Kaori Muraji Plays Bach(限定盤)
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曲目リスト
- チェンバロ協奏曲 第2番 ホ長調 BWV1053(ギターとオーケストラのための編曲版) 第1楽章:Allegro
- チェンバロ協奏曲 第2番 ホ長調 BWV1053(ギターとオーケストラのための編曲版) 第2楽章:Siciliano
- チェンバロ協奏曲 第2番 ホ長調 BWV1053(ギターとオーケストラのための編曲版) 第3楽章:Allegro
- G線上のアリア(ギターとオーケストラのための編曲版)
- チェンバロ協奏曲 第5番 ヘ短調 BWV1056(ギターとオーケストラのための編曲版) 第1楽章:Allegro
- チェンバロ協奏曲 第5番 ヘ短調 BWV1056(ギターとオーケストラのための編曲版) 第2楽章:Largo
- チェンバロ協奏曲 第5番 ヘ短調 BWV1056(ギターとオーケストラのための編曲版) 第3楽章:Presto
- 主よ、人の望みの喜びよ(ギター・ソロ)
- パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004(ギター・ソロ) I.アルマンド
- パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004(ギター・ソロ) II.クーラント
- パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004(ギター・ソロ) III.サラバンド
- パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004(ギター・ソロ) IV.ジーグ
- パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004(ギター・ソロ) V.シャコンヌ
- メヌエット BWV Anh.114&115(ギター・ソロ) (国内盤のみボーナス・トラック)
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #23247 / ミュージック
- 発売日: 2008-10-29
- ディスク枚数: 1
- 形式: Limited Edition, Original recording remastered, SHM-CD
- 実行時間: 71 分
エディターレビュー
内容紹介
遂に村治佳織がクラシック音楽の最高峰 バッハ に取り組みました。
しかも、チェンバロ協奏曲をこのアルバムの為にギター版に編曲した2作品の他に、名曲中の名曲 「G線上のアリア」を含め3曲を、バッハが眠るドイツ、ライプチヒのオーケスト、ゲバントハウス・バッハオーケストと収録。それに加え村治のソロで『パルティータ第2番』や、『主よ、人の望みの喜びよ』など、1枚のアルバムで村治の魅力が2回楽しめる内容になっています。また、ライプチヒのゲバントハウスでデッカの名エンジニアが伝統のデッカ録音を行い、オーディオ面からも注目の1枚です。
村治佳織(ギター)
ゲバントハウス・バッハ・オーケストラ
クリスティアン・フンケ:指揮/ヴァイオリン
録録音:2008年8月 ライプツィヒ
●初回生産限定盤:SHM-CD仕様、2009年豪華カレンダー付き
ジャケットの絵柄は、初回盤と通常盤は違うものとなります。
収録内容
J.S.バッハ:
チェンバロ協奏曲 第2番 ホ長調BWV1053 (ギターとオーケストラのための編曲版)(*)
1. 第1楽章: Allegro
2. 第2楽章: Siciliano
3. 第3楽章: Allegro
4. G線上のアリア(ギターとオーケストラのための編曲版)(*)
チェンバロ協奏曲 第5番 ヘ短調BWV1056 (ギターとオーケストラのための編曲版)(*)
5. 第1楽章: Allegro
6. 第2楽章: Largo
7. 第3楽章: Presto
8.主よ、人の望みの喜びよ(ギター・ソロ)
パルティータ第2番 ニ短調BWV1004 (ギター・ソロ)
9. I.アルマンド
10. II.クーラント
11. III.サラバンド
12. IV.ジーグ
13. V.シャコンヌ
【日本盤のみボーナストラック】
14.メヌエット BWV Anh.114 & 115 (ギター・ソロ)
(*)編曲:ラインハルト・ロイシャー
カスタマーレビュー
村治佳織はどこに行きたいんだろう?
