パリ燃ゆ〈1〉 (1975年) (朝日選書〈27〉)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #720647 / 本
- 発売日: 1975
- 形式: 古書
- 版型: -
- 370 ページ
エディターレビュー
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カスタマーレビュー
活字が小さいのが苦痛
大仏次郎といえば戦前は「鞍馬天狗」や「赤穂浪士」の作者として一世を風靡し、戦後は絶筆となった「天皇の世紀」で有名である。ところがこの「パリ燃ゆ」はかなりの大作ながらあまり知られていない。社会主義賛美と取られて敬遠されたのであろうか。
物語は普仏戦争後にパリに生じた「パリ・コミューン」の成立から滅亡までを著したものであるが、第一巻ではナポレオン・ボナパルトの甥がクーデーターによって帝政をしきナポレオン3世として君臨、18年後に普仏戦争が勃発してスダンで包囲されて皇帝自ら捕虜になるという事態にいたり、プロシア軍によってパリが包囲されたところまでを描いている。
本は著者が「パリ・コミューン」関係の画を見たいというので美術館を巡るところから始まるのだが、「パリ・コミューン」の史実をあまり知らない読者にはこの導入はまだるっこさを感じるのではないだろうか。上下2段組で活字が小さいのは出版された当時は何の問題もなかったろうが、今では読むのに正直苦痛である。大きな活字で印刷され直した版が出てるなら、少々値段が張ってもそちらを勧める。

