Tulip おいしい曲すべて 1972-2006 Young Days~
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曲目リスト
ディスク 1:
- 魔法の黄色い靴
- 私の小さな人生
- 思えば遠くへ来たものだ
- 新しい地球をつくれ
- 君のために生れかわろう
- 心の旅
- 夢中さ君に
- 夏色のおもいで
- 銀の指環
- セプテンバー
- 明日の風
- 青春の影
- ぼくがつくった愛のうた(いとしのEmily)
- 私のアイドル
- ここはどこ
- 走れ!ムーン号
- 人生ゲーム
ディスク 2:
- サボテンの花
- 心を開いて
- 私は小鳥
- 悲しきレイン・トレイン
- せめて最終電車まで
- 届かぬ夢
- 娘が嫁ぐ朝
- 風のメロディ
- あの娘は魔法使い
- ブルー・スカイ
- 博多っ子純情
- WELCOME TO MY HOUSE
- たしかな愛
- 約束
- 心の糸
- 夕陽を追いかけて
- 心の旅(2006 Anniversary Mix)
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #24535 / ミュージック
- 発売日: 2006-09-21
- ディスク枚数: 1
- 実行時間: 127 分
エディターレビュー
このCDの仕様
これで、彼らのすべてが味わえる。
全レーベル時代の楽曲を完全網羅したデビュー35周年記念公式ベストアルバム2タイトル同時リリース。
衝撃的デビューと共に時代を駆け抜けたYoung Days(青春期)から、音楽性の深化と熟成を経て現在に至るMature Days(成熟期)まで。大ヒット・シングル、アルバム収録の名曲を網羅した35年間のおいしい曲すべてがここに。
『Tulip おいしい曲すべて 1972-2006 Young Days~』
●DISC-1
魔法の黄色い靴/私の小さな人生/思えば遠くへ来たものだ/新しい地球をつくれ/君のために生れかわろう/心の旅/
夢中さ君に/夏色のおもいで/銀の指環/明日の風/セプテンバー/青春の影/ぼくがつくった愛のうた(いとしのEmily)/
私のアイドル/ここはどこ/走れ!ムーン号/人生ゲーム
●DISC-2
サボテンの花/心を開いて/私は小鳥/悲しきレイン・トレイン/せめて最終電車まで/届かぬ夢/娘が嫁ぐ朝/風のメロディ/
あの娘は魔法使い/ブルー・スカイ/博多っ子純情/Welcome to my house /たしかな愛/約束/心の糸/夕陽を追いかけて/
心の旅(2006 Anniversary Mix)
カスタマーレビュー
単なるベスト盤じゃない、ベスト・オブ・ベスト!
「サボテンの花」を聞いておや?と思った。ベースが「た〜んた、た〜ん」というリズムを刻んでいる。ライブや最近バージョンの「サボテンの花」は全てこれだ。なんだか爽やかで明るい感じの曲調。極めて個人的な好みだが、僕はオリジナルの「サボテンの花」がいちばん好きだ。すなわち、あのエレキギターの熱帯っぽい音がアルペジオをひたすらベタに刻み続けるあれが、この曲の切なさをいちばんよく表現できているように思うのだ。もちろんこのアルバムに収録されている「サボテンの花」はオリジナルバージョン。
そこで、他の曲も注意深く全部聞いてみたところ、何と全ての曲でリミックスをしているようだ。それで、今までどのCDやレコードでも聴いたことなかった音が聞こえたり、強調されるべき楽器の音がより強調されていて極めて現代的なサウンドに仕上がっている。まるで、チューリップの面々が新たに音を追加したかのようだ。その瑞々しさは楽器音のバランスだけではなくて、ボーカルにも現れている。このCDでのボーカルはまるで息づかいが、その心の動きが分かるほどだ。 そんなこんなで、初期の曲も、まるであのうら若いチューリップたちが今このときに新人として登場して、今、歌っているかのようだ。僕は、「夕日を追いかけて」は演歌調で同じメロの繰り返しで、歌詞は故郷福岡を歌っているので好きだが、曲全体としては今ひとつだったのだが、このCDで聞いて感動して不覚の涙をこぼしてしまった。
