ドビュッシー&ラヴェル:2台ピアノのための作品集
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曲目リスト
- 白と黒で-2台ピアノのための 1.Avec emportement
- 白と黒で-2台ピアノのための 2.Lento-Sombre
- 白と黒で-2台ピアノのための 3.Scherzando
- バレエ音楽≪遊戯≫-2台ピアノ編曲版
- リンダラハ-2台ピアノのための
- 鐘が鳴る中で(≪耳で聴く風景≫から)-2台ピアノのための
- スペイン狂詩曲(ラヴェルによるオリジナル2台ピアノ版) 1.夜への前奏曲
- スペイン狂詩曲(ラヴェルによるオリジナル2台ピアノ版) 2.マラゲーニャ
- スペイン狂詩曲(ラヴェルによるオリジナル2台ピアノ版) 3.ハバネラ(≪耳で聴く風景≫から)
- スペイン狂詩曲(ラヴェルによるオリジナル2台ピアノ版) 4.祭り
- ラ・ヴァルス-舞踏詩(ラヴェルによる2台ピアノ版)
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #18626 / ミュージック
- 発売日: 2009-09-16
- ディスク枚数: 1
- 実行時間: 66 分
カスタマーレビュー
アシュケナージ親子による名演奏!!!
ヴォフカ、ウラジーミル・アシュケナージ親子による6曲の「2台のピアノのための作品」集。ドビュッシーとラヴェルから、それぞれ3曲ずつが選び出されています。この一枚を聴くのに、このパートは、ウラジーミルかな、ヴォフカかな、と思いつつ聴くのは、大変な楽しみです。これは、ウラジーミルか、と思っていると、どうも、違うようだ、ヴォフカかな、と思っているとまた違うようで、楽しさが倍加します。
それは兎も角、沈潜するパートは、実に繊細で美しく、また、強打のパートは、ペダルに頼らない、強く迫る音の粒立ちになっています。ウラジーミルの未だ衰えを知らない、粒立ちの良い音色と打鍵、ヴォフカの親に引けをとらない音色と打鍵、十分に堪能できる一枚です。極めて質の高い上手の手による、20世紀前期の音楽をエンジョイ出来ます。
は珍しいアシュケナージ父子の共演盤
アシュケナージがその子息、ヴォフカ・アシュケナージとデッカレーベルからドビュッシーとラヴェルの作品集をリリースした。実はこの両者のピアニストとしての共演というのがめったにない。いまカタログで探してみたが、唯一あるのが、20年以上前に録音されたバルトークの「2台のピアノと打楽器のためのソナタ」だけである。この録音はアシュケナージとショルティによるバルトークのピアノ協奏曲全集に併録されたもので、メイン・プログラムとしては今回が初ではないだろうか。
アシュケナージも70歳を過ぎ、以前のピアノ共演録音から20年を経たわけで、いろいろ感じるところもあるに違いないが、ドビュッシーへの録音自体も久しぶりで、94年録音のハレルとのチェロソナタ以来である。それにしてもアシュケナージは若いころはよくライヴでドビュッシーを弾いていたし(一部のライヴはCDで聴くことができる。素晴らしい演奏ばかり)、なぜもっときちんと録音してこなかったのだろう?と思ってしまう。
今回の収録曲では、「小組曲」や「6つの古代墓碑銘」のような「連弾曲」が欠けているのが残念で、聴いてみたいと思うが、それでも美しいタッチで描かれた収録曲たちは魅力に富む。遊戯の2台ピアノ編曲版は珍しいもので、ピアノならではの精度の高い音色が魅力だ。
ラヴェルは「スペイン狂詩曲」と「ラ・ヴァルス」というネームヴァリューのある曲が収録された。アシュケナージ親子のソノリティはアシュケナージのソロに比べると幾分柔らかめで和やかに感じる。音楽も切迫感よりも均衡感を保つことに重点があり、聴き手によってはやや平板に感じる部分もあるかもしれない。しかしクオリティーは高く保たれているし、やはりアシュケナージのピアノの特有の美は常に最良の武器である。ヴォフカは父とはややレパートリーを異にする印象があるが、今後の大成を期待したい。


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