クィーン・ケリー クリティカル・エディション [DVD]
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #21661 / DVD
- 発売日: 2009-12-19
- アスペクト比: 1.33:1
- ディスク枚数: 1
- 形式: Black & White, Dolby
- 字幕: 日本語
- 実行時間: 101 分
エディターレビュー
内容紹介
幻の映画『クイーン・ケリー』復元版、日本初ソフト化。
シュトロハイム監督、グロリア・スワンソン主演の『クイーン・ケリー』(1929)は未完の映画として知られている。『クイーン・ケリー』はもともと『沼地(THE SWAMP)』と題され、修道院で静かな生活を送る少女が、アフリカにある売春宿の女主人となる話だった。
しかし、何度も書き直される台本と、完全主義者シュトロハイムの撮影は日程・予算を大幅に超過。製作者でもあったスワンソンはアフリカを舞台にした後半部の撮影に入った後、いったん撮影を中止する。その後、スワンソンは独自の結末を撮り足したが、この1932年版はヨーロッパと南米のみで公開された。この映画の抜粋はシュトロハイムとスワンソンが共演した、ビリー・ワイルダーの『サンセット大通り』(1950)でも劇中上映される。
1985年に、Kino Internationalが権利を取得し、スチル写真により第二部のアフリカでの物語を補った復元版とヨーロッパ公開版の2ヴァージョンをビデオ発売した。レーザーディスクは1989年に、DVDは2003年に発売された。紀伊國屋盤はその原版の移植である。
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
エリッヒ・フォン・シュトロハイムが残した未完の作品『クィーン・ケリー』の復元版。完全主義者・シュトロハイムの手により撮影中止となった作品を、主演のグロリア・スワンソンが復元した幻の映画。特典にスワンソンによる別エンディングなどを収録。
内容(「Oricon」データベースより)
未完の映画として知られているエリッヒ・フォン・シュトロハイム監督、グロリア・スワンソン主演による幻の作品「クィーン・ケリー」復元版をDVD化。
カスタマーレビュー
シュトロハイムとグロリア・スワンソンの確執と和解
『クイーン・ケリー』はフォン・シュトロハイムが監督を降ろされ、以後俳優業に専念せざるを得なくなったいわくつきの未完成作品。本DVDはシュトロハイムの当初の意図に限りなく近づいた「復元版」と、グロリア・スワンソンがラブロマンスとしてのエンディングを付け加えた「スワンソン版」の双方が収録されている。
のちにビリー・ワイルダーが、『サンセット大通り』で大女優ノーマ・デズモンド=スワンソンと、彼女に仕えるシュトロハイムが、報道キャメラを利用し「アクション」と呼びかけ、「サロメ」を実在の映画のように撮るという和解を演出した。ノーマの邸宅内部で上映される映画は『クイーン・ケリー』のワン・シーン。ろうそくに灯をともす若き日のノーマがケリーと同一化され、スワンソンの女優としての経歴を閲覧させるものとなっている。
『クイーン・ケリー』(1929)以後空白の20年を『サンセット大通り』(1950)が埋め、二本セットとして観ると、サイレントからトーキーへと変貌した映画の歴史がわかる仕掛けになっている。ただし、観る順は『サンセット』のあと『ケリー』へと遡行する方が分かりやすい。
『クイーン・ケリー』は伝説の未完フィルムであり、可能なかぎり復元されたこのDVDは、永遠に観ることができないと思われていた作品を、シュトロハイムの主旨に沿う形でみることを可能にさせたきわめて価値が高い作品と言えるだろう。

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