実録闇サイト事件簿 (幻冬舎新書)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #327470 / 本
- 発売日: 2009-05-27
- 版型: 新書
- 212 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
面識のない男たちが、サイトを介して初めて会ったその日に犯罪を計画し、見も知らぬ31歳の女性を殺した「闇サイト殺人事件」。犯罪小説を地でゆくこの事件を生んだ「闇サイト」とはそもそも何のために開設され、どんな人物がアクセスしているのか。さらに報酬20万円で殺人を請け負う「何でも屋」、恨みを晴らす「復讐代行」など、2005年頃から危険なサイトが増殖している。閉塞した現代社会の合わせ鏡、インターネットの「裏」に深く切り込む、戦慄の実録ルポ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
渋井 哲也
1969年栃木県生まれ。93年東洋大学法学部卒。「長野日報」社を経て、98年フリーに。インターネット・コミュニケーション、少年事件、ネット犯罪、自傷、自殺、援助交際などについて取材を続ける。2001年、東洋大学大学院文学研究科教育学専攻博士前期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
闇サイト犯罪の情報が充実
犯罪に闇サイトと言われるインターネットサイトが介在した、殺人、集団自殺などの怖い事件が近年急増している。闇サイト事件の当事者への直接取材を豊富に行い、ネット犯罪に精通している著者による「闇サイト」のまとめ的な本。新書としては相当な件数の闇サイト事件を採録している上、当事者の声も多く入っていて、闇サイト殺人、連鎖・集団自殺がなぜ起こってしまうのかを明らかにしている。
ネットを介した殺人依頼や共謀も興味深いが、より深刻さを感じたのが、自殺サイトの蔓延だ。練炭や硫化水素自殺の方法がネットであっという間に広がってしまう。かつて完全自殺マニュアルの害悪が批判されたが、自殺サイトの害悪はもはやその比ではない。家にいながらにして方法も道具も、一緒に死ぬ仲間も簡単に見つかってしまう。また、薬物の違法な売買も密売人を「氷屋」と呼ぶような独自の符丁で、密売サイトで販売されているというし、リタリンなどの精神安定剤などの大量使用(えてして自殺と関わりが深い人たちだが)を推奨、それ向けの薬を非合法に売るサイトなどなど、現実社会に闇があるようにネットにも闇ができてきたのだな、と痛感させられる本だった。これらの情報が充実しているので、闇サイト犯罪は本書一冊で十分なような気がする。
