罪深き海辺
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #28114 / 本
- 発売日: 2009-07-23
- 版型: 単行本
- 504 ページ
エディターレビュー
内容紹介
財政破綻寸前の港町に突然現れた、大地主の遺産相続人。
激化する暴力団の攻防、相次ぐ不審死、進出企業の陰謀・・・・
敵か味方か。騙すか騙されるか。長い間、大きな石の下に
隠れていた毒虫たちが動きだし、一気に不穏な空気が立ち込めるなか、
老刑事は命をかけて、「禁断の事件」の真相に挑む-
内容(「BOOK」データベースより)
財政破綻寸前の港町に突然現れた、大地主の遺産相続人。激化する暴力団の攻防、相次ぐ不審死、進出企業の陰謀…敵か味方か。騙すか騙されるか。長い間、大きな石の下に隠れていた“毒虫”たちが動きだし、一気に不穏な空気が立ち込めるなか、老刑事は命をかけて、「禁断の事件」の真相に挑む―。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大沢 在昌
1956年名古屋生まれ。慶応大学法学部中退。79年「感傷の街角」で第1回小説推理新人賞を受賞し、デビュー。86年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、91年「新宿鮫」で第12回吉川英治文学新人賞と第44回日本推理作家協会賞長編部門、94年「新宿鮫 無間人形」で第110回直木賞、2001年「心では重すぎる」、02年「闇先案内人」で日本冒険小説大賞、04年「パンドラアイランド」で第17回柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
爽やかに最後まで楽しめる一冊!
ピーンと張った一本の糸のように、ノンストップで最初から最後まで語られるから、きりのいい場所がなくて、読みだすとやめられない。息もつかせないとはこのことだ。
しかも予想通り(?)、終盤には読者を裏切るような謎解きがあるのだけど、とても気持ちのいい裏切りなので読後感も爽快!
主人公の干場功一が、爽やかで強くて、そのお陰でジメジメした話も明るく楽しめる。
ハードボイルド好きにはおすすめです!
大沢在昌 久しぶりの会心作
対立する複数組織に牛耳られた街に、風来坊がフツと立ち寄り、何気ない軽い調子で、これらを壊滅に
導く。読み出しは丸々、黒澤明監督の[用心棒]か、マカロニウエスタンと呼ばれた映画[荒野の用心棒]の
オマージュか?と疑ったが、どうしてどうして、私には[ザ・ジョーカー](1 の方、続編は駄目だった。)
以来の会心作と思われた。最近のロシア、中国、台湾マフィアがどうのこうのという、くどい
解説がなく、絞り込んだストーリーをグイグイ読ませていく。結構どんでん返しも用意されており、
それをサラッと見せるのも旨いと思いました。
500ページ一気読みでした。この一作は海外のミステリーと比しても遅れはとらないなぁ。
題名も[ゾンビシティ]から改題して、良かったんじゃないでしょうか?
題名が結構物語の本質を表わしていると、思います。
普段と違う大沢ワールド
渋い刑事が出てこない。ヤクまみれの悪党も出てこない。いつもと違う。
少しヌケた、ボーっとした青年がサビレタ漁村に入ってきてから、周りがザワザワし始める。
転がるように話は進んでいくのだが、的が絞れずに更に転がり続ける。
しかしながら、ラスト30ページ、謎解きが終わる時は圧巻である。大沢ワールドの真骨頂を見せてもらった。




