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60歳のラブレター [DVD]

60歳のラブレター [DVD]
監督: 深川栄洋

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おすすめ度:

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  • Amazon.co.jp ランキング: #2083 / DVD
  • 発売日: 2009-11-22
  • アスペクト比: 1.78:1
  • ディスク枚数: 1
  • 形式: Color, Dolby, Limited Edition, Widescreen
  • 実行時間: 128 分

エディターレビュー

内容紹介
妻の共感度98%、夫の反省度95%※-夫婦の関係見直しませんか?
日本中で交わされた9万通の愛の手紙が紡ぎだした話題の感動作!
<ストーリー> 大手建設会社の定年退職を目前に控え、第二の人生をはじめようとする孝平(中村雅俊)と、専業主婦として家族に尽くしてきたちひろ(原田美枝子)は、離婚を決意。お互いが別々の道を歩み始めたとき、新婚当初ちひろが30年後の孝平に宛てて書いた手紙が、時を経て届けられる──。
5年前、愛妻に先立たれ娘と暮らす医師・静夫(井上順)は、医療小説の監修を求められ、翻訳家として第一線で活躍する麗子(戸田恵子)と出会う。新しい恋に臆病だった2人に勇気をくれたのは、思いがけない人からの英文ラブレター。
青春時代にビートルズを謳歌し、今は魚屋を営む正彦(イッセー尾形)と光江(綾戸智恵)。口げんかは絶えずとも、友達のような2人に訪れた悲しい出来事。手術にのぞんだ光江が眠る病室には正彦が弾き語るギターの音色が響く。それは2人の思い出の曲──。

<特典映像>
●予告・特報
●メイキング(約30分予定)
●完成披露試写、初日舞台挨拶映像(約15分)
<初回生産限定特典>
●60文字のラブレター収録“特製ブックレット”(約60ページ)
●特製アウターケース

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
これまで8万通を超える応募が寄せられたという人気企画を元に、人生の節目を迎えた3組の夫婦の姿を描いた感動ドラマ。定年や離婚、病気といった出来事に直面し、改めて互いの関係を見つめ直すことになった熟年夫婦たちの心情を切々と綴る。

内容(「Oricon」データベースより)
住友信託銀行のキャンペーン「60歳のラブレター」で、全国から寄せられた9万通の愛の実話を映画化。3組のカップルが織り成すリアルな愛の形を描いたラブストーリー。中村雅俊、原田美枝子ほか出演。


カスタマーレビュー

まだ理解できない3
イッセー尾形と綾戸智絵の夫婦の話はとても良かったです。特に綾戸智絵は大健闘と言ってもいいでしょう。ただ、いつ関西弁が出るかとヒヤヒヤしながら見たのも事実ですが。
井上順と戸田恵子の話は可もなく不可もなくといったところ。でも井上順の抑えた演技は良かったです。

一番納得できないのが中村雅俊と原田美枝子の夫婦。中でも最後の原田美枝子の選択には?マークで頭がいっぱいになりました。現実はああいうものなのかな〜?60歳位になったら理解できるのかな〜?

最後に。ほんのちょっとでいいので、後日談的な部分があると良かったなぁ。

30年前のラブレター4
住友信託銀行が毎年行っている映画タイトルと同名の募集企画、その手紙の中から実際のエピソードをピックアップして、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ・『キサラギ』の古沢良太が1本の映画にまとめあげた熟年ラブストーリー。企画ものの映画というのはおエライさんたちの意見が反映されやすいせいか凡作に終わるケースが多いのだが、本作品に関してはいい意味で期待を裏切られた感じだ。

夫の退職を期に離婚を決めたタタキアゲの橘孝平(中村雅俊)と世間知らずで引っ込み思案の妻ちひろ(原田美枝子)、糖尿病の夫・松山正彦(イッセー尾形)と一緒に魚屋を営んでいる妻・光江(綾戸智恵)、そして、妻と死別後娘と二人暮らしの内科医・佐伯静夫(井上順)と佐伯に好意を寄せる売れっ子翻訳家・長谷部麗子(戸田恵子)。微妙に絡み合った三組三様のこわれかけた夫婦(もしくは恋人)関係が、1枚のラブレターによって見事に再生するという感動ストーリーに仕上がっている。

30代の脚本家と監督ということで危惧された熟年の心理描写などには、「お前、見たんか?」とこちらから突っ込みをいれたくなるほど心憎い演出がされている。多くの人が指摘しているように、橘と佐伯それぞれの一人娘(星野真理・金沢美穂)の鋭い観察眼に大人たちがしてやられるシーンなどに、その“若い目”が生かされているのは当然としても、還暦を迎えようとする人なら必ずや背負っている人生に対する疲労感や悲しみ、後悔の念などがにじみ出たシーンが真に迫っているのだ。

実在の妻から夫へ、夫から妻へ送られた約9万通の手紙から取捨選択されたエピソード集だけに、そのリアリティも半端ではなかったということなのかもしれない。各エピソードのつなぎ方の滑らかさなどは熟練の域に達しており、自己紹介を兼ねた主要登場人物6人のモノローグを入れたタイミングも絶妙。フェミニズムよりの(公私混同もはなはだしい)バッシング評も散見されるものの、『Always・・・』(1の方)で泣けた人なら必ずや涙腺がやられるラストのお涙頂戴3連続攻撃などは、もはやこの脚本家の得意技といえそうだ。

孝平のラスト・シークエンスが途中のカットでネタばれしてしまっていたのはご愛嬌として、エンディング・ソングも(どうせだったら森山良子などという部外者ではなく)綾戸にブルースを歌わせても良かったのでは・・・などと勝手に思ったりもしたのだが、本作品が上半期邦画戦線で今のところ頭一つ抜け出していることは間違いなさそうだ。

人生これから5
登場する夫婦(カップル)はタイプの違う3組ですが、美妙に接点があります。軸となるのは中村雅俊・原田美枝子のカップルですかね。

「子供の目から見た主人公たち」という視点もあって、これがじつによく描けている。母親に積極的に離婚を勧める娘のキャラクターが、いやみなく日常の実感を伴って描かれているのには感心しました。
また、熟年の心理描写も心憎い演出がされています。60歳(定年)を迎えようとする人、した人なら必ずや背負っている人生に対する疲労感や悲しみ、後悔の念などが滲み出したシーンに6人の役者達の上手さもあって真に迫ったものがありました。

深川栄洋監督は、最近注目の監督の一人ですが、正攻法というかオーソドックスな撮り方をするなか、中村雅俊が、かつての顧客に営業にゆき大会社の後ろ盾がないことをあからさまに言われてしまい疎外感につつまれるシーンでは、階段に座り込む中村雅俊を上から俯瞰ショットで狙うとか、佐藤慶演じるゼネコン会長の登場シーンで、カメラは本人を写さず会議室内をパンしてゆき車椅子の音のみが響くとかの、ハッと思わせるシーンを入れ込む巧さがあります。ただ、俳優の顔アップシーンが多いのはちょっと気になりました。

それぞれのエピソードに手紙が登場します。登場人物たちは携帯を持っていますが、シチュエーションとして手紙である必然性に納得させる自然さがあるし、やはり、手紙にはメールとは違った伝えるタイミングや『間』があるから、更なる感動があります。

個人的には、中村雅俊演じる夫については、「なんだかなぁ」といった思いも、正直なところありました。でも、ラストは花のない場面から、一面の花咲く○○○○○畑になる深層風景演出もあり、ファンタジーととらえましょう。