北国の帝王 [DVD]
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #5824 / DVD
- 発売日: 2009-03-06
- アスペクト比: 1.78:1
- ディスク枚数: 1
- 形式: Color, Dubbed, Subtitled, Widescreen
- 実行時間: 121 分
エディターレビュー
内容紹介
「骨太映画」の名匠
ロバート・アルドリッチの最高傑作が
待望の初DVD化!
巨匠ロバート・アルドリッチ監督が描く究極の男のロマン!
男と男の魂が激突する命がけの闘い!
<キャスト&スタッフ>
Aナンバーワン…リー・マーヴィン(小林清志)
シャック…アーネスト・ボーグナイン(富田耕生)
シガレット…キース・キャラダイン(朝戸鉄也)
クラッカー…チャールズ・タイナー(上田敏也)
監督:ロバート・アルドリッチ
製作:スタン・ハフ
製作総指揮:ケネス・ハイマン
脚本:クリストファー・ノップ
音楽:フランク・デ・ヴォール
●字幕翻訳:清水俊二
<ストーリー>
1933年、アメリカ大不況のさなか、列車に無賃乗車しながら移動する浮浪者“ホーボー”たちの存在を、オレゴン州ウィラメット・バレーを通過する19号車の鬼車掌シャックは決して許さず、非常な鉄槌を下し続けている。しかし、Aナンバー・ワンだけは常に彼の裏をかいては19号車に乗り込み、周りから“北国の帝王”と崇められていた。そんなある日、彼の王座を狙おうと、若いホーボーのシガレットが行動を共にするようになるが……。
<ポイント>
●男の映画にこだわり続けた「骨太映画」の名匠ロバート・アルドリッチの最高傑作にして代表作が待望の初DVD化!
●北国の帝王=「男の中の最高の男」を描いた男の映画! “男ならアルドリッチ、見るなら『北国の帝王』! これを見なきゃ男じゃない!
●リー・マーヴィン&アーネスト・ボーグナイン、二大オスカー俳優の激突。鮮烈な男の生き方が爆発する70年代アクション映画の帝王!
●1930年代の不況期をぎりぎりに生きた男たちの捨て身の挑戦を描いた感動のアドベンチャードラマ! 衝撃と残酷描写で見るものを圧倒する20分間のクライマックスシーンはもはや伝説。
●オレゴン大平原を疾走する蒸気機関車の勇姿。その雄大な景色とともに、SLファンも必見。
●無賃乗車の帝王と冷酷非道な車掌との命懸けの戦い。このシンプルな構図が、いつしか男のロマンへと昇華していくカタルシス。
●1933年の世界大恐慌が背景。それはふと、75年後の現代とも相似するものがあり、より一層テーマ的に共感できるものもある。
●主要キャストに女性が皆無という、これぞまさに“男”の映画。(しかし若い女性の腋毛剃りや、川での透け乳などセクシー・ショットあり!)
●日本語吹替音声計約92分収録。
※現存するテレビ放送当時のものをそのまま収録しております。そのため一部吹替の音源がない部分はオリジナル音声(字幕スーパー付)となっております。
<特典>
●デイナ・ポーラン(映画歴史家)による音声解説
●オリジナル劇場予告編
●TVスポット #1
●TVスポット #2
●隠しコマンド:“EMPEROR OF THE NORTH POLE”TRAILER(字幕なし)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
骨太映画の巨匠、ロバート・アルドリッチ監督がリー・マーヴィン、アーネスト・ボーグナインの2大オスカー俳優共演で手掛けたアクション。無賃乗車を許さない列車の鬼車掌と、無賃乗車の帝王が激突する。
内容(「Oricon」データベースより)
名匠ロバート・アルドリッチの最高傑作!1930年代・世界大恐慌の時代をぎりぎりに生きた男たちの捨て身の挑戦を描いた感動のアドベンチャードラマ!リー・マーヴィン、アーネスト・ボーグナイン、キース・キャラダインほか出演。
カスタマーレビュー
一生を通じた、真夜中の飲み友達のような・・・
待ってました!
