東京暗黒街・竹の家 [DVD]
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #4890 / DVD
- 発売日: 2009-04-02
- アスペクト比: 2.35:1
- ディスク枚数: 1
- 形式: Color, Dolby, Subtitled, Widescreen
- 実行時間: 103 分
エディターレビュー
内容紹介
シネマスコープ画面に躍動する昭和30年の東京!
名匠サミュエル・フラーが放った幻のアクション大作、待望の初ソフト化!
<キャスト&スタッフ>
サンディ…ロバート・ライアン
エディ…ロバート・スタック
マリコ…シャーリー山口(山口淑子)
キタ警部…早川雪洲
グリフ…キャメロン・ミッチェル
監督:サミュエル・フラー
製作:バディ・アドラー
脚本:ハリー・クライナー/サミュエル・フラー
●字幕翻訳:森本 務
<ストーリー>
米軍の武器輸送列車が富士山を臨む平原で白昼襲われた。警視庁と米軍が共同で捜査する中、都内でパチンコ店を仕切るサンディー一味が捜査線上に浮かぶ。その頃、アメリカから来日したエディは、友人ウェッバーの妻マリコを訪ねるが、ウェッバーはサンディーたちに殺されていた。エディはサンディー一味に加わると集団強盗を続け、遂に浅草の宝石店を襲う……。
<ポイント>
●フジヤマ、ゲイシャ、ギャングにパチンコ、銃撃戦!
昭和30年の東京を舞台に名匠サミュエル・フラーが叩きつけるフィルムノワールの傑作!
●富士吉田での列車強奪シーンをはじめ、銀座、浅草、上野公園、品川、佃島近辺など昭和30年の東京の様子がデラックスカラー、シネマスコープ画面に記録されている。特にクライマックスの浅草・松屋デパート屋上遊園地の銃撃戦は必見!
●山口淑子=李香蘭が堂々ハリウッド映画に主演!
昭和30年の東京を舞台にアメリカ人ギャング団が暗躍する異色ノワール・アクションの傑作!
※シャーリー山口は、山口淑子のハリウッド名。戦前、李香蘭の名で満映(満洲映画協会)の大スターとなり、中国語で歌った「夜來香」「何日君再来」は今もアジア全域で愛聴されている。戦後は『暁の脱走』など日本映画界で活躍した後、1950年にアメリカへ渡り、『東は東』に主演、ブロードウェイの舞台にも主演した。『東京暗黒街・竹の家』はアメリカでの主演第2作目。映画界引退後、74年から18年間、参議院議員も務め勲二等宝冠章受章。その数奇な人生は劇団四季の『ミュージカル 李香蘭』として何度も上演され、テレビドラマ化もされている。
<特典>
●ムービートーン・ニュース:「ビハインド・ザ・シーン」/「監督&キャストの来日映像」
●オリジナル劇場予告編
●スペイン版劇場予告編
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
日本公開当時、珍妙な日本描写により国辱映画扱いを受けながらも欧米ではフィルムノワールの傑作として評価の高い、サミュエル・フラー監督による犯罪アクション。犯罪組織による武器弾薬強奪事件を捜査するため、潜入捜査官が東京に派遣されるが…。
内容(「Oricon」データベースより)
名匠サミュエル・フラーが放った幻のアクション大作!昭和30年の東京を舞台にアメリカ人ギャング団が暗躍する異色ノワール・アクション。ロバート・ライアン、ロバート・スタック、シャーリー山口ほか出演。
カスタマーレビュー
日本を舞台にした犯罪映画の記念碑
アメリカ人の目で見た日本でありながら、パチンコ利権に群がる外国人ギャングとか終戦後も厳然として残っていた地域差別など生々しい題材を盛り込み、最後には今では考えられないというか当時ですら危険という認識はなかったんだろうかと不思議に思う松屋デパート屋上の斜めに傾いた地球儀型観覧車のアクションシーンで締めくくるサミュエル・フラーの日本観察記的映画。畳の上に置かれた檜風呂というキッチュな造形が登場するけれど、そこで裏切者の手下を殺したロバート・ライアンが、浴槽に顔を沈めて死んでいる男の濡れた髪をつかむシーンは、凡百のゲイ映画などよりずっと倒錯的でドキドキする官能性に満ち溢れている。『暗黒街の顔役』から『白熱』に至るギャング映画史の記憶をショウケース的に散りばめ、『白熱』から『インタナル・アフェア』や『ディパーテッド』に至るアンダーカバーものの原点に位置するという意味で、歴史的に重要な映画でもあります。その犯罪映画史の記念碑ともなるべき作品が日本を舞台に作られたのが、日本人としてはちょっと誇らしい。
サミュエル・フラーこそイチバン!