村治佳織は十代の時に、スカルラッティなどとともにバッハの小品を何曲か録音していましたが、今回はじめて、全面的にバッハと取り組みました。ユニークなのは2つのチェンバロ協奏曲をギター用に編曲し、ライプツィッヒのゲヴァントハウス・バッハ・オーケストラと共演していることです。録音もゲヴァントハウスの大ホールで行われ、ホールトーンの豊かな優秀録音に仕上がっています。今回はSHM-CD版を購入したのですが、正解でした。今後クラシックやアコースティックなジャズでは、この素材がスタンダードになってほしいと希望します。
さて、演奏ですが、当然チェンバロの演奏をギターですべてカバーすることはできませんので、低音部などはチェロなど他の楽器が分担しています。たしかに心地よい演奏ではありますし、彼女のファンであれば購入して失望することはないでしょう。ただ、このような編曲版を演奏する必然性はというと、ちょっと考えてしまいます。また、もうひとつの柱である、有名な「シャコンヌ」を含むニ短調の『パルティータ』についても、屈託のない明るさと歌心のある演奏ではありますが、バッハの音楽の核に迫ろうとする求心力や精神性という点ではいま一歩の感があります。もちろんこれは、かなり高いレベルでの不満なのですが。
彼女のようにスター性をもったアーティストの場合、今回のような企画性の強いアルバムづくりが多くなる傾向があります。しかしその半面で、彼女がどのようなギタリストをめざしているのか、見えにくくなる危険性もあるのではないでしょうか。できればいつか再びバッハのリュート曲に挑戦してほしいと思います。
ギターのバッハ良し、SHM-CDには奮起を
村治佳織のバッハ。
満を持して、というよりも、一つの節目として気負わずに取り組んだという印象である。
どの楽曲も個性と主張を前面に押し出すというより、伴奏となるゲヴァントハウスとの調和を探りながら、互いに呼応し合い、楽しみながら演奏している様子が伝わってくるかのようである。特にG線上のアリアのように持続音に大きな特徴がある曲は本来ギターには不向きであるが、そこは編曲の妙で、旋律を補助する伴奏と溶け合いながら、新たなる魅力を見出してくれる。逆にシャコンヌなどは、それこそシゲティのバイオリンのような鬼気迫る精神性は求めようもないが、この曲はギターがあっているようで、彼女のバッハに対する真摯な姿勢が1音1音に込められている、好感のもてる演奏である。今後キャリアを重ねていく過程においてどう変化していくか、これからも弾いてもらいたいと思う。
さて、話題のSHM-CDを初めて聴いた。従来のCDと比較したわけではないが、一聴してつややかではっきりした音像に、クオリティの高さを実感させる。さすがにSACDのような天井を取っ払ったようなレンジ感の広さは感じられないのは仕方がないところだが、CDの規格が今後この素材に移行していくのであれば、歓迎である。
ただし、通常盤と比べて500円の価格差は疑問が残る。ブックレットの写真が異なる差別化は理解するが、わざわざ通常よりほんの少しだけ厚いプラスチックケース使うなど、無意味なコストをかけていないか(別にブックレットが厚いわけではないし、ビニールカバーに入らない!)。技術の進歩でより良いものが安くなっていくのは当然のことであり、やり方を間違えると結局一過性の話題で終わり、消費者にソッポを向かれるだけだろう。単純に考えれはSACDには音質で絶対に敵わないのに、なぜそれより高いのか?コストダウンを進めて安く提供するしか普及の道はないはずなのだが。
美しいバッハの音楽
ギターの音色がとても美しい、音の流れも綺麗、指先が弦を滑る音が聴こえるのがギター演奏の特色
ですが、これが好いと言う人もいれば、違和感を覚えると言う人もいる。私は好きですが。
重厚なバッハの曲でも、その重さを感じさせない、楽しい音楽、嬉しい音楽に仕上がっている。
クラッシック音楽の演奏を“再現芸術”と言う人がいます。しかしバッハの時代には無かったギター
演奏のための編曲により、その枠を超えた“新表現芸術”の新しい感動を覚えることができる。
村治佳織さんは先日の水上高原においてのコンサートの中で、今後は編曲についても取組みたい、
と仰っていましたので、バッハの曲、モーツアルトの曲その他の編曲および演奏を期待しています。



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