アルドリッチの作品は前作DVD化してほしいし
コンプリートを目指しておる次第ですが、中でも
これだけは火急でDVD化すべきであった作品。
漸くにして、その時が来たようで実に嬉しい。
ジャケが今風でありきたりなデザインなのには無論目をつぶりますが、
正直、当時のチラシのデザインそのままで充分だったかと。
やはり70年代映画は70年代のテイストで堂々とリリースして欲しかったです。
みうらじゅん氏が認定する「No.1モテね映画」。
まさに女性主体の消費社会には1ミリも居場所のない作品ですが、
男なら、妻子や彼女がいようといまいと、皆が寝静まった深夜に1人、
ビール片手に何回でも観たい、いや、観るべき「生涯の戦友(とも)」とでも
呼ぶべき傑作、いや、心の友と言えるでしょう。
個人的にはリー・マーヴィン繋がりでは、マイナーですが
マイケル・リッチー監督でジーン・ハックマンと共演した
「ブラック・エース」とジョン・ブアマン監督の
「殺しの分け前/ポイント・ブランク」を早々にDVD化してほしい。
「殺人者たち」「北国の帝王」がリリースされた今、上記2作品は、
まさにリー・マーヴィンの、残された傑作であり、絶対に今でも
観られるべきクオリティを持った作品・・・だったはずだ。
「北国の帝王」は無声喜劇映画調のギリシャ劇である
1973年に東京で偶然、試写会で見て言葉を失った傑作。既に本作の魅力は多くのレビューアーが書いていますので、DVD特典のニューヨーク大学映画学科教授ディナ・ボーランの音声解説を略述紹介します。
“本作では大不況時代という設定は重視して描かれてはいません。ロング・ショットよりもクローズ・アップ中心で、背景も霧や夜などぼかされて映されており、人間対人間の対決に関心を向けるような映像になっています。『特攻大作戦』以降、ヒット作が無かったアルドリッチは無声映画の手法(開始のアイリス・インや場面転換でのワイプ)や、滑稽な車掌の動き・表情、道具の使い方など無声喜劇映画の要素を取り入れてヒットを狙いました。現実にはそれほど興行的には成功しませんでしたが、徐々に真価が認められます。同じような演出は『ロンゲスト・ヤード』に引き継がれ、大ヒットしました。
登場人物はすべてあだ名で呼ばれ、本名はあきらかにされず、作品の象徴性を高めています。鬼車掌・真の悪(ボーグナイン)と北国の帝王・ましな悪(マーヴィン)という、いわば「タイタンの戦い」を見守る鉄道員たちは「コロス」。ギリシャ劇のような構図が見てとれます。途中の停車駅の名セーラムは魔女狩りで有名な町と同じです。また、若造(キャラダイン)は1960年代の若者を連想させます。1960〜70年代に流行した相棒(バディ)映画(『明日に向って撃て!』など)に対する批評、そして強情だが未熟な若者に対する批評という意味があったのでしょう。ただ、強い男は強さを演じ続ける必要があり、それが最後には自滅を招くということも、この映画には表現されています。”
『キッスで殺せ!』にも大天使ガブリエルなど聖書の構造がありましたし、私見ではアルドリッチの最高傑作『ワイルド・アパッチ』にも人類学的な構造がありました。遺作『カリフォルニア・ドールス』などアルドリッチ作品のさらなるDVD化に期待したいと思います。
誇りを賭けた男たちの闘いに酔いしれよ。
ハリウッド硬派アクション映画の雄ロバート・アルドリッチの数多いフィルモグラフィーの中でも屈指の傑作、待望のDVD化だ。よっ、待ってました!と合いの手のひとつも掛けたくなる。
1933年のアメリカ、大恐慌で社会が喘ぐ中、失業者たちから“Aナンバーワン”と呼ばれ賞賛されていた伝説の男が居た。と言っても、資本家の横暴と闘う義賊や革命家と言う訳ではない。これ実は、列車の無賃乗車を繰り返すホーボーとそれを阻止する車掌のお話なのだ。正直、地味でとても映画的とは思えない設定なのだが、これを、リー・マービンとアーネスト・ボーグナインの不敵なツラ構えのタフガイふたりが演じ、アルドリッチが手掛けると、正に男と男の意地と自尊心を賭けた闘い、アクションとハードボイルドの薫り充満する溜め息ものの傑作となるから凄いんです。
老いを感じながらも、軽口を叩く若者を唾棄するマービンの孤高のタフネスさ、シャベルをぶん回すボークナインの鬼気迫る残忍さ、今も脳裏に焼き付くラストまでの、120分1本勝負、男同士の死闘は手に汗握る面白さだ。
70年代のアメリカ映画の面白さのエッセンスがギュッと濃縮された今作、CSとド派手さのみが目立つアクション映画に食傷気味な者には、アドレナリンが逆流し、熱いものが込み上げてくる様な快作、私はトリミングされたLD版しか持っていないが、これ、スコープ・サイズで見たら、SLの疾走感とダイナミックなアクションで凄い迫力だろうな。

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