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山桜 【初回限定版】 [DVD]

山桜 【初回限定版】 [DVD]
監督: 篠原哲雄

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  • Amazon.co.jp ランキング: #35592 / DVD
  • 発売日: 2008-12-24
  • アスペクト比: 1.78:1
  • ディスク枚数: 2
  • 形式: Color, Dolby, Limited Edition, Widescreen
  • 実行時間: 99 分

エディターレビュー

内容紹介
藤沢周平文学の名作が新たに映像化
藤沢文学生誕の地、山形・庄内の美しい四季と澄んだ空気の中で、
一人の女性が失望を超えて人生の光明を見つけ出す物語。
幸せへのまわり道---
風雪に耐えて咲く山桜の下 男はひたむきに正義を貫き、女は熱い想いを胸に秘めた。


◎◎初回限定生産◎◎

【封入特典】
「山桜」特典メイキングディスク(50分予定)
…藤沢周平生誕の地、山形で撮影された「山桜」。
作品への想いを胸に主人公野江を演じきった田中麗奈、
正義を貫く弥一郎をしなやかに演じた東山紀之を中心に、
制作現場を記録したメイキング映像。

【封入特典】
「山桜」ライナーノート(16P)
…藤沢周平の原作「山桜」と映画「山桜」をめぐるエッセイなどを収録した
読み応えのあるライナーノート。
現場で撮りためたスチール写真をふんだんに使用しました。

【映像特典】
予告編・TV SPOT

他、仕様
デジパック仕様
収納ボックス付

※初回特典は数に限りがございますので、ご注文はお早めにお願いします。
※初回限定版をご希望の場合、単品でのご注文をお願いします。他の商品とあわせてご注文されますと、それらの商品の発送可能時期によりましては、初回特典付をお取り置きできない場合がございますので、ご了承ください。

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
藤沢周平による原作を時代劇初挑戦の田中麗奈と東山紀之主演で映画化。辛い結婚生活を耐え忍ぶ女性が、かつて縁談を断った実直な侍と山桜の下で偶然出会い人生の光明を見つけ出す。メイキングディスクやライナーノートを封入した2枚組。

内容(「Oricon」データベースより)
藤沢周平の名作を、田中麗奈×東山紀之のダブル主演で映画化!江戸後期、二度目の嫁ぎ先である磯村家で不遇な日々を送っていた野江。そんなある日、山桜の下で一人の武士と出会う。山桜を手折ってくれたその男は、かつて野江を妻に望んで果たせなかった手塚弥一郎であった。彼の気遣いを励みに再び家に尽くす野江。しかしそれから半年後、農民を苦しめていた藩の重臣を、弥一郎は斬ってしまい…。特典ディスク付きの限定版。


カスタマーレビュー

田中麗奈の所作に目が潤います。藤沢周平原作。 5
ストーリーは、二度目の結婚で出戻りと蔑まれて日々を過ごしていた
野江が、お見合いで会った武士と山桜の下で再開した。野江への思いを
貫いて、いまだ結婚していない武士が、正義をも貫いて悪巧みをする
藩の重臣を切ってしまったとき、野江も彼への愛に気付く、というもの。

藤原周平原作で、過不足無い映画に仕上がっています。100分足らずの
映画ですが、良い意味で長い余韻を楽しめる映画でしょう。

野江と武士がお見合いをした後、互いの、互いへの想いを胸に秘めている
ところから始まります。ただ、野江は自分の気持ちに気付いていない。
山桜の下で再開して、それをきっかけに自らの想いが徐々に明らかに
なる、しかしながら、二度目の結婚なので失敗は許されない現実。
想いと現実とを揺れ動くさま、そして、現実を想いが上回り、堰を切った
ように溢れ出る感情を、野江に扮する田中麗奈が自然と演じています。

田中麗奈は時代劇初挑戦でしたが、良いですね!和服で歩くときなどに
ムダな所作が多いこともありましたが、親元に居る娘役なので無問題
でしょう。むしろ、その辺も初々しく観ることができます。

そして、二人の秘めている想いがお互いの妄想ではないことを表した、
野江が武士の家を訪れるシーンが特に良い。ぎこちなく、でもまっすぐ
武士の母親を見つめる田中麗奈の目を見ると、こちらの目も潤います。

なお、主題歌は一青窈の「栞」。「遠回りして いつの間にやら幸せ」が、
この映画を端的に表していますね。(Keyなどに収録)

下手には作れない藤沢周平原作、薄紅色に咲く山桜4
最新の技術で撮影したのだろうけど、期待していたほどの鮮明な山桜が映し出されてはいなかった。包み込まれるような感覚を味わえるか、と添付ライナーノートを読みつつ作品を予想したのだが。しかし、それは意図的であったのだろうか、と憶測してしまう。カメラの捉えた野江の着物姿には、情景に映える美しさが込めてあった。天地自然の美しさを花鳥風月というが、かくも、身につける者の清らかさと調和の取れた姿は何と表現したらよいのやら、と考える。

 物語は、静かに流れる。雪も花も、田も山も美しい。しかし物語として、腑に落ちない点が一つある。野江の実母瑞江は、母一人子一人の家との、すなわち手塚弥一郎との縁談を断っておきながら、なぜ、磯村家出戻り直後の野江に対して、あなたは回り道をしているだけだ、と分かったようなことを言わせたのか。身長170cmの大柄な壇ふみさんの、石垣の前を歩きながら振り向いた笑顔で、鼻っぱしの強そうな娘に向けて語り掛けているが、意味を成さない。

 バックグラウンド・ビデオのような作品と見れば、言葉の持つ強さや心情のメッセージから来る鑑賞者との協調や相互作用、没入感というような忙(せわ)しなさは要らないのでは、とこの作品は問うているのかも知れない。

 そうだ、渋い感想をもう一つ。旧伊奈町のエキストラの皆さんには、万能を使った田起し、米俵(60kg入り)担ぎなどなど、小手先だけでやらぬようお願いしたい。百姓を演じているのだから。

 初回限定版のせいか、おまけのDVD1枚付き(俳優に、文学性やら哲学染みた生き方に向けての質問は野暮だが、少々、編集して付けてある)。

期待通りの仕上がりになっていると思います。5
他の藤沢作品と比べ、全国の主要映画館で放映されなかったので、見ることが出来ず、待ちに待ったDVDの発売。
たいそう丁寧に作られた作品だなぁと思う。
不幸なヒロインが「自分を陰ながら見守ってくれていた人が、いる」と言う驚きの事実に 「見ていてくれる人が、ガッカリしない様、もう一度頑張ろう」と心を奮い立たせるのも健気で、このヒロインの思いは現代人でも通じるものでしょう。
幸せを予感させる終わり方も 後味の良い、心温まる映画に なっています。