空を飛ぶ鳥のように 野を駈ける風のように(HQCD)
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曲目リスト
- 街
- 酔っています
- かわいい女はかわいいままで
- おいで僕のそばに
- 失くした心
- 卒業
- 帰郷
- あたい
- 空を飛ぶ鳥のように野を駈ける風のように
- 生きがい
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #150876 / ミュージック
- 発売日: 2009-02-18
- ディスク枚数: 1
- 実行時間: 46 分
カスタマーレビュー
歌声、アレンジ、ビジュアル。すべてが千春の初期最高傑作(2009年最新リマスタリング)
1979年5月、ポニーキャニオンから発売された4枚目にして最後のオリジナルアルバム。
(歌詞ブックレットの写真のような)足寄と札幌を列車で往復する「十勝の兄ちゃん」的素朴さを持ちながら、前年の「季節の中で」の大ヒットによりいよいよ全国規模での活動が本格化する中でのリリースでした。
おなじみの清須邦義氏と1stアルバムを手掛けた青木望氏を再びアレンジャーに迎えることで、さらなるスケールアップを果たしました。
1〜4曲目は夜のイメージに統一。日常や人並みに流されながらも自分を失いたくない思いを秘めた「街」、フュージョン・タッチの編曲が光る「酔っています」、翌年の大ヒット「恋」に繋がる感じの「かわいい女はかわいいままで」、スリーフィンガー調の引き語りがベースの「おいで僕のそばに」と続きますが、青木氏アレンジの前向きな5曲目「失くした心」(この年秋のコンサートツアーのタイトル)で視界が一気に拡がります。
6曲目(アナログ盤はここからB面)の「卒業」はこの年3月に発売されたシングル「窓」のカップリング曲だけど、アルバム用に再録音されたこちらのほうが格段に素晴らしい。前曲同様に青木望氏のアレンジワークスでも完成度の高い部類に入ります。
鳥の鳴き声から始まる7曲目「帰郷」は、朝の池北線で足寄の実家へ帰る風景が浮かびます。当時の時刻表を見ると、小樽発の釧路行き夜行普通列車「からまつ」を札幌(22時20分発)で乗り、乗り換え駅の池田には翌朝6時頃に着き、足寄には8時ごろの到着だったようです。
不器用さと健気さがなんとも微笑ましいラブソングの8曲目「あたい」。9曲目のタイトル曲は力強い千春らしさを感じます。
スケール大きいラストの「生きがい」はこの年初旬のコンサートツアーのタイトルでもありました。 「失くした心」同様に大地に立って大空を仰ぎながら高らかに歌う姿が浮かびます。
今回のHQCD化に合わせて、ブックレットのリニューアルと新たにリマスタリングが施されました。
'94年発売の「CD選書」(定価1529円)と聴き比べると音圧レベルをいたずらに上げず、音の輪郭の鮮明化を第一とした姿勢が評価できます。 ハイハットなどの澄んだ高音などを聴けばご理解いただけるでしょう。
(個人的には生ギターの音やバスドラ等の低音など、まだ改良できる余地があるとは思いますが)



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