生命保険の「罠」 (講談社+α新書)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #15946 / 本
- 発売日: 2007-11-21
- 版型: 新書
- 192 ページ
エディターレビュー
内容説明
生保営業マン自身はお勧め保険に入ってる?元大手生保営業マンの告白。保険の仕組みのイロハから、CMコピーのカラクリ、会社で起こった奇怪な出来事の数々。そして保険のプロ自身の加入の仕方を大公開。
内容(「MARC」データベースより)
保険会社の人間が「売っている保険」と「入りたい保険、入っている保険」は、まったく違う。お客様はこうして騙されている! 日本生命の元営業マンが、業界のカラクリを告白する。
カスタマーレビュー
生命保険会社にカモられないように
私も自分の入っている保険についてはかなり考えている方だと自認している。
前半部分は「自分の理解の整理」くらいの気持ちで流し読みし、
「この本もいわゆる業界の暴露本か」くらいに思っていた。
少しずれるが、いわゆる業界の暴露本の類の結論は
消費者が実際にどう行動すればよいかまでは触れられていない。
(触れられているように見えるものもあるが不十分なものばかりである)
大抵は著者のビジネスの宣伝の為に意図的にそうしているものか、
あるいは業界の大きな仕組みには個人ではどうしようもできないからか。。理由は色々あるだろうが。
本書が他の本と違うと感じたのは上記の内容がクリアされている点である。
詳細にしかも丁寧でわかりやすい。
保険はあまりにも会社も商品も多く自分で調べるにしても相当な労力を必要とする。
本書は何を基準にそれを選択すればよいのか極めて明瞭に書かれてある。
正直この本があれば下手な生保のコンサルタントなどは要らないと言っていい。
また後半部分の具体的に推薦している保険については特に参考になった。
拝察するに業界を敵に回す事を覚悟の上で執筆したと思われる。
著者本人は自分は立派な人間ではないと書いているが、、
立派なな人間などそもそも存在しない。
著者のプロとしての真摯な姿勢が伝わってくるだけで十分である。
最後に、
無知な消費者を騙しながら甘い汁を吸っている生保の構図は役人と何ら変わらないと感じた。
今までの本よりすばらしい!!
生保には未成年のころから加入していました。30代になり守る家族ができるようになってやっと自分でライフプランを見直すことに本腰をいれました。で、多数の金融本、保険業界本、FP本などを読みましたが、今まで読んだ中で最高得点の本です。
保険の見直し本というとわかりやすさを重視した大型本やカラー本が比較的多いと感じます。ただでさえややこしい保険の説明本ですからわかりやすくしないと読者が買ってくれないのだと思います。 この本は図が一切ないモノクロ本ですのでわかりにくいかと警戒したのですが読んでみてその不安は一掃されました。非常にわかりやすい例を用いた説明、著者自身の生保営業経験の吐露、わかりやすい表現、必要十分な内容とかなりの良書であると感じました。
保険業界に限った話ではないですが現在の日本は「受け身」では損をする社会になってしまっていると思います。自分で申請しないと種々の手当て(育児手当や障害者自立支援など)がもらえず、金融商品や保険商品は内容の不透明なものが多い。。。。。政府や企業の流すCMやアナウンスに騙されることなく自分の努力で知識をつけていかないと生き残れない時代がきているのだと思います。そういう観点から、生保会社の実名を挙げて本音トークをしてくれている本書の存在は大きいと思いました。
本書でも「プロが入っている保険」という章がもうけられていますが、ここに書かれた商品を鵜呑みにしたり著者が経営するセレクト・ショップに駆け込んだりせず、自力で判断する人こそがこの時代を生き抜くことができるのだと思います。
すばらしい警告の書
一部のレビューでも指摘済みですが、生保のカラクリや闇がすべてが書かれている内容ではありません。100%正直な内容ではないかもしれませんが、筆者の主張はよく伝わってきます。この本のメッセージは知らないよりは知っていたほうがいい、というのが結論です。
じゃあ、保険会社にどうしろと?と言われるのかもしれませんが、こういう実態を承知して指導なり「ガサ入れ」していないのは監督官庁である金融庁。保険金など不払いがあって社会問題となった際も、金融庁による正式な指導を受けたのはトップ10社だけだったと聞きます。リーマンショック後にこの本を読むと、生保も…と思う部分も多いような内容でもあります。
あと、この本では明確に記されていませんが、保険募集人はインセンティブを受け取ります。そのインセンティブの割合が本書では明記されていませんが、おそらくそれを知ったら、ほとんどの日本人は生命保険なんか入りたくなくなるか、保険料の高さに憤慨するレベルです。(だからこそ一等地に自社ビルを持てる生命保険会社でもあるのですが。)
保険募集人が実は共済や低額の生命保険にしか加入していない実態が明かされていますが、本当に日本の消費者がそれらでいい、と考えるようになれば、保険募集人やファイナンシャルプランナーが不要となり、雇用や税収があやぶまれるから、結局のところ、金融庁も見逃しているのなかな、というのが感想です。





