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黄金の腕 [DVD] FRT-165

黄金の腕 [DVD] FRT-165
監督: オットー・プレミンジャー

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  • 発売日: 2006-12-14
  • ディスク枚数: 1
  • 形式: Black & White, Subtitled
  • 実行時間: 119 分

エディターレビュー

内容紹介
シカゴの北クラーク街、シュワイフカの処のポーカー博奕で警察の手入れがあったとき連れてゆかれたフランキーは、レキシントンの連邦麻薬対策病院で6ヵ月もすごしてきた。シカゴに舞いもどったフランキーはアンテックやマウルの店で仲間に歓迎される。フランキーはそれにかまわず狭い自分の家に帰り、車椅子に坐ったままの美しい妻ザッシュに会う。フランキーは妻にレキシントンの病院で習ってきたドラムで生活しようと語る。ところが彼女はそれを喜ばず、トランプ賭博では「黄金の腕をもつ男」といわれているほどの名うてのくばり手の腕を使えとすすめる。妻と口論の後フランキーはレーン氏に会いに行くと外に出る。スパロウはそのために洋服一揃いを盗んでくる。フランキーとスパロウが外へ出ると、足の不自由な筈のザッシュは立ちあがると2人が行くのをそっと見送る。巡査部長のクヴォルカは、フランキーとスパロウを万引きのかどで捕らえて、老巧な警察署長ベッドナーの前へ連行するのだった…。


カスタマーレビュー

The Man with the Golden Arm4
当時のアメリカ社会問題でもあった麻薬の恐ろしさを映画化した話題作。主演のシナトラは1953年『地上より永遠に』でアカデミー助演男優を受賞し、その貫禄の演技を二人の個性派女優が旨く盛りたてている。麻薬の禁断症状や車椅子の女性などミステリアスなサスペンスが繰り広げられる衝撃なドラマ展開に息を呑むほどです。シナトラはこの作品で1955年アカデミー主演男優にノミネートされている。そんなシナトラの熱演にご期待ください。

ハリウッド映画ではタブーだった麻薬問題に挑んだ力作3
映画のタイトルにもなっている通り「黄金の腕」と呼ばれている賭博場の天才的カード配りであるフランク・シナトラはかつて麻薬中毒にかかり立ち直るが、彼の起こした自動車事故が原因で歩けなくなった悪徳妻のエレノア・パーカーは実はもう歩けるのに彼を騙し続けてわがまま放題で無謀な要求を続け、お金をしゃぶり尽くそうとする為にフランク・シナトラは再び麻薬に手を染めるのだが、そんな彼を救ってやろうと献身的に面倒を診てやる昔馴染みの酒場女キム・ノヴァクの必死の努力で克服に何とか成功。悪徳妻は自滅的な最後を遂げる。と、いうお話を当時のハリウッド映画では、同性愛と麻薬をテーマにした映画はタブーとされてきたが、中でも秀作、「野望の系列」等の作品を手掛けた、オットー・プレミンジャー監督はそんなプレッシャーすらもろともせずに勇敢に真正面からセンセーショナルな麻薬問題に挑戦した功績は特筆すべきである。主人公の麻薬中毒者兼?賭博場のカード配りを演じた名歌手でもある、フランク・シナトラが地獄の禁断病状に苦しむこの作品最大の見せ場は凄まじく生々しい迫力がある。麻薬と悪徳妻に追い詰められていく心理場面は自分自身の意志の弱さとは言え同情を誘う非情的な描写がなされている。本音を言いますと私はフランク・シナトラが大嫌いだが、この映画の彼だけは唸らされる最高の名演技である。複雑で独特の雰囲気が印象的な酒場女役のキム・ノヴァクとしたたかで露骨な悪徳妻のエレノア・パーカーの陰と陽の対照的な演技合戦も見物である。展開的にお話は都合よく進み、甘い欠点も見受けられて歯切れが悪い箇所もあり、不満、疑問点が無い訳ではないが、賭博場や酒場等のさりげない昔風の風俗描写も捨てがたい。エルマー・バーンステインの渋い音楽もこの物語にリアリティーを与えている。我が日本でもしつこく、あからさまなほど報道されている麻薬事件のニュースが日常的に毎日繰り返し流されていますが、この映画で描かれている事は確かにフィクションかも知れない。だが、本編の真の狙いは麻薬に手を染めたらもう最後、死ぬしかない!と言う警告とメッセージを表現した社会問題の要素も取り入れた大胆な解釈も見てとれます。麻薬の本当の恐ろしさと怖さを知る上で是非鑑賞をオススメしたい大必見の力作です!※人間の魂と心を奪いさる悪魔、麻薬が世界中から消滅=撲滅される事を心から願っております。