NHK大河ドラマ 炎立つ 完全版 第弐集 [DVD]
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #62808 / DVD
- 発売日: 2007-06-22
- アスペクト比: 1.33:1
- ディスク枚数: 4
- 形式: Color, Dolby
- オリジナル言語: 日本語
- 実行時間: 683 分
エディターレビュー
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
『硫黄島からの手紙』の渡辺謙が『独眼竜政宗』に続いて主演を務めたNHK大河ドラマのBOX第1巻。平安末期、東北に強大な王国を築き栄華を極めた奥州藤原氏四代の140年に渡る興亡劇を描く。第21回「父と子」から最終第35回「楽土・平泉」までを収録。
内容(「Oricon」データベースより)
平安末期の奥州。豪族安倍一族によって平和に治められていた地に、源頼義が陸奥守として下向したことを境に戦乱の時代が訪れる。そしてその後、源頼朝との関わりをきっかけに、藤原氏の命運は再び大きなうねりにさらされていく…。平安末期、東北に強大な王国を築いた奥州藤原氏四代の興亡劇を描いた、直木賞作家・高橋克彦原作のNHK大河ドラマ。第21回から第35回までを収録。
カスタマーレビュー
やはり3部は酷かった。
改めて全て通して見て、やっぱり第3部は面白くないな…と思いました。
雪中での合戦シーンなど軍記物のドラマとして見所いっぱいの第1部と
上質な昼ドラのようなタッチで複雑な兄弟同士の愛憎を描いた第2部は
どちらも回数が全然足らないと思うほど面白かったのですが、第3部は
藤原氏滅亡時の当主泰衡が主人公であるため、主役として美化して描く
には、「文化の力で国を治めた平和主義の男」とせざるを得ず、それが
原因で至るところに首を傾げる描写が目立ちました。
また、序盤では皆から好かれる義経に嫉妬し偉大な父を恐れる軟弱な
男として描かれていた泰衡が、中盤から急に父をも凌ぐ立派な男として
人が変わったかのごとく描かれているのですが、その過程が全く「??」
で、見てる側がおいてけぼりにされているかのように感じました。
恐らく主演が第1部と同じ渡辺謙さんであるため、その対比として必要と
判断したのでしょうが、あまりにもその落差が大きくて不自然過ぎました。
「平和主義」な主人公像も1部2部の方で、朝廷が気まぐれで全く頼りに
ならないことや、源氏が陸奥の地に並々ならぬ野心を抱いていることを
繰り返し描いてきているだけに全く別の物語の主人公のように感じました。
終盤立て続けに起こる悲劇も、全て主人公のせいではないよう都合良く
脚色されているのですが、どれも納得のいくものではなく、判官びいきな
日本人の固定観念をひっくり返すほどの大きな理由付けも皆無でした。
さらには、義経主従の棒読み演技など、キャスト的にも重厚で緊張感の
あった1部2部とは打って変わって、気の抜けるシーンが多かったです。
原作が間に合わず脚本家が急遽一から書き上げることになった事情や、
(脚本家もキレてしまったのか、今回同様に脚本を担当した「草燃える」
と全く同じセリフ・設定にしてしまっているシーンがチラホラ見られます)
そのことによる主要キャスト俳優の降板など、後で知って「なるほど…」
と納得する部分もあったのですが、1部2部が素晴らしい出来だったのと
この題材での歴史ドラマは今後ほとんど製作されることはないであろうと
思われることから、もう少し踏ん張って良い作品に仕上げて欲しかったです。
予想通り・・・
最後まで見るのが苦痛です。女たちが…言葉は悪いが「うざい」。ついでに義経も。こんなことなら第3部にこんなに回数を割くことはなかったんじゃないだろうか。原作が間に合わないのは気の毒だが(脚本家にとっても、原作者にとっても)、それにしても酷すぎる。奥州藤原氏の栄華と終焉が、台詞やナレーションで説明されるほどには実感できず、それも不満。挙句の果てには義経に「やはり都に比べて退屈だ」などと言わせる始末。この脚本家、嫌いじゃなかったのだが…酷い。星二つは第1部・第2部からのオマケである。
第三部の評価が低すぎませんか?
第三部の魅力を書かせてください。
第三部の背景は平氏・源氏といった新興勢力『武士』の台頭と旧勢力である『貴族』が武士を利用しながら権力を維持しようとしていた時代。源頼朝は、腐りきった朝廷の政を打破して武家政権の成立を目指し、奥州では朝廷と武士の勢力にも支配されない独立した楽土を築くことを目指しています。これは源義家、藤原清衡それぞれの理想であり、この理想は源氏、藤原氏(安倍氏も含む)に何世代にも受継がれてきたものです。その終点に頼朝と泰衡がいます。
歴史的に考えると、既得権益にしがみつく朝廷から政を奪い、武家を中心とした政権による全国支配を目指す、坂東武者達の機運が奥州藤原氏を滅亡させました。この歴史的事実と泰衡がどのようなキャラクターだったのかを兼ね合わせて想像すると、本作品の泰衡像もありだと思います。
本作で泰衡は平和主義者というキャラクターで描かれており、彼なりの『蝦夷の誇り』の貫き方は設定したキャラに対して矛盾は無いと思います。
国の幕引きをしてしまう人間は、結果的に国の舵取りを誤ってしまうため、主人公としてのカッコ良さには欠けますが、最後まで熱き蝦夷の『炎』は立っており、そこはもっと評価されても良いのではないでしょうか。

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