マルセイユの決着(おとしまえ) [DVD]
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #24141 / DVD
- 発売日: 2009-07-10
- アスペクト比: 2.35:1
- ディスク枚数: 1
- 形式: Color, Dubbed, Subtitled, Widescreen
- 実行時間: 155 分
エディターレビュー
内容紹介
<ポイント>
1.フィルムノワールの巨匠として、ゴダール、トリュフォーらヌーヴェル・ヴァーグの作家たちにも多大な影響を与えた、ジャン・ピエール・メルヴィル監督の傑作、「ギャング」を42年ぶりに完全リメイク!
2.豪華キャスト集結!愛人となる女将マヌーシュを演じるのは、モニカ・ベルッチ。髪をブロンドに染め上げ、男を惑わすファム・ファタールを気丈に演じるのは大きな見所である。人生最後の仕事に挑む初老の大物ギャング・ギュを演じるのは、ジョバンニから「原作のイメージに近い」と称賛された名優ダニエル・オートゥイユ。
3.60年代ギャングのダンディズムを制作費40億円をかけて再現!60年代の文化爛熟期のパリで、ソフト帽にトレンチコートという時代遅れな出で立ちを貫く揺ぎ無い男のダンディズムを表現。ギュら昔ながらのギャングたちがフランス国産のプジョーやシトロエン、アメリカの大衆車フォードを乗り回す一方で、一匹狼の伊達なギャングはイギリスの高級車ベントレーを、街の顔役はキャデラックを爽快と乗りこなす細かな演出も心憎い。港町マルセイユとパリを舞台に、男たちの誇りを掛けた壮絶な駆け引きが、いま再現される。メルヴィルが終生追い続けた「愛と友情と裏切り」というテーマを軸に、時代から取り残されていくギャングたちの誇り高き生き様を、美しく哀しく描き出した。
4.各界の“一流”が認める“本物”の感動!大のメルヴィルのファン、ビートたけしさんからも「ジャン・ピエール・メルヴィルは、いいよ。暗黒街の映画ばっかり撮ってるんだけど、要するに間抜けなアメリカ映画の反発なんだろうね」と絶賛!たけしさんが教壇に立つ、東京藝術大学大学院にて、本作品が教材として使用!
<ストーリー>
1960年代のある夜、十年前に凶悪犯として検挙され、終身刑の宣告を受けて服役していたギュスターブ・ミンダ、通称ギュ(ダニエル・オートゥイユ)が脱獄した。ギュは非情な暗黒街でも仕事の確かな、仁義に堅い男で通っていた。ちょうど彼の昔の情婦マヌーシュ(モニカ・ベルッチ)の元へギュの脱獄の話が届いた頃、彼女が経営するナイトクラブに3人のギャングが押し入り、殺人を犯す。その一件に関わる検査官ブロ(ミシェル・ブラン)は一見平凡そうに見えるが、とんでもなく皮肉で犯罪人の脳裏を知り尽くした人物であった。ブロが別ギャングの捜索に出る間、ギュはマヌーシュと共にその土地を去ろうと、マルセイユ経由でイタリアに逃れようと計画。しかし、その為に金銭面での安定を得る為、ギュは最後に一仕事引き受ける事を決意した。
彼はエレガントにさえ映る犯罪人オルロフ(ジャック・デュトラン)からの依頼で、ある倉庫から金塊を拝借することとなる。だが、国中の警察がギュを追っている中、不屈の精神を持ち合わせた最も経験値の高い犯罪者のギュでさえも、そう容易に事が進む状況ではなかった。ギュの正確さと慎重さを知っているブロは、彼が犯罪を実行中に捕まえることは難しいと断念し、替わりにギュのギャングに彼が警察の密告者であると思わせる事を企てる。ギュは汚名返上に立ち上がる。
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
『インド夜想曲』のアラン・コルノー監督が、フィルムノワールの名作をダニエル・オートゥイユ主演で完全リメイク。刑務所からの脱獄に成功した大物ギャング・ギュが、死んだ相棒の妻を携え国外逃亡を遂行する。
