あぶらだこ
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曲目リスト
- 倅の勘違い
- 忿溜艦
- 禁泳
- 餅搗きジルバ
- 凍える炭
- グレーグビズマズ
- 七草牧場
- 全方眼ブルー
- 猫の角
- 入港
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #45904 / ミュージック
- 発売日: 2008-06-06
- ディスク枚数: 1
- 実行時間: 42 分
エディターレビュー
内容紹介
結成から25年、常に前人未到の領域を踏破してきた稀有なバンド、あぶらだこ。前作からきっかり4年振りとなる待望のニュー・アルバム! またしてもあぶらだこの新たな代表作となるべき異形の傑作がここに完成! ○録音・ミックスにゆらゆら帝国との仕事で知られる鬼才エンジニア、中村宗一郎を迎え、これまでのどのアルバムとも著しく異なった新鮮な音像が際立つ素晴らしい仕上がり。バンドの演奏のテンションがアルバムの流れやコンセプトに見事にはまる形で反映され、(あぶらだこなのに)爽快なまでの聴後感をもたらしてくれる! 初めから終わりまで一気に聴いてみてほしいアルバム。 ○ 前作(通称:穴盤)から導入されたヒロトモ自身の演奏による篳篥とテルミンは、本作でも重要な要素になっているが、その他にもピアノやパーカッションや様々な小道具が効果的に使用されている。
アーティストについて
あぶらだこ: 1983年、長谷川裕倫を中心に結成。当時のパンク/ハードコア・シーンの中にあって既に全く異質の存在として注目を浴び、カルト的な人気を集める。85年8月に徳間ジャパンより1stアルバム『あぶらだこ(通称:木盤)』を発表。さらに、翌86年12月に2ndアルバム『あぶらだこ(通称:青盤)』、89年4月には3rdアルバム『あぶらだこ(通称:亀盤)』と順調にリリースを重ねるが、その後長い活動休止期間を経て、96年1月にキング・レコードより4thアルバム『あぶらだこ(通称:釣盤)』を発表。その後、オリジナルメンバーの和泉明夫(ギター)が脱退し、99年に大國正人が加入。翌2000年にはイースタン・ユースやfOULが所属する坂本商店のコンピレーション『極東最前線』に参加し、MIDIから5thアルバム『あぶらだこ(通称:月盤)』を発表するなど、再び活動を活発化させる。2004年6月、Pヴァインより6thアルバム『あぶらだこ(通称:穴盤)』をリリース。
カスタマーレビュー
今回も良いです!
まさに「穴盤」の次というべきか、
「穴盤」は変拍子バリバリながら
ちゃんとサビはサビだったりしたんですが
今回はそういう軸まで取り除かれていて、
年末にやる「今年を表す漢字一語」の殴り書きのような
"一筆書きの美"のようなきらめきを、
なるべく鮮度を保ったまま血肉化した、って感じです。
特徴としてはまず、長谷川静男であぶらだこを濾過したような
アンビエント感?ゴーっていう感じがあります。
それから、大國さんのギターが吠えまくっています。
穴盤よりもそういう音の隙間は凝縮された印象です。
ラスト曲が短いのも今までにない現象です。
そのかわり7分を越える曲がいくつか入っています。
全体は42分ちょいです。
それから長谷川さんの附言がついており、
今回は"出港から入港までの間を物語形式"に作ったようです。
個人的に好きな曲は「禁泳」「グレーグビズマズ」「全方眼ブルー」「猫の背」でした。
1曲目と4曲目のインストは対照的な曲調でしたがどちらもカッコよかったです。
とりあえず聴かなきゃわからないです!
新譜は無条件に買いますが
私の場合、新譜が待ち遠しい、というミュージシャンは
非常に少なく(そういうミュージシャンにかぎって寡作)、
あぶらだこもそうなのです。
だから月盤も穴盤も、「久々の新譜だ〜い」とひととおり堪能するものの、
それでもやはり木盤〜釣り盤のヘビーローテーションになってしまう。
新譜も時間をかけて聞き込んでいくうちに、よくなっていくのでしょう。
が、年齢とともに気が短くなったせいか、あぶらを聴きたくなると新譜ではなく
木盤〜釣り盤のどれかになってしまう……。
おそらくこちらの感性が劣化したのでしょう、聞いたときにわしづかみされる
あの感じが、最近の新譜では体験できないのです。
もう一度「聞き込む」をやってみます。
異空間
あぶらだこ4年ぶりのニュー・アルバム。
ニュー・アルバムというか未だにこのバンドがCDを制作し、ライブ活動をしているのが凄い。
このどう考えても異常で、維持に体力が要りそうな音楽性を20年以上保ち続けている。
単純に凄いと思う。普通に尊敬するし、ありがとうと思います。
知る人ぞ知る、あぶらだこ。もう言ってしまえば彼らのイメージの中からは1mmもはみ出さない、
本来のあぶらだこを正しくやりきったアルバムであったかと。
というか彼らに変化はいらない。現状報告さえしてくれればいい。個人的にはそう思っています。
日本には多くのオルタナロックがあるけど正直あぶらだこに勝てるバンドなんていないだろう。
てか、いなくていいだろう。あぶらだこみたいな音楽はあぶらだこだけでいい。一つあれば十分だ。バンド自体がジャンルなのだから・・・。
改めてこのアルバム、いつもどおりの理解することすら放棄したくなるようなむつかしい言葉の羅列、
昭和どころかその前の日本までさかのぼってしまったような言語の感覚、
そしてまるで入れ歯がぬけた老人、あるいは猿のような奇妙というか眩暈がするような長谷川さんのボーカル。
ロックの無重力地帯(メロディもアンサンブルも決まった展開もないような感じ)をひたすら突き進む暴力的で自由すぎるロック・サウンド。
あぶらだこのどこが個性的なのかをあげればキリがないが、これだけの武器を持っているバンドである。
はっきりいって揺るぎも振れもない。 いつも通りの聴いててクラクラするようなどぎついロック地獄がなっている。
だけどそれが正しい。誤解を恐れずにいえば、それしか正しくない。
一応、好きな曲を挙げておくと2曲目「忿溜艦」(読み方わからねえー)と「凍える炭」が好きかな。
だけどエッセンスは一貫しています。一曲目で引っかかれば、そのままズルズルといけるでしょう。
2曲目のイントロの部分は特に好き。踊れる感じもしている。
ここまで書いておいてなんだが、別に売れて欲しいとは思わないしお勧めしたい、って気持ちも無い。
ただ好きな人だけ聴けばいいと思う。それだけ敷居の高い、高すぎる音楽だから。
でも好きになってくれたら嬉しいです。次回作も出ますように。