いよいよ出ましたという感じです。国辱映画の大傑作とおぼしき伝説の一本です。1950年代半ばの日本のとらえ方に多少なりともいい加減さが垣間見えるからなのですが、監督であるサミュエル・フラー氏からすれば、「それがどうした?!」というところなのでしょう。「映画は戦場だ!」と公言してはばからなかった同氏ですから、好き勝手してしまうのは枝葉のごときことだったのでしょう。それにしてもこれは面白い。
ギャングのアジトの珍妙な設え、お手軽な折りたたみ収納型布団セットの唐突さ、着物を脱ぎ捨て洋装に早変わりする踊り子たち、障子が張り巡らされたパチンコ店の変な舞台裏、おかしな日本語などなど、リアリズムにかける描写は数多いけれど、それらは本物のフジヤマ、本物の銀座、本物の松屋デパートとすっかり溶け合って、妙に力強い。ドキュメンタリーと勝手な創作物がこれほどナチュラルに融合するケースも少ないのでは。このなんともいえないシュールなオリエンタリズムがこのフィルムの魅力の一つ。
もう一つの魅力は大胆でパワフルなサミュエル・フラー監督の演出。溝口健二ばりのダイナミックなクレーンショット、小津安二郎ばりの畳目線ショットがメリハリのある総天然色のシネマスコープ画面を満たしているさまは圧巻。フラー監督が日本のことを馬鹿にしていたのではなく、むしろわが国の文化を尊重していたことがうかがえます。そして何よりも日本の風景自体の美しさをとらえてくれているのが嬉しい。あらためて母国の麗しさを教えてもらったかのようです。その美しい風景のただ中に響き渡る銃声と悲鳴。そして平安を切り裂くギャングたちの荒々しい所業。美しいものと物騒なものとのコントラストの妙。麗しいものと生々しく対比させられる張りつめたような男たちの緊張感。これはもうアートです。風呂場で決行されるショッキングな殺しの場面で漂うデカダンス。美しい背景でこのような残虐行為がなされるからこそ効果的なのです。フラー、あっぱれ!
李香蘭こと山口淑子の大和撫子ぶりといったら、チャーミングこの上ない。彼女の口からだから「日本の女は殿方に尽くすよう教育されます」という台詞も何故か許せてしまいます。(しかし、西洋の殿方、だからといって勘違いしないでいただきたい!)冷酷ながら、どこかカリスマ的魅力のあるギャングのボスをロバート・ライアンが好演。頼りにしていた男に裏切られ黙りこくってビリヤードのボールをもてあそぶシーンでは、「隣にいる裏切り者の頭をいつかち割ってしまうのか」といった緊迫感がみなぎります。さすがフラー、キャスティングの妙も心得ています。名優早川雪洲の存在も嬉しいかぎり。
日米多くの批評家に「くだらないB級映画」、「取るに足りない国辱映画」などと酷評され、未だに一部で十分な再評価が成されていない本編ですが、棄てる神あれば拾う神あり。公開当時、辛口批評で有名だった『ニューヨークタイムズ』紙のボズウェル・クロージャーは本編を完成度が高い作品であるとして高評価を下しています。また、批評家時代のジャン=リュック・ゴダールはこのフィルムをサミュエル・フラーの最高作の一本に数えています。全編にみなぎる創意工夫、力強さ、映画としての面白さが忘れがたい50年前の作品とは思えないほどスタイリッシュなフィルム・ノワールはサミュエル・フラーがイチバンだったことを如実に後世に語りかけてくれているのです。
最高ですFOXさん
この作品はロバート・ライアンファンの僕にとって非常に観たい作品の一つでした。その意味でも今回のDVD化は非常に嬉しくて発売日が待ち遠しいです。
他の方が書かれている価格についてですが、もちろん安いのにこしたことはありませんが、日本という限られた市場で継続的に旧作品のDVD化をして頂くためにこの価格設定が必要ということであれば僕は許容範囲と考えます

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