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ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&第3番

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&第3番
ジルベルシュテイン(リーリャ)

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おすすめ度:

曲目リスト

  1. ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18 第1楽章:Moderato
  2. ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18 第2楽章:Adagio sostenuto
  3. ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18 第3楽章:Allegro scherzando
  4. ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30 第1楽章:Allegro ma non tanto
  5. ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30 第2楽章:Intermezzo. adagio
  6. ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30 第3楽章:Finale. Alla breve

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  • 発売日: 2008-01-23
  • ディスク枚数: 1
  • 実行時間: 76 分

カスタマーレビュー

ピアノとオーケストラのバランスが良5
このCDの演奏はピアノとオーケストラとオーケストラのバランスがとても良いと思います。
リヒテル、アシュケナージ、ツィマーマンなどのCDを聞きましたが、それらに比べてその点がとても印象に残りました。
ラフマニノフのピアノ協奏曲2、3番はとてもメジャーな曲だけあり、とても思い入れの
こもった演奏が多いと思います。
そのため、ピアノやオケのどちらかが前面に出すぎてしまうことが多かったりするのですが、
この演奏はピアノとオケのハーモニーやピアノの問いかけに対するオーケストラの
受け答えなどバランスが絶妙であると思います。

おそらく綿密に計算された演奏であるためだと思いますが、適度な緊張感や綺麗な音の
響きと相まってとても美しい演奏になっています。
このため他の演奏に比べスタンダードな(教科書通りな?)演奏であるにもかかわらず、
まったく飽きがきません。

ただ、初めて聞くと少し淡々とした演奏に聞こえてしまうかもしれず、
曲自体がロマンチックな曲であるため、その点を不満に思う人も多いかもしれません。

この協奏曲のいろいろな個性的な演奏を聴いた後、最後にはこれが聞きたくなってしまう
というような演奏です。

念願の再発売5
リーリャ・ジルベルシュテインのピアノ独奏と、クラウディオ・アバド&ベルリンフィルハーモニーとの協演による、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、第3番。この2曲を始めて聴く人にとってスタンダードなのはアシュケナージによるものか、 ヴァーシャーリによるものが知られていますが、個人的には、このジルベルシュテインによるものが、スタンダードでありながら美しく迫力もあり、多くの人に最適な演奏だと思っています。

是非多くの方に聴いていただきたい一枚です。2番も3番も、ピアノ、オケともに、聴いて損はしない完成度の高い演奏です。2番については、私にとってはこのCDがベスト版になっています。ハイティンク&アシュケナージよりもこちらが好きです。3番についてはホロヴィッツやアルゲリッチのものも評価が高いですが、そうしたものを、初心者の方に必ずしもお勧めできるとは思いません。まずジルベルシュテインやアシュケナージの、割とスタンダードな部類の演奏で、この曲に耳を慣らしてから聴いてみるのが良いのではないかと思います。

追記。このCDの、ジルベルシュテインのピアノの特徴を私なりに表現するなら、気品と強い確信に満ちたタッチとリズム、強い推進力を持ち、それでいて柔らかく、暖かみがある、白い光を放ち輝くダイヤモンド、そんな印象を受けます。ロマンティシズムに浸りすぎず、かといって冷たいわけでもない。理性と感性のバランスが良く、アバド指揮ベルリンフィルの好サポートもあり、この2曲の教科書的、お手本のような名演奏といえるでしょう。ピアノはもちろん、オケの完成度の高さにおいても、この2曲の演奏を聴くなら避けることのできない一枚です。

私が作成した"リストマニア"リスト「民主党とマスコミから日本を守るために」も参考にしていただけますと幸いです。

溌剌として爽やか、一陣の薫風が駆け抜けていったかのような演奏4
 ラフマニノフ27歳の1900年〜1901年にかけて作曲された『ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調』。1907年〜1909年にかけて作曲された『ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調』。両曲とも、溌剌として爽やか、一陣の薫風が駆け抜けていったかのような演奏。

 ピアノを弾いているジルベルシュテインの、妙なけれんがなく、メロディーラインを素直に歌い上げているところが好ましいですね。アバド指揮ベルリン・フィルのオケとのバランスもよく、どちらか一方がでしゃばり過ぎるといったこともなく、聴きやすかったです。

 ピアノの響きがさらりとして軽かったのが、難といえば難かな。インパクトに欠けるというか。リヒテルの量感のある、どっしりとして重みのあるタッチと比べると、その極北に位置している感じのピアノの響き。淡白だと感じる方もいらっしゃるでしょう。

 『第2番』は、1991年11月の録音。【11:05 11:29 11:43】の、全曲とおして34:17の演奏。
 『第3番』は、1993年9月の録音。【16:16 11:25 14:21】の、全曲とおして42:02の演奏。
 1966年2月19日、モスクワ生まれのリーリャ・ジルベルシュテインが、25歳〜27歳の時の演奏。

 『第3番』での、清々しい息吹に満ちた第3楽章「フィナーレ」のピアノは、聴きごたえありましたねぇ。胸が弾む爽快感とでもいうか。わくわくしました♪