ソウル・ピープル
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曲目リスト
- ソウル・ピープル
- ソニーズ・ブック
- C ジャム・ブルース
- アイ・キャン・ゲット・スタテッド~マスカレード・イズ・オーヴァー
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #401162 / ミュージック
- 発売日: 2007-02-21
- ディスク枚数: 1
- 実行時間: 40 分
カスタマーレビュー
ジャケット撮影は、あのburt goldblatt
本作はstitt64年作。お馴染みのdon patteron/billy jamesのコンビとコラボ。ここではさらにbooker ervinの加わったセッション(2管カルテット)。
…とは云え、まず断っておきたいのは決して…lockjaw&griffin…的な“白熱のバトル・セッション”ものではなく、シンプルでソウルフルな曲調ばかりを取り上げ、管の2人が互いの手の内を見せ合うような趣である。なので一触即発の掛け合いはあまり期待しない方がいいと思う。
レイジーな雰囲気の中で鷹揚なstittはlou donaldsonを連想させるソウルフルな味満開のソロを吹く。…しかし、やはりervinにどうしても耳が行ってしまう。
ervinはめずらしく気怠い感覚で吹奏している。これが意外と新鮮。アーティキュレイションに独特なクセのあるプレイヤーのため、いつもの殺伐なトーンがそのままいく分柔らかく、ブルージィに鳴っている(とはいえ、のってくるとここぞとばかりにブカブカ…と洪水のように吹きまくっているのだが)。結局、この辺りで泰然としたstittとのコントラストがクッキリとよく浮かび上がる。
ervinの名演は後半2曲でキマリ!…だと思う。booker ervinという人のプレイを好きな方は、彼の意外な側面を窺える好サンプルと云えそうです。
ミスマッチ!
本アルバムではプロデューサーは致命的な欠点を犯しているように思われる。それは、スティットにアルトを持たせてしまったことである。
そもそもスティットとアーヴィン、サックス(テナー)プレイヤーとしての資質は似ているようでかなり異なる。スティットがクラシックなコード奏法なのに対して、スティットはコルトレーン張りのモード奏法だから、同じブロー命タイプでも、アーヴィンのほうが息が長いフレーズになるのは当然なのだ。
そのふたりの奏法の違いを際立たせるには、同じ楽器を持たせるに越したことはない。しかるに、スティットにアルトを持たせたばかりに、むしろアーヴァインの美点ばかりが目立つことになってしまった。ここは、ジーン・アモンズとのセッションのように、二人共にテナーを持たせるのが正解であったろう。それによって、スティットのみならず、アーヴィンのプレイもより刺激的になっていただろう。

