ヘンデル:ハープ協奏曲
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曲目リスト
- ハープ協奏曲変ロ長調 作品4の第6 第1楽章:アンダンテ・アレグロ
- ハープ協奏曲変ロ長調 作品4の第6 第2楽章:ラルゲット
- ハープ協奏曲変ロ長調 作品4の第6 第3楽章:アレグロ・モデラー
- ハープ協奏曲イ長調 第1楽章:アレグロ・モルト
- ハープ協奏曲イ長調 第2楽章:ラルゲット
- ハープ協奏曲イ長調 第3楽章:ロンド、アルグレット
- ハープとオーケストラのための六楽章の詩的な遊戯 第1楽章:序奏 アンダンテ
- ハープとオーケストラのための六楽章の詩的な遊戯 第2楽章:バレエ アレグロ・アッサイ
- ハープとオーケストラのための六楽章の詩的な遊戯 第3楽章:アンダンテ
- ハープとオーケストラのための六楽章の詩的な遊戯 第4楽章:スケルツォ、ヴィーヴォ
- ハープとオーケストラのための六楽章の詩的な遊戯 第5楽章:ロンド、リソルート
- ハープとオーケストラのための六楽章の詩的な遊戯 第6楽章:アンダンテ
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #11073 / ミュージック
- 発売日: 2006-12-21
- ディスク枚数: 1
- 寸法: .22 ポンド
- 実行時間: 54 分
カスタマーレビュー
典雅で洗練されたハープ協奏曲集。
隠れた名盤。
ヘンデルはともかく、ディッタースドルフとフランセは知らない人も多いかもしれない。
ディッタースドルフはウィーン古典派の作曲家で、ハイドンやモーツァルト辺りの時代の人である。
フランセは20世紀の人で、フランスの作曲家。
ラヴェルやドビュッシーに比べると無名だが、洒落っ気のある上品な音楽を書く。
レーグナーは旧東ドイツの指揮者で、ドイツ人なのに感覚的な優美さを求める、洗練された指揮を持ち味としていた。
当然、フランセと相性が抜群。
このアルバムに収められている「ハープと管弦楽のための6楽章の詩的な遊戯」、20世紀の作品ということは現代音楽っぽいのかな、という不安は無用で、親しみやすい作品。
タイトルの通り詩的で、まさにフランスのエスプリとでもいうべき品がある。
レーグナーはまさに「これしかない」とでも言わんばかりの演奏を聴かせてくれる。
聴き所は第五楽章。
フランス音楽を聴く醍醐味ここにあり、という感じのスマートさ、ユーモラスさ、知的さ、優美さ。
ドイツ人の指揮者にドイツのオーケストラなのに、どうしてこうもというぐらいに艶かしい音楽になっているのが素敵だ。
ヘンデルとディッタースドルフも聴き逃せない。
ここではシュターツカペレ・ドレスデンの技量が素晴らしい。
表現力の豊かさは非の打ち所がない。
ヘンデルは愉しげに飛び跳ねているようだし、ディッタースドルフではたおやかでありながら、一瞬の翳りや切なさがにじみ出てくる。
しかも感情の押し売りにならず、終始格調高い響きになっているのは特筆すべきだろう。
ハープ独奏者はユッタ・ツォフ。
シュターツカペレ・ドレスデンの主席ハープ奏者だった人で、常に気品ある音色を聴かせてくれる。
指揮者・オーケストラ・独奏者全てに言えることだが、常に典雅であって、下品にならない。
ある程度クラシックに親しんだ方のみならず、日頃クラシックを聴かないという方にもお薦めできる好盤と思う。
リマスタリングは、製作者がこだわったというだけあり極上。
大満足!
絶賛する。
録音は1973年アナログであるが、レコード会社によるリマスタリングが行われており、音質には何ら不満は無い。
ハープ奏者ユッタ・ツォフは、女性演奏家の常として、出生年は秘匿しているが、高齢であるも、現在も健在だ。
ツォフはこれまで地道に活動してきており、あまり目立たないが、ハープの音の美しさは比類無い。
指揮のレーグナー(1929−2001)はブルックナーやマーラーといった、大規模交響曲を得意とするが、
これまでの録音は、どれも引き込まれる様な、端正な緊張感に満ちていた。
ヘンデルのこの曲、ハープのアルペジオの美しさが光る。
そもそも、ヘンデルのこの曲の第1楽章は、あまりにも有名で、知らない方の方が少ないと思う。
しかし、第2楽章以降も、ハープの深い音色に魅了される。
デッタースドルフも同様に名演だ。
自在に上下するアルペジオが美しい。
フランセの「ハープと管弦楽のための6楽章の詩的な遊戯」は、正にハープの独断場の様な曲で、管弦楽は伴奏的。
6楽章から成るが、それぞれの楽章はごく短く、ハープの見せ場に満ちているが、まるでハープがピアノであるかの様で、
少しドビュシーに似た響きも感じるのは、私だけだろうか?
久しぶりに、大満足出来る音楽を聴く事が出来た。




