グエムル-漢江の怪物-(スマイルBEST) [DVD]
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #4133 / DVD
- 発売日: 2008-02-08
- アスペクト比: 1.78:1
- ディスク枚数: 1
- 形式: Color, Dolby, Widescreen
- オリジナル言語: 韓国語, 日本語
- 字幕: 日本語
- 実行時間: 120 分
エディターレビュー
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
『殺人の追憶』のポン・ジュノ監督によるモンスターパニック。突然、漢江から現れた巨大な怪物に娘・ヒョンソをさらわれたカンドゥ。彼と彼の家族はさらわれたヒョンソを救い出すため、漢江へと向かう。“スマイルBEST”。
内容(「Oricon」データベースより)
ソウルの中心を南北に分けて流れる雄大な河・漢江(ハンガン)。休日で人の賑わう河岸に突然、正体不明の巨大怪物“グエムル”が現れ、人々を襲い始める。さらに売店の店番をしていたカンドゥの目の前で、愛娘・ヒョンソがさらわれてしまう。カンドゥは父・ヒボン、弟・ナミル、妹・ナムジュと共に愛娘の救出に向かう…。世界中を震撼させた恐怖と興奮と迫力のモンスターパニック・ムービー!
カスタマーレビュー
モンスターを意識させない怪獣映画
しょっぱなから、怪獣がバンバン出てきます。全身さらけ出して暴れます。怪獣に名前なんかありません。この時点で、この映画が怪獣映画ではないことに気付くべきでした。だって、メインとなる怪獣ならば、こんな最初から出し惜しみなくバンバン画面に出しませんよ。
で、怪獣はあくまで脇役として出ずっぱりです。怪獣を脇役に扱いながらもこんなに全編通して活躍する映画は見たことありません。正直、怪獣のかっこよさや暴れっぷりは、ファースト・シーンが最も出色で、その後は物語の中心となる家族愛に押され続けます。
家族が悲惨になっていくにつれ、怪獣は家族に飲まれっぱなしです。駄目な家族が野暮ったく活躍する姿と対比するように、怪獣は暴れなくなります。街中を暴れまわるでもなく、下水溝と河を行ったり来たりしているだけです。まるで、駄目な家族にやられるのを待っているかのように、戦闘レベルを自ら落としています。
ここまで、人間の視点に合わせて性能を調整した怪獣も本当に珍しいと思います。ジャンルに捕らわれず、怪獣映画の基本をバッサリ切り捨てたからこそ、こんな快作にして傑作が生まれたのでしょう。
怪獣映画って大人が見るとあまり心に残らないのですが、これは心に刺さります。
この値段ならば、お買い得の一本だと思います。
おバカ映画?上等!
まずこの映画に対して非常に“うがった”見方が多かった
のは残念。。。やれ、ゴジラには遠く及ばないだ、
某アニメに出てくる怪獣キャラにクリソツだの・・・
似てるけどね(笑)
ま、まあそれは置いといて、圧倒的に未見の人で多かった
意見が、
「(予告などで)怪獣見せ過ぎ!萎えるわ〜!」
確かに。。。
しかし監督の前作「殺人の追憶」を観ていたファンなら
わかる。絶対にこれは「ドラマに重点を置いた怪獣映画」
だという事を。
そのドラマも、コメディーなのか?というぐらいトボけてる。
頭に障害を持っていそうな長男に、理屈ばかりで行動が
伴わない次男。そしてマイペースな長女に小汚い親父・・・
正直こんな家族イヤ(爆)
だがこのトボけた人間像がこの監督の真骨頂であり、要は
この映画のテーマは「シニカル(嘲笑的)な視点」なのだ。
それを象徴するシーンが、合同葬儀場で泣き崩れる家族を
上からの俯瞰で見せるカットだ。
これは監督の中にシニカルな感性があり、一歩引いて見せて
いるという証拠。
“緩急”の付け方もまたこの監督の持ち味。
一瞬の緊張感ある静けさの後に、爆発したかのように動く
キャラクターたち。
「殺人〜」から私はこの演出に病み付きになり、今作でも
それがいかんなく発揮されている。
ラストのオチについては私も疑問符を持ったが、この件に
ついてはDVDのコメンタリーにて監督なりの持論があり、
納得はいかないまでも、それなりの監督の信念を感じた。
この姿勢が好きである。
決してヘンなだけの映画ではない。
怪獣コメディー
「怪物」がただの大型肉食動物でしかなく、舞台も都会のど真ん中(逃げ場がいくらでもある)
少し意外でしたが、動物園から虎が逃げた、オカシナヤツが刃物を持って暴れている。
そんなノリの生々しい恐怖が逆に良いです。
高架を走る静かなバス(電車?)の中から、河川敷で暴れる怪物を見下ろすシーンは秀逸。
名前、台詞のある登場人物は、二人の女性を除いてほぼ全員がダメ人間。
最初から最後まで細かく入れてくる黒いギャグ。
誤った情報に基づくメディアの扇動で、
見えない(そもそもありもしない)危険に怯える社会など、
物語の世界そのものが悪趣味なジョーク。
主人公は、娘を愛する純朴な善人なのですが、
意地悪なくらいはっきりと愚鈍な人物として描かれています。
これは怪獣映画パロディーのコメディー映画でしょう。
ゾンビの「Shaun of the Dead」やポリスアクションの「Hot Fuzz」の類。
流れるような怪物の動き。
ウォニョ大橋を初めとする、巨大建造物の美しさ。
映画館の大スクリーンで観たかった。
「韓流ブームに乗って、とりあえず持ってきたやつでしょ?」
と、劇場公開当時に無視していたのが悔やまれます。
この廉価版にも監督&キャストのコメンタリーが入っています。
普段こういうものはあまり聞かないのですが、
みな凄いまじめで、でも映画同様、真顔で冗談を言い合っていて
最後まで飽きずに聞けました。

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