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情愛と友情 [DVD]

情愛と友情 [DVD]
監督: ジュリアン・ジャロルド

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  • Amazon.co.jp ランキング: #36962 / DVD
  • 発売日: 2009-03-18
  • アスペクト比: 2.35:1
  • ディスク枚数: 1
  • 形式: Color, Dolby, Dubbed, Subtitled, Widescreen
  • 実行時間: 133 分

エディターレビュー

内容紹介
僕はあの夏、美しい青年に愛された。
滅びゆくイギリスの貴族を描く甘美で哀切な文芸ドラマ。
『情愛と友情』

アメリカでベストセラーとなったイギリス文学の傑作「Brideshead Revisited」(イーヴリン・ウォー著)を映画化した作品として注目を集め、アカデミー賞を2度受賞したイギリスの名女優エマ・トンプソン、「パフューム ある人殺しの物語」に主演し絶賛されたベン・ウィショーら実力派俳優が出演、また、『キンキー・ブーツ』でその力量が高く評価された監督ジュリアン・ジャロルドら、イギリス出身の英知が結集し深遠なテーマを綴った秀作です。
豪華で重厚なイギリス貴族の生活、叙情的な絵画を思わせるほどの映像美、そして、森厳なカトリック信仰と“同性愛”“略奪愛”というデカダンを古き善きイギリスの社交界を舞台に美しく気高く描き出した、正統派イギリス文芸ドラマです。

<ストーリー>
オックスフォード大学に入学したチャールズは、貴族の息子で危うげな魅力を持つ美男子セバスチャンと意気投合し、友情とも愛情ともつかぬ濃密な関係を深めていく。やがてセバスチャンの屋敷に招かれ、美しい妹のジュリアに出会ったチャールズはジュリアにも惹かれていく。しかし強固なまでに敬虔なカトリック信者であるセバスチャンの母親による呪縛が、3人をそれぞれに追い込んでいくのだった・・・。

<キャスト&スタッフ>
チャールズ: マシュー・グード / 川島得愛
セバスチャン: ベン・ウィショー / 草尾毅
ジュリア: ヘイリー・アトウェル / よのひかり
マーチメーン夫人: エマ・トンプソン / 一城みゆ希
マーチメーン侯: マイケル・ガンボン / 小山武宏

監督: ジュリアン・ジャロルド
脚本: アンドリュー・デイヴィス、ジェレミー・ブロック
製作: ロバート・バーンスタイン、ダグラス・レイ、ケヴィン・ローダー
製作総指揮: デヴィッド・M・トンプソン、ニコール・フィナン、ティム・ハスラム、ヒューゴ・ヘッペル
原作: イーヴリン・ウォー
撮影監督: ジェス・ホール
プロダクション・デザイン: アリス・ノーミントン
編集: クリス・ギル
衣装: エミア・ニ・ヴォールドニー
メイクアップ&ヘア・スタイル: ロゼアン・サミュエル
音楽: エイドリアン・ジョンストン

<ボーナス・コンテンツ>
●製作の舞台裏
●未公開シーン <ジュリアン・ジャロルド(監督)、ケヴィン・ローダー(製作)、ジェレミー・ブロック(脚本)による解説付き>
●音声解説 <ジュリアン・ジャロルド(監督)、ケヴィン・ローダー(製作)、ジェレミー・ブロック(脚本)>

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
イーヴリン・ウォーの原作をジュリアン・ジャロルド監督が映画化した文芸ドラマ。オックスフォードの大学に入学した貧しい生い立ちの青年が、貴族の息子の屋敷“ブライズヘッド”に招かれたことをきっかけに、彼との同性愛的で濃密な友情を深めていく。

内容(「Oricon」データベースより)
一人の男の視点から滅びゆくカトリック貴族の一家を叙情的に描いた、甘美で哀切な文芸ドラマ。貧しい生い立ちのチャールズは、入学した大学で貴族の息子セバスチャン・フライトと出会う。セバスチャンはクマのぬいぐるみを連れて歩き、奇矯な振る舞いをする危うげな美男子。彼は裕福な家柄の子弟らとつるんで優雅な学生生活を送っていたが、チャールズに興味を持ち、事あるごとに彼を誘うようになる…。


カスタマーレビュー

原作小説がお好きな方にはちょっと・・・。2
本作は、英国出身のカトリック作家、イーヴリン・ウォー(Evelyn Waugh: 1903-1966)の小説「Brideshead Rivisited(ブライズヘッド再訪)」を基にしているが、原作をコンパクトにしただけでなく、ストーリー自体も「興味本位」な方向にかなり脚色されている為、小説をお読みの方がご覧になると、驚かれるかもしれない。
原作本来の主題が薄れた上に、全体の掘り下げも甘いため、E.トンプソン、M.ガンボン、P.マラハイド等の好演はあるものの、各登場人物の魅力が半減した感は否めない。

1981年、英・グラナダTVでドラマ化されて居り、こちらの方が原作に忠実である。(全11話。出演は、J.アイアンズ、L.オリヴィエ、J.ギールグッド等。)
後年、NHKでも放送され、現在入手困難ではあるが、「華麗なる貴族」の題名でVHS化もされているので、原作の雰囲気がお好きな方はこちらをご覧になる方が良いでしょう。

本作DVDの特典映像内で、ジャロルド監督が「原作小説と旧作TVドラマを意識し、今回は別の切り口での映画化に踏み切った。」という風に述べているが、私見としては、これが全く裏目に出た印象。
尚、この新作と旧作、共にブライズヘッドの「屋敷」として、同じヨークシャーの「ハワード城」を使用しているので、双方の撮影を見比べてみるのも面白いかも。

原作の邦訳は、吉田健一氏の訳で筑摩書房(もしくは、ブッキング社)出版の「ブライヅヘッドふたたび」、小野寺健氏の訳で岩波書店から「回想のブライズヘッド」の2種が入手可能。
雰囲気のあるクラシックな文体がお好きな方には吉田訳、現代風で読みやすい物が良い向きには小野寺訳をお勧めする。

愛憎を生み出す三角関係3
 愛をとるか、友情をとるか。相手は貴族の兄妹、セバスチャンとジュリア。チャールズはその狭間に挟まれ葛藤する。

 文芸作品であり、難しい映画であった。宗教の問題、家柄についての見解、そして同性愛を普通に映し出し、深い映画だと思った。

 国、時代、境遇。そのすべてが違う今を生きる人々が観て、どれだけ共感できるかが評価の分かれ目だと思う。豪勢な邸宅に住みながらも、縛られた生活を送る兄妹。その二人に愛される一人の男。そんな三人の三角関係、心の推移が印象的でした。

情愛と友情4
第一次世界大戦前までの大英帝国を支えた貴族社会の薫り深い映画です。
知的で奥床しいが、人生を肯定的にとらえて前向きに努力して画家を目指す自称無神論者の主人公チャールズにとって、内向きで退嬰的な貴族の家庭やカトリックにのめり込む母親の呪縛絡まれてそこに生きる人々は一時的な憧れの対象であっても所詮生理的に受け入れられない別世界であったようです。
「貴族」は、その時代滅び行くひとつの美学と包括出来るかもしれません。
映画の中のセバスチャンを取り巻く侯爵一家もその存在自体が美しいが、彼らの住む城や英国の田園風景も秀逸で、それだけでも楽しめます。。