このCDの一連の曲を聴くと、チューリップがあの若い時代から如何に冒険的にいろいろな音やフレーズを散りばめて、もうこれ以上ないというアレンジをしていたかがよく分かり、いってみれば往年の恋女房に惚れ直すような気持ちだ。これがオフコースだったら「洗練」というところだが、チューリップにはこの言葉は似合わない。若い情熱と勢いで、プロの職人技を全て注ぎ込んでいたと言いたい。
それにしてもなぜビクターさんはこのアルバムにこれだけ手を掛けたことをきっちり宣伝しないのだろうか?CDについている歌詞カード+年表の最後を見ても、35周年プロジェクトスタッフの名前が何人か書かれているだけだ。謙譲だがきっとスタッフメンバーのチューリップに対する敬意が沢山詰まっているのだろう。
このアルバムはベスト・オブ・ベストだ。新しくチューリップを聴く人たちにとっていいだけでなく、往年のファンもこれで聞くと、先に書いたように、きょう出てきた勢いのある新人バンドのような瑞々しいチューリップを再発見し、再びチューリップに幸せな恋をするだろう。
再結成メンバーを意識した構成
同時に発売されたMature Daysがメンバー交代、解散、再結成といわゆる全盛期を過ぎたチューリップの曲が中心であるのに対して、このYoung Daysは70年代にオリジナルメンバーでヒット曲を連発していた頃の曲を集めたもので、チューリップといえばすぐに頭に浮かぶのはこの時期の曲です。曲の編成は、シングルになった曲を中心に、よくライブで演奏される曲も多く入っていますが、どなたかが指摘されたように、それまでベスト盤とはあまり縁のなかった曲も入っています。これは97年の再結成のメンバー(現在のメンバー)である安部俊幸と上田雅利ヴォーカルの曲を収録する意図があったためと思います。ライブに行ったことある方はおわかりと思いますが、安部俊幸がヴォーカルの曲は滅多に演奏されません。ジャケットの写真にはオリジナルメンバーであるベースの吉田彰も写っていますが、現在のメンバーではない彼の曲は収録されていません。同じようにMature Daysでも、宮城伸一郎のRoute 134は入っていますが、伊藤薫、丹野義昭、松本淳、高橋裕幸の曲は入っていません。曲の編成にはこのような意図を感じました。でもこれが決して不満だという訳ではありません。往年のファンにもチューリップ初心者の方にもお勧めできるCDです。
LPレコードを擦りきれるほど聴いてきたオールド・ファンにとって、懐かしい曲が一杯詰まっている2枚組のCDでした。
リーフレットのラストにある1970年代の年表を見ていますと、これだけの素晴らしい曲を次から次へとリリースしたものだとあらためて感心しました。
当時は、関西から発生したフォーク全盛の頃で、その中にあってビートルズサウンドを彷彿とするJ-POPの先駆けのグループだと感じました。大ヒットした「心の旅」の曲の持っている印象がそうさせたのでしたが。
でも34曲を通して聴くと、紛れもなく偉大なる財津和夫の若い感性から生まれた上質のポップスだとあらためて思いました。メロディ・メイカーとして抜群の才能を誇った彼の音楽は今でも聞き惚れてしまいますね。作詞・作曲・ヴォーカルと持てる才能を全て出しきった青春の輝きが詰まっているまさしく「若き日のベスト・アルバム」です。
当時はとても斬新だったバロック調のコード進行を持った「青春の影」できく財津の高音は、憂いを帯び、細く切なく胸に飛び込んできます。後にテレビの主題歌に使用された「サボテンの花」に歌われた短篇映画のような情景はまさしく青春の姿だと思います。「ぼくがつくった愛のうた」は、今の年代に聴くとその曲の良さを再認識しますね。
ラストの「心の旅 2006」を聴いて、あれから34年経ったのだなあ、と感慨にふけりました。声も雰囲気も当時のままです。エヴー・グリーンの輝きに包まれています。





