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日本でいちばん大切にしたい会社

日本でいちばん大切にしたい会社
By 坂本 光司

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  • Amazon.co.jp ランキング: #167 / 本
  • 発売日: 2008-03-21
  • 版型: 単行本(ソフトカバー)
  • 207 ページ

エディターレビュー

内容紹介
鳩山首相が感動し、訪問、所信表明演説で紹介した、
チョークの会社のエピソードを収録。
村上龍氏推薦!
日本経済新聞「ベストセラーの裏側」 R25「R25的ブックレビュー」、AERA、
TBSテレビ「サンデージャポン」「久米宏のテレビってヤツは!?」
フジテレビ「ニュースJAPAN」 TBSラジオ「アクセス」
文化放送「武田鉄矢 今朝の三枚おろし」 BS11「ベストセラーBOOK TV」
毎日新聞、産経新聞、静岡新聞、北海道新聞、日経MJ、週刊ダイヤモンドなど、様々なメディアで「泣けるビジネス書」として話題沸騰!

本書の第1部で、著者は「会社経営とは『5人に対する使命と責任』を果たすための活動」であるとして、経営の目的を以下の5つに定めています。
1 社員とその家族を幸せにする
2 外注先・下請企業の社員を幸せにする
3 顧客を幸せにする
4 地域社会を幸せに、活性化させる
5 株主を幸せにする

多くの経営書では、会社は株主のものである、と書いています。
また、「会社は誰のものか」という議論では「株主のもの」という考えが支配的で、
経営の目的も「顧客満足」とか「株主価値の最大化」などということが当然のようにいわれます。
しかし著者は、みんな勘違いしている、と喝破します。会社は顧客のためのものでも、まして株主のためのものでもない、というのです。
社員が喜びを感じ、幸福になれて初めて顧客に喜びを提供することができる。
顧客に喜びを提供できて初めて収益が上がり、株主を幸福にすることができる。
だから株主の幸せは目的ではなく結果である――これが著者の主張です。
目からウロコが落ちる思いの経営者、社員の方々が大勢いるのではないでしょうか。

第2部では、そのことを実証する「日本でいちばん大切にしたい会社」が登場します。
心を打つ、胸にしみる現実のストーリーです。
働くことの意味、会社という存在の意味を深く教えてくれる、必読の1冊です。

内容(「BOOK」データベースより)
なぜこの会社には、4000人もの学生が入社を希望するのか?なぜこの会社は、48年間も増収増益を続けられたのか?なぜこの会社の話を聞いて、人は涙を流すのか?6000社のフィールドワークで見出した「日本一」価値ある企業。

著者について
福井県立大学教授・静岡文化芸術大学教授等を経て2008年4月より法政大学大学院政策創造研究科(地域づくり大学院)教授および法政大学大学院イノベーションマネジメント研究科(MBA)客員教授。他に、国、県、市町や商工会議所等団体の審議会や委員会の委員を多数兼務。専門は中小企業経営論・地域経済論・産業論。


カスタマーレビュー

正直者がばかを見ませんように3
きれいごとだけでは経営が成り立たないことも分かってます。
この本のことを「学者先生に何が分かる…」と言うこともできると思います。

でも、素直に感動した。電車で読んでて、危うく涙が出そうになった箇所も…。
ここに出てるような会社がきちんと儲かっているといてよかった。
「やるべきことをきちんとやる」+「相手のためにという気持ち」+「一工夫」ができた会社が繁栄する、
ということをシンプルに教えてくれる本。単なる「正論」なんですけど、なかなかできないんですよね。

こんな会社があったなんて・・・5
日本でいちばん大切にしたい会社
「日本にはこんなすばらしい企業があったのか!」
思わずそう唸ってしまいそうな、5つの会社を紹介してくれる。
そのうちの1社である、中村ブレイス工業はカンブリア宮殿でも取り上げられていたので、ご存じの方も多いかもしれない。

一般的に、大きく賞賛され、取り上げられるのは売上高や営業利益が高い企業や、業界で独占的地位を得ている企業がほとんど。
そんな資本至上主義的なものの見方とは一線を画した取材を続け、常に「よい経営のありかた」を全国で説いてまわっている著者が。特別感銘を受けた企業をいくつか紹介しているわけである。
特に涙がでるほど感動したのは、本書で一番はじめに取り上げられている日本理化学工業である。
まず驚きなのが、社員の7割が何らかの障害を持っている人々からなっていることである。

まだひとりの障害者も採用していなかった当時、ある障害者たちが職場体験にやってきた。
まわりがフォローしつづけて、ようやくその期間を終えたわけであるが、最後の日に社員全員が集まって社長に訴えた。
「どうかあの子をウチで働かせてあげてください!足りない部分は私たち全員でフォローしますから!」そう懇願したのである。
しかし・・・いろいろな考慮要素もあり悩み続けていた社長は、ある住職に相談をした。
そうすると、「幸せ」とは、@人に愛されA人の役に立ちB人に必要とされC人に感謝されることからである。しかし、ABCは仕事をすることでのみ得られる幸せである。
そう告げられ、社長は、「はたらく」喜び・幸せを彼らに知ってもらいたいと考え、採用を決めたのである。

イベントを開いたり、金銭的に支援したりするだけでは根本的には癒されない。
「採用・雇用」という側面から、障害を持った人たちを支えようとしているのである。採用を聞いた障害者のご両親は泣いて喜んだそう。

これこそがまさに本当の地域・社会貢献である。
本書に紹介されている企業の共通点であろう。
しかし、これにとどまらないのがすごいところで、
売上高・営業利益という点でも目を見張るものがある。

「不景気だから」「地方だから」などと、外在的理由で言い訳することなしに、
企業なりの工夫を続け、〇〇年連続増益などの偉業を達成しているのである。


なるほど、毎日テレビCMで流れてくるような大企業も尊敬に値するかもしれない。
しかしながら、あまり目立たなくても、利益をあげながらも素晴らしい社会貢献をしている企業がいくつも存在しているのだ。そのような企業の存在を私たちは忘れてはいけないし、賞賛する態度が必要だと思う。

社会・会社を見る目を変えてくれる、そんな一冊。

テーマも構成も文章も◎4
著者の前著『リピーターを呼ぶ感動サービス』『私の心に響いたサービス』の
中でも紹介されている「よい会社」の充実版、ともいえる内容だと思います。

2部構成となっており、1部は「(よい)会社とは」という総論、2部は
著者が「よい会社」と判断している5社(+α)が紹介されていますが、
1部が長すぎない点がいいです。

よき経営を学びたいという人は2部だけ読んでもいいし、2部のあとに1部を
読む、というのもありかもしれません(私は2部から読みました)。

中村天風とかカーネギーもいいですが、こういう本を大企業のお歴々には読んで
ほしいものです。

それにしても、(失礼ながら)前著と比べて格段に文章がよくなっているのは
どうしたのでしょう? おかげで本当に読みやすかったです。