ラブソングス(紙ジャケット仕様)
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曲目リスト
- Mr.Oのバラッド
- みのり
- からっぽの唄
- 五年ぶり
- ラブソング
- カボチャ音頭
- 男30のブルースよ
- ベイビー
- 花火
- からっぽの唄 (シングルバージョン) <ボーナストラック>
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #34966 / ミュージック
- 発売日: 2008-12-17
- ディスク枚数: 1
- 形式: Limited Edition
- 実行時間: 56 分
エディターレビュー
内容紹介
フォークの神様 - 岡林信康 - 70年代名盤・奇跡の復刻
オリジナル・マスターテープからデジタル・リマスタリング
発売時オリジナル・ジャケットを細部まで忠実に復刻した紙ジャケット仕様
※完全限定生産品
『ラブソングス』
日本のフォーク史上に燦然と輝く金字塔
これを聴かずしてフォークは語れず
01 Mr.Oのバラッド
02 みのり
03 からっぽの唄
04 五年ぶり
05 ラブソング
06 カボチャ音頭
07 男30のブルースよ
08 ベイビー
09 花火
《参加ミュージシャン》
フォーク・ギター:中川イサト / ダウン・タウン・ブギウギ・バンド/鈴木慶一とムーンライダース他
オリジナル : 1977年4月25日発売
カスタマーレビュー
日本のフォークソングの到達点
2「みのり」という曲が素晴らしい。
「みのり」というのは子供の名前であり、この曲で歌われているのは、子供への愛情である。
そして生まれたばかりの弟「大介」と出会えずに、あの世に旅立った母(おばあちゃん)への思い
が綴られている。
岡林と中川イサトの2本のギターだけの演奏で歌われるこの美しい曲は、綿々と続いてきた命のリレーと、いまや星になって見守ってくれているご先祖様について歌われているように思ったのである。
昨年暮れ岡林信康の一連のアルバム群が紙ジャケットで再発になった。
この裸体でありながら顔を隠しているジャケットが妙に引っかかり購入したものだが、どうやら大正解であったらしい。
自らの過去から現在までの心情を赤裸々に吐露する1「Mr.Oのバラッド」は伝統的なフォークスタイルだが、この曲1曲で一気に引き込まれてしまう。
そして、前述の2。
3,4,5はタイトル通りのラブソングであるが、どの曲も味わい深い作品である。
ここまでの5曲は自ら、そして家族、愛すべき女性達へのラブソングである。
続く6「カボチャ音頭」7「男30のブルースよ」は爆笑のノベルティソングだが、よく歌詞を聴くとラブソングである。
8「ベイビー」は伸びやかなストラトキャスター?のトーンが印象的な、オーリアンズの岡林流解釈のような爽やかな曲だが、どこかに湿り気を感じさせるのは日本の風土のせいか。
そしてラストは再度、伝統的なフォークスタイルで歌われる9「花火」
みのりちゃんと大介君が無邪気に花火で遊んでいる情景描写に愛を感じるが、トーンが暗いのは『ぼくは燃えているのだろうか』という疑問なのだろうか。
このアルバムは日本のフォークソングの到達点である。
初期の3枚を聴いて、わかったつもりでいた自分が恥ずかしい。
こんなにストレートに魂にしみこんでくる岡林作品と初めて出会った。
49歳の誕生日に出会ったことも必然なのであろう。
中年男をそんな気にさせてしまうほどこのアルバムは素晴らしいのである。
日本のフォークの最高傑作は神様の証
岡林自身は初期のライブアルバムの中で「フォークは自分の身近な生活の事を歌ったモノがフォークだ」と言った。
そういう意味でもこれはフォークだ。たとえバックバンドのカラーが色々とあっても。フォークはアレンジではない。
紙ジャケで特筆すべきはボーナストラックの「シングル版からっぽの唄」。
アルバムのテイクに弦が付けてあるのだが、弦のアレンジはその後「Darlin’ I’ll Say Good−bye」を生むきっかけになった人物。
これぞ、日本フォークの最高傑作!
めまぐるしくその表現スタイルを変えた岡林信康であるが、中期のこのアルバムこそ、
自らの歴史を振り返り、母や子供たちへの素直な想いを託し、時代や男の心情を諧謔し、
おちゃらけつつもピュアで、夏目漱石の域に達した日本フォークの最高傑作に間違いない。




