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ダメ上司論 (日経プレミアシリーズ 49)

ダメ上司論 (日経プレミアシリーズ 49)
By 山田 咲道

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  • 発売日: 2009-05-09
  • 版型: 新書
  • 192 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
赤字会社の独特の文化とは?なぜ優秀な社員がやる気を失うのか…。働きづらい職場の陰にダメ上司あり。多くの現場を観察した会計士が、正しい「管理」によってもうかる組織の論理をわかりやすく説く。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
山田 咲道
公認会計士・税理士。昭和39年山梨県生まれ。昭和61年筑波大学卒業。翌年公認会計士試験合格後、監査法人トーマツ勤務。平成5年エース会計事務所開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

人を残す人生こそが上5
初っ端から「その通り」と感じる事例がいくつも紹介されていて、笑うに笑えないままに、一気に読了しました。
基本的には部下に対して性善説で対応し、自分で考えさせ、達成感を味あわせる。そのための具体的な対策や対応も記載されています。もちろんある限界点からは性悪説で対応を要しますが。
私自身は、本書で紹介されいてた後藤新平の言葉(P.142):「・・・人を残す人生こそが上・・」というのが一番心に響きました。売上や成績ではなく、迷った時の最後の判断基準として素晴らしい考え方だと思います。

上司として謙虚に反省5
すべての上司が自分の行動を振り返って反省する機会を与えてくれる本です。

「部下が動かないのは、自分の接し方や仕事の振り方が至らないからでは」
人との接し方について、すべての人が同じように悩んでいるのがよくわかります。

また、土光敏夫氏の次の言葉を引用し、マンネリ化した態度と気持ちを引き締めてくれます。
「会社で働くなら知恵を出せ。
 知恵のない者は汗を出せ。
 汗もでない者は静かに去っていけ。」

あきらめずに、頭と体をもう一踏ん張り働かせてみようと励まされました。

タイトルがタイトルだけに、会社の中で開くことができませんでした5
タイトルから類推すると、「日本には部下から見たダメ上司がたくさんいるので、どのように自己防衛を図るか、どのように突き上げるか」的なことが書かれているかと思って読み始めましたが、「どうすれば”いい”組織を築くことができるか」ということについて、上司・部下双方の視点から建設的な内容で書かれており、非常に参考になりました。

前半では、上司の役割とは?、なぜ上司が部下より高い給料をもらっているのか?優れた上司とは?といったことが議論されています(一方でダメな上司の事例も挙げられています)。
そして後半には、社員自身がどのような意識を持って仕事に取り組むべきか、物事がうまく運ばないのときにまずは自分のせいだと考えることができるか、といった、具体的な行動指針のようなものが示されています。

そして、最後の方にある一文が最も印象に残りました。
”突き詰めて内省していけば、「相手も、『相手のせい』だと考えているに違いないが、そう考えさせているのは、結局は自分のせいなのだ」と考えられるようになる。こういう考えを、(上司・部下)どちらか一方でも持てるようになれば、トラブルは解決に向かう。”
つまり、上司・部下どちらか一方が100%正しいというわけではないので、お互いに信頼感を持ってコミュニケーションを図っていくことがいかに大切か、という基本的なことを再認識できました。