人質―ドーヴァー8 (1978年) (世界ミステリシリーズ)
|
| 価格: |
おすすめ度:
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #1387939 / 本
- 発売日: 1978-04
- 形式: 古書
- 版型: 新書
- 217 ページ
エディターレビュー
古書について
・古書は、 AmazonマーケットプレイスTMでの販売のみの取り扱いとなります。
・価格は出品者が設定したものです。また、古書には、年月の経過による紙の変質などがある場合があります。購入前にコメント欄の記載、コンディション、価格などの条件を必ずご確認のうえ、ご不明な点は出品者にお問い合わせください。
・古書の出品コンディションは通常の書籍の出品コンディションと異なっています。古書をご購入の前には、出品者にコンディションの確認をされることをおすすめいたします。 コンディション・ガイドラインはこちら。
・表示のタイトル、定価などの書誌情報は発売当時の情報をもとにしております。あらかじめご了承ください。
・AmazonマーケットプレイスTMの商品は、注文確定後、オンラインでのキャンセルはできませんのでご注意ください。キャンセルをご希望の場合は、出品者に直接ご連絡ください。
・古書についてのヘルプ、Q&Aはこちら。
カスタマーレビュー
奇想天外な設定で読者の爆笑を誘う後期の秀作
「ドーヴァー警部」シリーズの第8作。作者は40才を過ぎてから執筆活動に入った由。成熟した女性の醒めた目から見た際の最低の男性の品性である、横柄、身勝手、自己中心、無責任、女性蔑視、不潔、おまけに太った体型等を具現化した人物としてドーヴァーが創造された。そんなドーヴァーだが、事件が起きる度、ドタバタ劇の中、犯人の勘違いや偶然等から事件は解決してしまうのである。部下のマグレガーはハンサムで有能だが、いつも異動届けを書いている。
今回の趣向は爆笑もの。スコットランド・ヤードを嵐が襲った。副総裁は頭を抱え、マグレガーは快哉を叫んだ。何と、ドーヴァーが謎の一味に誘拐されたのだ。勿論、犯人の狙いは身代金。ところがヤードは金を払う気など一切ない。厄介者を取り除く良いチャンスだ。ヤードと当てが外れた誘拐団の双方の思惑のギャップに思わず腹を抱えて笑ってしまう。当のドーヴァーはと言えば、状況を認識しているのかいないのか相変わらず意地汚く、腹が減ったと怒鳴り散らし、たらふく食べる。業を煮やした誘拐団はドーヴァーを始末しようとするが...。
巧みな設定を考えるものである。この状況下でドーヴァーの捜索をするのもマグレガーであり、手柄をドーヴァーに横取りされ、苦渋を飲むのも又マグレガーなのである。奇想天外な設定で読者の爆笑を誘う後期の秀作。

