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スティグリッツ入門経済学 <第3版>

スティグリッツ入門経済学 <第3版>
By J.E.スティグリッツ, C.E.ウォルシュ

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  • 発売日: 2005-04-08
  • 版型: 単行本
  • 537 ページ

エディターレビュー

出版社 / 著者からの内容紹介
もはや「経済学の入門書」ではグローバルスタンダードとして定評のあるテキストの第3版。不完全市場についての新たな章と7種類のコラム、書き下ろしの4章分でますます魅力的に。

内容(「MARC」データベースより)
経済学理論のみならず、金融、国際経済など多様な分野を研究対象としているトップ・エコノミストが書いた経済学のテキスト。経済学の第一歩から最新の理論までがわかる。99年刊の第3版。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
スティグリッツ,ジョセフ・E.
コロンビア大学教授。イェール大学、オックスフォード大学、プリンストン大学、スタンフォード大学を経て、現在はコロンビア大学教授として経済学、国際関係、公共経済学等を教える。1979年、アメリカ経済学会が経済学にもっとも貢献した若手経済学者に与えるジョン・ベイツ・クラーク賞を受賞し、2001年には「情報の経済学」を築きあげた貢献により、G.A.アカロフ、A.M.スペンスとともにノーベル経済学賞を受賞した。その研究活動の範囲はきわめて幅広く、ノーベル経済学賞の受賞理由となった「情報の経済学」のほかにも、時間とリスク、金融市場、財政、貿易、経済発展・開発など、経済学の多様な分野に新しい角度から鋭い分析を行い多大な貢献がある。またJournal of Economic Perspectivesの設立編集委員でもある。1993年から1997年にクリントン政権下の大統領経済諮問委員会(CEA)委員・委員長、また1997年から2000年に世界銀行上級副総裁兼チーフエコノミストを務めるなど、現実の政策問題の分析・解決にも積極的にかかわっている

ウォルシュ,カール・E.
カリフォルニア大学サンタクルツ校教授。プリンストン大学、オークランド大学(ニュージーランド)、スタンフォード大学を経て、現在カリフォルニア大学サンタクルツ校で経済学の入門コースを教える。特に金融分野において数多くの貢献があり、大学院用テキストMonetary Theory and Policyの著者としても知られている。カリフォルニア大学の前にはサンフランシスコ連銀のシニアエコノミストであり、現在もサンフランシスコ連銀とカンザスシティ連銀、フィラデルフィア連銀、連邦準備制度理事会のビジティング・スカラーを務めている。そのほかにもイングランド銀行、スペイン中央銀行、ポルトガル中央銀行、IMF等で金融経済学のコースを教えている。American Economic Reviewの元編集委員、Journal of Money,Credit,and BankingおよびJournal of Economics and Businessの上級編集委員、Journal of Macroeconomicsの編集委員を務める

薮下 史郎
1943年兵庫県生まれ。66年東京大学経済学部卒業。72年イェール大学Ph.D.横浜国立大学を経て、早稲田大学政治経済学部教授

秋山 太郎
1957年青森県生まれ。79年横浜国立大学経済学部卒業。84年東京大学大学院経済学研究科修了。現在横浜国立大学経済学部教授

蟻川 靖浩
1969年兵庫県生まれ。92年早稲田大学政治経済学部卒業。2000年早稲田大学大学院経済学研究科修了。山形大学を経て、早稲田大学大学院ファイナンス研究科助教授

大阿久 博
1962年栃木県生まれ。87年慶応義塾大学経済学部卒業。97年早稲田大学大学院経済学研究科修了。武蔵野大学現代社会学部助教授

木立 力
1954年青森県生まれ。78年横浜国立大学経済学部卒業。85年京都大学大学院経済学研究科修了。青森公立大学経営経済学部教授

清野 一治
1957年東京都生まれ。85年東京大学大学院経済学研究科修了(経済学博士)。早稲田大学政治経済学部教授

宮田 亮
1970年兵庫県生まれ。93年早稲田大学政治経済学部卒業。2000年横浜国立大学大学院国際開発研究科修了(学術博士)。琉球大学法文学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

実に経済が明快にわかる最良書5
自分は、大学院から経済学を学ぶことになった為、日本にだけでも何千とある経済学の本の中から何を読むべきか正直迷っていたのですが、このスティグリッツ氏の「入門経済学」を読む前に、「世界を不幸にしたグローバリズムの正体」を読んでいたのもあって、この本に決めました。

正直この本は、最高です。何か経済学というか、もっと単純な言葉、例えば「社会のしくみ」を知るために読む本だと思います。最初から最後まで、その「しくみ」が明快で、数学の苦手な方でも、ほとんど経済の数式は出てこず、簡単に読める本です。なんともスラスラと読め、これから経済学を学ぼうとする人にはもちろんのこと、高校生でも、社会人の方でも読んでいただきたい本です。

良書には違いないんですが、若干の注意5
良書にはちがいないんですが、若干の注意です。
(1)簡単だけど・・・
・「高校生でも読めるように」書いてありますので、難しい数学の知識はホントに要りません。日本語版には「日本語版補論」というかたちで、数学的な説明も入っています(その点原典よりお得感あり)が、それも基本的な知識から説き起こしてくれるので何とかなりそうな気がします。
・しかし、ほんとにそのまんま高校生でも読めるレベルのことまでしか書いていないので、数学的にある程度のレベル以上の範囲の説明や、高度な概念の説明はサックリ飛ばしてあります。なので、あとあと数学を使った勉強をしなければならない人や、ある程度高いレベルの議論についていかなかればならないひとが本書を使うのはちょっと不安が残ります。ページ数もあるので、「さらっとよんで次の本へ」という感じでもありませんし。
(2)三分冊なので・・・・
・この本は1冊の原著を3つに分けたうちの初めの一冊です。「入門」「ミクロ」「マクロ」中の「入門」です。結構タイトな原著を三つに割って束ねなおすことで、「入門」では、文字通り入門的な内容の限りで、ミクロ・マクロをある程度押さえる内容を作り上げたわけです。
・しかし、体系的に一直線に書かれた原著と見比べてみるとわかるのですが、日本語版の3分冊は「入門」が「ミクロ」「マクロ」をつまみ食いしているせいでいっきに3冊読もうとすると結構ジャンプする事になります。「ミクロ」「マクロ」を読むだんになって、ばんばん飛ばしていくことになり、なんかおかねが勿体ないというか、まどろっこしいと言うか、なんでわざわざ「入門」をつくったんだ?という感じになるのです。
(3)訳がいきとどいているので・・・
・訳がいきとどいているので(オマケコラムまですべてノーカット完全訳です)詳しく分かりやすいことこの上ないです。実際、マンキューはカットだらけです。スティグリッツは日本語版にしかないおまけ説明(補論など)まで付いています。
・しかし、そのぶんやっぱり長いです。すっごく分厚くなっています。覚悟してください。一冊目ではなくて、2冊目3冊目で読む人にとっては、丁寧すぎてちょっと、という現象が起きると思います。

物理的重さを超える価値5
 J.E.スティグリッツ氏の経済学の邦訳三分冊の第一・入門編に相当する。J.E.スティグリッツ氏の経済学上の立場は、他の紹介をお読み頂くとして、物理的重みに閉口される方もいらっしゃる可能性もあるが、ミクロ、マクロも同様の物理的重さである。
 しかし、この重みは挑戦するに値する。極力数式の使用を控えて、あくまで論述による論理展開であり、例示する事例も分かり易い。
 論理展開を追っていけば、経済から見た社会の見方に接近できるものと思われる。井の中の蛙となりがちな人として、必要な著作と思われる。