内容(「Oricon」データベースより)
1960年代、暗黒街に生きる男たちのダンディズムを描いた本格派ギャング・ムービー!ダニエル・オートゥイユ、モニカ・ベルッチほか出演。
カスタマーレビュー
購入する必要なし
オリジナルの「ギャング」を見ている人も、見ていない人も満足しないだろう。
オリジナルよりも人物像は描きこまれているが、それがかえって冗長になってしまっている。
150分は長い。作り手の思い入れが強すぎるのではないかな。
ダニエル・オートユイルは現在のフランスを代表する俳優のひとりだろう。
しかし、時代遅れの老ギャングの哀しみを表現するには端正すぎる。
モニカ・ベルーチ、ミッシェル・ブランなど、出演者はいいのになあ。
ラストのブラン演じる刑事は、いかにもフランス映画の刑事で、
ちょっとグッとくるけどね。
でも、レンタルで十分でしょう。
メルヴィルではなくジョニー・トーに重なる表現が残念
この作品はジャン=ピエール・メルヴィルの「ギャング」のリメイク。アラン・コルノー監督は原作者のジョゼ・ジョバンニとこの企画を練っているためメルヴィル版よりも原作に近い。
結論としては評価はメルヴィル版よりも出来が悪い。私のようにメルヴィルのファンだけでなく初めて観る人も全体のまとまりは良いのだが、何か惹きつけられるもの(魅力)が欠けているように思うだろう。
この作品を観た印象はジョニー・トー監督の「エグザイル/絆」と重なる部分が多い作品という感じだった。この作品の最大の欠点は銃撃戦にスローモーションと香港映画のような派手な血糊の流出が多用されている点。銃撃戦はリアリティよりも全体的に作品のテンポを悪くしている印象が強い。
加えて、やたらと頭をぶち抜く暴力描写(「ギャング」もメルヴィルの作品の中では暴力シーンが際立っている)とメルヴィルも最終的には一部カットした警察での漏斗で水を飲ませる拷問シーンもフルで加えているが、ジョニー・トーのようにフォーメーションの美学はなく単に残酷描写が強いだけに観るものには厳しい。
最もガッカリしたのが、メルヴィル監督が原作の問題点としてカットした一匹狼のオロモフとマヌーシュ(モニカ・ベルッチ)の関係を最後の最後まで残してしまったこと。このくだりが入ることによりマヌーシュのギュ(ダニエル・オートゥイユ)に対する気持ちが薄まってしまう。ギュが対決に向かう際のマヌーシュの表情はモニカ・ベルッチよりもメルヴィル版のクリスティーヌ・ファブレガのほうが胸をうつ。その原因はマヌーシュの表情を大事にしなかったことだろう。
その他にも色彩をクラブの赤、緑、黄色を際立たせたため、マルセイユの美しい青い海も冴えない色になってしまったところも問題か。「真夜中の刑事」でメルヴィルの後継者と思われたアラン・コルノーも年月が経つと軸がゆがんでしまうか、厳しいがちょっと残念な気分がした。
ガッカリ
なにしろ『真夜中の刑事』を観た後での鑑賞だったので、
それはそれはガッカリした。
特にガン・アクションはモロ、ジョン・ウーの影響下。
案の定パンフのインタビューでは“アジア映画のスタッフに洗脳されたんだよ”発言。
フランス映画独特の、冷たく乾いた銃器演出を期待していたのに。
それ以外の設定や構図、役者周りはオリジナルに忠実。
それはそれで好感が持てたのだが、やはりガン・アクションが非道すぎる。
宣伝では、北野武監督の過去の記述から、
無理無理メルヴィルを薦めるくだりを抜粋しているが、
北野監督は本作を観てどう思うのだろうか…。
ハッキリ言って、
そんな北野監督の方が、
よっぽどフランス映画風の銃撃戦を見せてくれる。
あー本当にガッカリした…。

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