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ALIVE

ALIVE
加川良、ウィズ、村上律。

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曲目リスト

  1. 北風によせて 2. 駒沢あたりで 3. コスモス 4. 偶成 5. 今晩はお月さん 6. オレンジ キャラバン 7. 祈り 8. ばびぶぶべべ 9. 女の証し 10. ゴスペル

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  • Amazon.co.jp ランキング: #44556 / ミュージック
  • 発売日: 2007-07-28
  • ディスク枚数: 1
  • 寸法: .11 ポンド

エディターレビュー

内容紹介
村上律のラップスティール・ギターが何とも言われぬ素晴らしい雰囲気、まるでいいライブハウスにいるような感覚になってくる。それがまるごとパックされた奇蹟的なアルバム(1983年作)で、加川良のミッシングリンクを埋める待望の初CD化。


カスタマーレビュー

村上律のペダル・スティールとの掛け合いが楽しめる4
 オリジナルLPは1983年1月にベルウッドのレーベル停止後に出されている。あるいは、当時のベルウッド・レーベルの活動を締めくくる最後のアルバム・リリースだったのかもしれない。ジャケットは黒と黄の2色で、加川良と村上律の写真が切り抜きで使われているという、実に制作費を抑えたと思われるできばえ。特に解説もなく、歌詞カードが1枚だけ。
 作品は、息のあったふたりの掛け合いが楽しめるアルバムに仕上がっている。シンプルなのだが、このスタイルは原点であり、ある意味で嬉しい。
 収録曲は、北風によせて、駒沢あたりで、コスモス、偶成、今晩はお月さん、オレンジ・キャラバン、祈り、ばびぶぶべべ、女の証し、ゴスペル、の全10曲で新曲はないが、現時点でCD化(復刻)されていないアルバム『プロポーズ』(NEWSレコード、1981.4発売)に含まれている「コスモス」を聴くことができる。
 なお、いずれの曲も、あえてオリジナルとは異なる歌い方をしているので、雰囲気が大分異なっていて、この歌い方は好き嫌いが分かれるかもしれないことはお伝えしておきたい。

基準5
 ずっと探していた一枚。今から十数年前、高校時代、病院に入院していたとき、同室のおじさんからテープをもらい、ずっと聞き続けていた。加川良とは誰であるかも知らず、フォークやらロックやらのジャンル分けも知らず、予備知識など何もなく、入院時の憂鬱な気持ちを抱えていた心にこのアルバムは何度も染み入り、響き、自分にとっての「うた」の基準はこのアルバムによって出来上がった。以降、日本のさまざまな歌、音楽、海外のブルース、ソウル、ロック、ジャズ、クラシック、ワールドミュージック、さまざまな音楽を浴びるように聴いたが、この一枚のアルバムを凌ぐものはひとつもない。どんな人にもあるだろう「基準」としての音楽は、このアルバムだった。

 今このCDを聴いていて、「今晩はお月さん」が流れているが、もう、たまらなくなって胸が壊れそうなほどだ。言い方によってはブルースでもあるだろうし、ソウルでもあるだろうし、フォークとも、ロックとも言えるだろうが、日本語で歌われたソウルミュージックとして十本の指に入るだろうし、こんな歌唱・演奏は、もう今じゃお目にかかれないだろう。魂なんていわれるものはここにこそあり、剥き出しのままでここにあり、こちらから手で肌触りを感じることができそうで、こちらの胸をも直接触れてくるようだ。泣けるうた、というより聞き手の心を燃やしてくれる、心を磨いて、再び生かしてくれる歌だ。そんなことができる歌が、どのくらいあるというのだろう?

 最高のうた。