隠し砦の三悪人<普及版> [DVD]
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #11425 / DVD
- 発売日: 2007-11-09
- アスペクト比: 2.35:1
- ディスク枚数: 1
- 形式: Black & White, Dolby, Widescreen
- 実行時間: 139 分
エディターレビュー
内容紹介
【黒澤明DVDコレクション】
*映像特典を簡素化・お求めやすい価格でリリース!
(THE MASTERWORKSシリーズとは別商品です。)
戦国時代を舞台に、敗軍の侍大将・真壁六郎太が隠し砦にこもり、追っ手から姫君と、お家再興の軍資金、黄金二百貫を守って、敵中を横断突破するアクション活劇。
【映像特典】予告篇
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
黒澤明が巧みな脚本とシネスコサイズの効果を十二分に発揮したダイナミズムで描く娯楽活劇。隣国・山名家との戦いに敗れた秋月家の侍大将・真壁六郎太。世継ぎの雪姫と共に隠し砦にこもる六郎太は、姫君と軍用金の黄金を守り同盟国への脱出を図る。
内容(「Oricon」データベースより)
戦国時代を舞台に、隠し砦から姫と財宝を持ち、敵地の横断突破を試みる武士たちの奮闘をダイナミックに描いたアクション活劇。三船敏郎、上原美佐、千秋実ほか出演。
カスタマーレビュー
見れば見るほど、雪姫の凛々しさに感動!
この作品の面白さは、皆さんすでにお書きの通り。黒澤明の作品群の中で1・2を争う、”面白い”・”楽しい”アクション映画の傑作である。初めは太兵(千秋実)と又七(藤原釜足)の漫才さながらユーモアあふれるやりとりに笑い、次には真壁六郎太(三船敏郎)のカッコ良さに痺れる。そして回数を重ねるうちに、雪姫(上原美佐)の気高い美しさに心打たれる。
とかく”スターウォーズの原点”と言う表現はされるが、身分の高いお姫様がひょんなことから庶民のありのままの姿を見て自らも体験する、という観点から見ると、”黒澤版『ローマの休日』”とも言える作品である。貪欲な百姓コンビとの出会いから、宿場町で戯れる子供たちを見る優しい眼差しなざし、上田吉次郎演じる卑しい人買いに対する怒りを秘めた眼差し、火祭りでみんなと踊るときの楽しい表情、そして逃亡中に一息ついて鳥のさえずりをしみじみ聴いているときの何ともいえない美しさ(一瞬、三船演じる真壁六郎太が見とれてる?)、これらの体験が「たとえ打ち首になっても悔いはない」という台詞につながってくると思うと、これらの何気ないシーンが非常に心に響く。
そして人知れず涙を流しつつも、秋月家の後継ぎとして厳しい運命を背負う覚悟をしている凛々しい姿が心を打つ。主を守るために命を投げ出す家臣に対しては「命に何の代わりがあろうぞ!」と怒り、秋月家の領民が不幸な身分に身をやつし見過ごすことができない場面では「お主は姫の心まで唖(おし)にするつもりか!」と憤る。そして極めつけは、いよいよ敵に追い詰められ真壁六郎太から(秋月家ゆかりのものと思われる)小刀を受け取る瞬間の誇り高く凛とした表情である。上原美佐の演技のつたなさに対する批判をよく目にするが、男勝りでありながらも気品があふれ、誇り高くも優しい心を持つという、非常に難しいこの役柄を見事に演じることが出来るのは、古今を通じて彼女をおいて他にないだろう。また、まったくの素人であった彼女を抜擢した黒澤明の慧眼にも、ただただ感服するばかりである。
リメイクは無謀
主人公の三船敏郎と、敵方の侍大将(藤田進)が槍で一騎打ちをする場面がある。
かなり長い。
若いころにみていたら、「もういいよ、長すぎ!」と思っただろう。
だが、いま改めてじっくり見てみると、二人の立ち回り、演出、槍の取り回し、
実に見事。
まるで舞や能を見ているような美しさがある。
CGではなく、生身の芸だからこそ、マネしようったってできるものではない。
これはあくまで一例だが、要するに、リメイクったって、できるわけないじゃん。
ジャニーズのタレントに、両手で刀構えて馬で全力疾走できるのか?
結局、新春スターかくし芸大会になってしまうのは目に見えている。
長澤まさみ?大河ドラマならいいと思いますが…。
理屈ぬきに楽しめる時代活劇
太平(千秋 実)と又七(藤原釜足)の凸凹コンビが、互いに悪態をつきながら道を行く出だしのシーン。ジョージ・ルーカス監督の映画『スター・ウォーズ』のC-3POとR2-D2のロボット・コンビのモデルになったふたりの、飄々としてコミカルな会話が愉快愉快。くすりとさせられました。
勝気な雪姫(上原美佐)のきりりとした美しさもよかった。枝のムチを振るう姿、ぽろぽろと涙をこぼす姿、六郎太(三船敏郎)を叱責する姿。魅力的でしたねぇ。
それから、国境の関所を突破するシーンと、敵の騎馬武者を六郎太が馬を走らせて追跡するシーン。前者の「機知・計略」、後者の「疾風迅雷のスピード感」。わくわくしました。
黒澤監督が、「しんどいものを二本やったから(『蜘蛛巣城』と『どん底』のこと)、ひとつ追っかけ形式のおもしろい時代劇を作ってやろう、そんなきっかけでした」と語っている作品です。
1958年(昭和33年)製作、公開。本編139分。理屈ぬきに楽しめる一本。

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