iPhone SDK アプリケーション開発ガイド
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(5 カスタマーレビュー)
iPhone 3 SDKに関連した情報はUITable関連くらいで多くはないものの、それでも数少ない3.0対応版の和本です。
本書はオライリーの他の本と同様、画面写真や図が少ないです。その点で初心者向けではないのですが、各情報の密度はそのぶん濃くなっているため、コンテキストまで含めた内容を知ることが出来ました。
さすがJailbreak時代から活躍していた方が書いただけあるな、と。
※ 実際、何ができるかが書いてある本は多いものの「何ができないか」が書かれた本は、これとErica女史の本くらいではないかと。
(注意点はオライリーのあのトラップマークできちんと説明されているので安心です)
また、サンプルアプリも機能ごとに用意されているので(合計40個)、目的の機能を個別に学びたい&調べたい人にとっては非常に分かりやすいサンプルになっていました。
そして本書の目玉であるオーディオ関連。
OpenALはユメみるiPhoneで学ぶとして、本書はApple独自のCore Audioフレームワークを網羅しています。なので、
・サウンドファイルの再生、分析
・サウンドの録音
・サウンドエフェクトアプリを作るための地盤固め(Audio Unit)
を知りたい人には本書が最適です。
特にAudio Unitはオトカメラで有名な永野哲久氏(nagano.monalisa-au.org)が邦訳版で追記したもので、原著でも書かれていない貴重な情報です。iPhoneのみならずMac OS XでもCore Audioに特化した情報は少ないので、その点でも購入した価値はありました。
あとはなかなか説明の無いCFNetworkを説明してくれていたりと、かゆいところに手が届くような本でした。
とりとめが無くなってしまいましたが、レファレンスだけでアプリが組めるようになって来た方にお薦めの本です。間違いないです。
−−−
ちなみに、「はじめに」で書かれたJonathan Zdziarski氏の、iPhone SDK(の隠蔽志向なフレームワーク)へのぼやきは必読です。思わず笑ってしまいました。
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #105919 / 本
- 発売日: 2009-09-07
- 成分: Example Ingredients
- 版型: 大型本
- 448 ページ
エディターレビュー
内容紹介
本書ではiPhone SDKアプリケーション開発に必要な知識とコードを読者に提供します。テキスト表示や画面の回転への対応、ページ移動から始まり、マルチタッチや各種UI 部品の扱い、さらには画像、サウンド、ビデオ、ネットワーク、位置情報、アドレス帳、環境設定、カバーフローなどのトピックに関して、そのテクニックをプログラム例とともに基礎から詳しく解説します。iPhoneアプリケーション開発に必要な基礎技術を網羅しています。
日本語版ではInterface Builderの解説を補強したほか、巻末付録としてCore Graphicsの使い方、オーディオセッションとオーディオユニットについて加筆しました。
内容(「BOOK」データベースより)
本書ではiPhone SDKアプリケーション開発に必要な知識とコードを読者に提供。テキスト表示や画面の回転への対応、ページ移動から始まり、マルチタッチや各種UI部品の扱い、さらには画像、サウンド、ビデオ、ネットワーク、位置情報、アドレス帳、環境設定、カバーフローなどのトピックに関して、そのテクニックをプログラム例とともに基礎から詳しく解説。iPhoneアプリケーション開発に必要な基礎技術を網羅。日本語版ではInterface Builderの解説を補強したほか、巻末付録としてCore Graphicsの使い方、オーディオセッションとオーディオユニットについて加筆しました。
著者について
Jonathan Zdziarski(ジョナサン・ジジアルスキー):
iPhone開発者の間ではNerveGas(ナーブギャス)というハンドルネームで広く知られる名うてのiPhoneハッカー。彼がiPhoneの構造や機能を解明したことにより、最初のオープンソースアプリケーションのポート作業が非常にはかどったのは有名。iPhoneに関する彼の初めての著書“iPhone Open Application Development”(O'Reilly Media)は出版直後から熱狂的な支持を得て、SDKの着想が生まれる以前に、人気のデバイスiPhone向けにアプリケーションを書く方法を開発者に伝授した。
また、“iPhone Forensics”(O'Reilly Media)の出版に先立って、警察官や検察官などの法執行官だけに配布されたiPhone関係の科学捜査のマニュアルを作成・サポートしたほか、多数の科学捜査官の捜査も支援した。加えて、法執行機関と綿密な連絡を取り合って空き時間にiPhone関係の科学捜査をテーマとしたワークショップの講師を務め、科学捜査官や企業機密保護担当者を養成している。フルタイムの研究者でもあり、専門はオンライン詐欺やスパムメールに対処するための機械学習技術。また、顧客保護を推進する方法を学習することのできるネットワーク製品の開発にも携わっており、注目を浴びている次世代のスパムフィルタDSPAMを開発するプロジェクトを立ち上げた(このプロジェクトは2006年にSensory Networks, Inc.に買収された)。
機械学習とアルゴリズム理論の分野の第一人者であり、スパムメールをテーマに広く講演活動を行っている。http://www.zdziarski.comにウェブページ。
