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EMOTION the Best 機動警察パトレイバー2 the Movie [DVD]

EMOTION the Best 機動警察パトレイバー2 the Movie [DVD]
監督: 押井守

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おすすめ度:

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  • Amazon.co.jp ランキング: #1157 / DVD
  • 発売日: 2009-10-27
  • アスペクト比: 1.78:1
  • ディスク枚数: 1
  • 形式: Color, Dolby, Subtitled, Widescreen
  • 実行時間: 118 分

エディターレビュー

内容紹介
前作を凌ぐ衝撃作が、迫力ある劇場用立体音響システムを導入しフルリニューアル!
サウンドリニューアル版(1998年製作・発売)と劇場公開時オリジナル版をマルチオーディオで収録したDVD、
¥1,900(税抜)のスペシャルプライスで登場!!
超高密度な作画、CGを駆使して描き出す「東京戦争」衝撃のシミュレーション。
もはや、パトレイバーはアニメの枠では語り切れない!

毎回映像特典
劇場特報・予告編

2002年冬。横浜ベイブリッジに謎のミサイル投下…!
報道はそれが自衛隊機であることを告げるが、該当する機体は存在しなかった。これを機に続発する不穏な事件は警察と自衛隊の対立を招き、事態を重く見た政府は遂に実戦部隊を治安出動させる!! 東京に〈戦争〉を再現した恐るべきテロリストを追って、第2小隊最後の出撃が始まる!

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
押井守監督による大ヒットシリーズ劇場版第2作。2002年冬、横浜ベイブリッジにミサイルが投下される。報道はそれが自衛隊機であることを告げるが、該当する機体は存在しない。これを機に警察と自衛隊は対立し、事態を重く見た政府は部隊を出動させる。

内容(「Oricon」データベースより)
1993年に公開された、ヘッドギア原作の近未来SFアニメ『機動警察パトレイバー』の劇場版第2弾。2002年冬。横浜ベイブリッジに謎のミサイル投下…。これを機に続発する事件は警察と自衛隊の対立を招き、事態を重く見た政府は実戦部隊を治安出動させる。東京に<戦争>を再現した恐るべきテロリストを追って、第2小隊最後の出撃が始まる!


カスタマーレビュー

無駄に難しいという訳ではないです5
この作品のテーマは「平和主義という名の欺瞞」と「テロ」といったことでしょうか。作品に込められたメッセージの表現に様々な人の思惑があるため、パトレイバー1に比べて複雑で分かりづらい話かもしれませんが無駄に難しいという訳でなく、意味合って難しい、つまり非常に「凝っている」という意味での難しさですので、よく考えながら観れば理解できると思います。ですので、表面的な物語の面白さだけを求めて観るとよく分からなくてつまらない話となってしまうので注意。個人的には作品のメッセージやテーマの評価云々以前に、人の思惑の絡みや人間のやり取りだけでもリアリティがあって面白かったです(2課の面々のやり取りは面白いですし(笑))。

結果として現在の日本社会への批判や警告といった作品だと思います。ですので、個人的には重いテーマがあるせいなのか何回も観る類の作品ではありませんが、特に重いテーマや割と(?)複雑な話が好きという方にはおすすめです。私はアニメの良い所を活かしたとても良い作品だと思います(実写は無理?)。

ついていかなくてわ5
1作目が娯楽性を前面に押し出しているのだとすれば、こちらは監督の作家性が
あふれだして出してしまっているように感じる。
社会・思想・政治的判断といった題材を大胆に取り込んで、活劇場面を抑えめに、
ドキュメンタリー風に描く手法は、70年代のポリティカルフィクション映画を思い出させる。
安寧のなか思考停止してしまった社会が招くいきづまりと、主人公が迫られる行動に
説得力があり、背筋が凍る思いをさせられる。
驚かされるの、1作目の時もそうだったけれど、現実がこの作品を追っているということ。
この視点に立って、この手の状況を扱った文学作品が日本に登場するのも、もっとずっとあと。
多くのテレビドラマが、設定や構成を取り入れていたけれど、亜流で終わってしまっている。
無秩序な都市再開発が何をもたらすのか、法整備のない海外派兵が何を意味するのか、
その時代の人間にはわからないはずなのに、押井監督は「結果が招くドラマ」までを描いて見せる。
この人は、たぶん、いや絶対、アニメの枠(本当は自分としては嫌いな言葉)を超えて、
世界の娯楽映画の先頭を走っているのだと思う。

この作品が描いたのは・・・まさしく今!!5
「パトレイバー2」のDVDです。
正直言ってこの価格で再版してくれるとは、感無量です。

丸腰で武力行使不可の状態で戦場に放り込まれて壊滅した自衛隊の怨念。
危機意識が無く、己の権力のために汲々とするばかりの国家権力。
真実を隠し、情報統制に入っていくマスコミ。
いつの間にか戦時体制に入っていく東京。

これだけでも凄い。

でももっと凄いのは犯人。

一般社会から隔絶されて、人とは違った経験をして
誰に言ってもわかってもらえなかった、だから街を破壊した。
リアルタイムで観た時、その感情がわからなかった。
けれど今の日本ではそんな犯人と同じ感情を持っている人間は
もう本当に山のように存在しているのでしょう。
社会から取り残され生きることに絶望した人間が自殺できなかったとしたら
一体どこにそのベクトルは逝くのか?

「そんな平和でも守るのが俺達の仕事だ・・・」
「・・・だから!!もう始まっていたんだ!!」

人が簡単に殺される今の日本にとって、この後藤さんの台詞は、あまりにも、重い。

自分の体験してきた地獄を人々に教える為に、戦争を起こしていく・・・。
誰も理解できなかった戦争というものを教える為に。


2009年9月の時代の暗さと異様にマッチしている問題作。

後藤さんの「もう始まっていたんだ!!」を身近に思う今日この頃です。