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太陽の傷 [DVD]

太陽の傷 [DVD]
監督: 三池崇史

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  • Amazon.co.jp ランキング: #73228 / DVD
  • 発売日: 2007-01-21
  • アスペクト比: 2.35:1
  • ディスク枚数: 1
  • 形式: Color, Widescreen
  • 実行時間: 117 分

エディターレビュー

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
独特の世界観が世界中で高い評価を受ける三池崇史監督、『東京ゾンビ』など話題作への出演が続く哀川翔主演による社会派ドラマ。理不尽な少年法を背景に、娘を15歳の少年に惨殺された男が少年の真意を確かめるために苦闘する姿を描く。R-15作品。

内容(「Oricon」データベースより)
哀川翔が三池崇史とタッグを組み、世に謳う衝撃の問題作!幼い娘、妻と共にささやかな幸せをかみしめ生きる片山。ある日少年グループの浮浪者への暴行を止めようとしてリーダー・神木の恨みを買う。不安の中、神木の手によって娘が殺害される。神木は警察に連行され、マスコミは原因が片山にあると報道する。妻は世間の視線に耐え切れず命を絶ち、片山は町を去る。3年後、神木が仮釈放で保護観察所から出たことを知った片山は…。


カスタマーレビュー

人権派の弁護士先生と鑑別所の鑑別技官に是非観てもらいたい。5
一言でいふと『時計じかけのオレンジ』と『狼よさらば』を足算して100倍にしたような作品です。
 犯罪被害者の片山を哀川翔が、天使の様なあどけなさを持った殺人少年神木を森本慧が好演というより熱演している。
 少年法で保護される少年犯罪、犯罪の被害とマスコミの報道での被害を二重に苦しむ犯罪被害者をこれほど現実的に描写した作品が在ったでしょうか? 私の知る限りでは在りません。
 法務省矯正局の現場の法務教官に観て頂いて感想を聞いたのですが、
その方は「一日中嫌な思いをした」と悲壮な表情で言っておりました。
この作品は鑑賞する人達にいろいろな問題を投げかけてきます。どのように感じるかはその方の立場や人生経験によって異なると思います。作者の意図する物は正解は一つではなく、「みなさんモガキ苦しんで下さい」突きつけられる様な印象を受けました。

社会派ドラマ?5
この作品は少年犯罪をテーマにした社会派ドラマであるとあります。それは部分的には正解なのですが、あまり「少年の心の闇」であるとか、「少年法の是非」などということに真剣に期待されるとがっかりされる方もいると思われます。これはやはり三池崇史監督と哀川翔さんの作品であって、破天荒な展開もするし、キャラクターも現実的ではなかったりします。

では、この作品がつまらないのかといえば全く違います。娘を殺され妻を失い、地域からは阻害され、マスコミに叩かれ、警察や法律は男に何もしてはくれませんでした。その男は自力で少年に対し復讐していくのがこの作品です。ここで描かれる少年像は「そりゃ少年だって人ぐらい殺すだろ」といったドライなもので、また主人公も現実ではありえないような行動力を持つ男です。

少年たちのあっけらかんとした欲望、父親の憎しみ。これを阻む法律やモラル。哀川翔が平凡な父親・サラリーマンから復讐の鬼と化す、その過程を見ている上で感じる苛立ちは何なのでしょうか。人間は生きている間ずっと矛盾を受け入れていかなければなりません。しかし、それを拒否する主人公と少年たち。彼らを取り巻くものたちに感じる虚しさ。三池監督は過激なバイオレンス描写とアウトローのキャラクターで人間が生きる、死ぬとはどういうことかを描いてきたように思います。それはこの映画でも共通しているものと思えるのです。主人公が、または少年がむきだしにするもの。それこそが日々気付かず忘れた気になっている自分の中にあるものを感じさせてくれます。