チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」
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曲目リスト
ディスク 1:
- バレエ音楽 ≪くるみ割り人形≫ 作品71 (全曲) 序曲
- バレエ音楽 ≪くるみ割り人形≫ 作品71 (全曲) 第1幕 第1場 第1番:クリスマス・ツリー
- バレエ音楽 ≪くるみ割り人形≫ 作品71 (全曲) 第1幕 第1場 第2番:行進曲
- バレエ音楽 ≪くるみ割り人形≫ 作品71 (全曲) 第1幕 第1場 第3番:小さなギャロップ、新しいお客様の登場
- バレエ音楽 ≪くるみ割り人形≫ 作品71 (全曲) 第1幕 第1場 第4番:踊りの情景、子供たちへの贈り物
- バレエ音楽 ≪くるみ割り人形≫ 作品71 (全曲) 第1幕 第1場 第5番:情景、グロスファターの踊り
- バレエ音楽 ≪くるみ割り人形≫ 作品71 (全曲) 第1幕 第1場 第6番:情景、子供たちは寝室へ、魔法の始まり
- バレエ音楽 ≪くるみ割り人形≫ 作品71 (全曲) 第1幕 第1場 第7番:情景、くるみ割り人形と二十日ねずみの王様との戦闘、くるみ割り人形の勝利、そして人形は王子に姿を変える
- バレエ音楽 ≪くるみ割り人形≫ 作品71 (全曲) 第1幕 第2場 第8番:情景、冬の松林
- バレエ音楽 ≪くるみ割り人形≫ 作品71 (全曲) 第1幕 第2場 第9番:雪片のワルツ
ディスク 2:
- バレエ音楽 ≪くるみ割り人形≫ 作品71 (全曲) 第2幕 第10番:情景、魔法の城
- バレエ音楽 ≪くるみ割り人形≫ 作品71 (全曲) 第2幕 第11番:情景、クララと王子くるみ割り人形の登場
- バレエ音楽 ≪くるみ割り人形≫ 作品71 (全曲) 第2幕 第12番:ディヴェルティスマン a.チョコレート、スペインの踊り
- バレエ音楽 ≪くるみ割り人形≫ 作品71 (全曲) 第2幕 第12番:ディヴェルティスマン b.コーヒー、アラビアの踊り
- バレエ音楽 ≪くるみ割り人形≫ 作品71 (全曲) 第2幕 第12番:ディヴェルティスマン c.お茶、中国の踊り
- バレエ音楽 ≪くるみ割り人形≫ 作品71 (全曲) 第2幕 第12番:ディヴェルティスマン d.トレパック、ロシアの踊り
- バレエ音楽 ≪くるみ割り人形≫ 作品71 (全曲) 第2幕 第12番:ディヴェルティスマン e.あし笛の踊り
- バレエ音楽 ≪くるみ割り人形≫ 作品71 (全曲) 第2幕 第12番:ディヴェルティスマン f.道化師の踊り
- バレエ音楽 ≪くるみ割り人形≫ 作品71 (全曲) 第2幕 第13番:花のワルツ
- バレエ音楽 ≪くるみ割り人形≫ 作品71 (全曲) 第2幕 第14番:パ・ド・ドゥ a.イントロダクション
- バレエ音楽 ≪くるみ割り人形≫ 作品71 (全曲) 第2幕 第14番:パ・ド・ドゥ b.ヴァリアシオン I
- バレエ音楽 ≪くるみ割り人形≫ 作品71 (全曲) 第2幕 第14番:パ・ド・ドゥ c.ヴァリアシオン II (こんぺい糖の踊り)
- バレエ音楽 ≪くるみ割り人形≫ 作品71 (全曲) 第2幕 第14番:パ・ド・ドゥ d.コーダ
- バレエ音楽 ≪くるみ割り人形≫ 作品71 (全曲) 第2幕 第15番:終幕のワルツとアポテオーズ
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #34126 / ミュージック
- 発売日: 2007-11-21
- ディスク枚数: 2
- 実行時間: 86 分
カスタマーレビュー
プレヴィンのメルヘンチックな情感たっぷりの演奏は、やはり、この曲に最も相応しい
この「くるみ割り人形」は、チャイコフスキーの三大バレエ曲の中でも、最も美しい旋律に溢れたメルヘンチックな楽しい名曲であり、私は、この曲こそが、三大バレエ曲のうちの最高傑作だと思っている。
この曲の全曲盤は、物語的要素が強い第2幕第11番までの前半部分と、次々とメルヘンチックな美しい旋律が出てくる「お菓子の国の饗宴」の後半部分に分けることができる。このうち、美しい旋律満載の後半部分は、誰の演奏で聴いても楽しむことができるのだが、前半部分は、後半に比べて、一曲一曲が比較的長い反面、全体的に、美しい旋律で勝負する曲は少ないので、指揮者の情景描写力の上手さが問われると思う。
私は、この全曲盤を、評論家諸氏の評価が極めて高いプレヴィン盤とゲルギエフ指揮キーロフ歌劇場管盤で聴き比べてみたのだが、ゲルギエフ盤が、全体で4分29秒、そのうち、前半部分だけで3分20秒も速いテンポを取っているのが目立っており、この演奏時間の違いが、二人の演奏の違いを端的に表していると思う。
プレヴィンは、終始、ゆったりとしたテンポを取って、旋律を滑らかに歌わせ、メルヘンチックな情感たっぷりの演奏を繰り広げており、意外にも、スケールもゲルギエフより大きく、特に、前半部分での語り口、情景描写力の上手さが光っている。それに対し、ゲルギエフは、テンポが速い分、特に前半部分で、音をきざんできたり、せかせかと駆け抜けるような演奏が目立っており、率直にいって、メルヘンチックな情感に乏しい前半部分のゲルギエフの演奏は、この曲のスタンダードとしては、お勧めする気になれない。
ちなみに、後半部分では、ゲルギエフも、前半部分のようなせかせかしたテンポを取っておらず、演奏内容でも、ほとんどプレヴィンに遜色を感じないレベルにあるのだが、前半だけで約50分掛かる曲だけに、前半の差が、すなわち、二人の演奏の差といわざるを得ない。





