。今では超高層ビルが建ち並び、味気ない東京だが、この頃は空が大きく見えて、どこかのどかでゆったりしている。

かつての東京の貴重な記録5
1960年代の東京の街並みを撮影した写真集。

高層ビルがないため,空が広く見える。都電が道路の中央を当たり前のように走っている。
新宿,渋谷,六本木,丸の内……今とはまったく違う光景。
それがほんの40年から50年前までは,ごく普通の姿だったのだ。

何よりも,こんなにも東京には川があったのか,と改めて実感する。
暗渠になったり,高速道路の下になってしまったり,今ではすっかり影の薄くなった川が,
その存在を主張している。

個人的には,勤務先の近くで古くから営業している酒屋の写真が気に入っている。

掲載されなかった分も含めて,これだけの数の写真を撮影した池田氏の強い思いと行動力に頭が下がる。