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砲艦サンパブロ [DVD]

砲艦サンパブロ [DVD]
監督: ロバート・ワイズ

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  • Amazon.co.jp ランキング: #44379 / DVD
  • 発売日: 2006-08-18
  • アスペクト比: 2.35:1
  • ディスク枚数: 1
  • 形式: Color, Dolby, Widescreen
  • オリジナル言語: 英語
  • 字幕: 英語, 日本語
  • 実行時間: 181 分

エディターレビュー

内容紹介
巨匠ロバート・ワイズ&スティーブ・マックィーンが放つ、
戦争ヒューマンドラマ巨編!



<キャスト&スタッフ>
ジェイク…スティーブ・マックィーン
フレンチー…リチャード・アッテンボロー
コリンズ艦長…リチャード・クレンナ

監督・製作:ロバート・ワイズ
脚本:ロバート・アンダーソン/ロバート・ワイズ
原作:リチャード・マッケンナ「サンパブロ号乗組員」
音楽:ジェリー・ゴールドスミス

●字幕翻訳:金田文夫

<ストーリー>
中国人による排外運動が激化する1926年上海。米国サンパブロ号に赴任した一等機関士ジェイクは、中国人と良心的に接するが、それは中国人からも米国水兵からも反感を買うだけだった。外人の中国人蔑視と中国人の外人憎悪は激しく、彼を信頼する中国人助手は裏切り者扱いされ、中国人女性と愛し合う親友の水兵は無残な死を遂げる。そして、宣教師一行の救出を名目に、遂に砲艦は中国軍との戦闘に突入してしまう!

<ポイント>
●「サウンド・オブ・ミュージック」の巨匠、ロバート・ワイズ監督・製作による戦争超大作!
●アカデミー賞作品賞はじめ7部門に堂々ノミネート
●激動の中国、時代に抵抗し良心を貫く男をマックィーンが熱演!思わず胸が熱くなる傑作だ。

<特典>
●音声解説(ロバート・ワイズ監督&キャンディス・バーゲン他)
●ラジオ・ドキュメンタリー
●ラジオ・スポット集
●フォト・ギャラリー
●オリジナル劇場予告編

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   中国人による外国人排斥運動が激化していた1926年の上海。現地に駐留するアメリカのポンコツ砲艦サンパブロ号へ赴任してきたジェイク一等機関士(スティーヴ・マックィーン)は、艦内で働く中国人たちに誠意をもって接しようとするが、逆に中国人からも艦の仲間たちからも反発を食らうことになる。やがて艦は、揚子江の奥地に入り込んだシャーリー(キャンディス・バーゲン)らアメリカ人伝道団を引き上げさせるべく、現地へ向かうのだが……。
   多彩なジャンルで知られる名匠ロバート・ワイズ監督が、激動の時代に良心を貫こうとする男の姿を通して文明の確執を描いた、堂々たる歴史ヒューマン超大作。無骨ながらもピュアな心を持つ主人公をマックィーンが好演している。また、彼と交流しつつも、やがて悲劇的最期を迎える中国人整備士ポーハン役のマコ岩松も印象深い。西洋から見た東洋の誤解もしくは偏見的な視点がさほど感じられないのも、本作のテーマが西洋文明の東洋進出に対する疑問と反省であるからだろう。時代の非情さとクールなロマンティシズムを両立させたジェリー・ゴールドスミスの音楽も、今なおファンの語り草となる優れた出来栄えである。(的田也寸志)

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
スティーヴ・マックィーン主演による、戦争の愚かさを一兵卒の視点で描いたドラマ。第ニ次大戦前の中国。国民党が蜂起し外国人排斥思想が強まる中、サンパブロに奥地に残された米人宣教師救出の任務が下る。“スタジオ・クラシック・シリーズ”。


カスタマーレビュー

最高に、格好良いマックィーン!!5
 『砲艦サンパブロ』DVDは、特典の音声解説が実に興味深い。ドラマを観終った後に、音声解説入りで再見されることを強くお勧めする。たとえば、映画冒頭、ジェイク(マックィーン)が機関室に初めて入ってから、エンジンを見て回るシーンの解説の愛情深さ、適切さ。ジェイクがエンジンをチェックして歩く時の眼差しを「まるで宝石を見ている目だ」とか、手もみをして、そばにあったウェスをとるシーンには「これから仕事をするぞという意気込みが現れている」という解説にはうならされた。この映画を愛するファンにとって、より深く物語を味わうための素晴らしい資料である。

 また、マックィーンの「小道具の使い方」も相当に関係者の印象は鮮烈だったようだ。スプリングフィールド小銃を構えるシーンも一連の動作が流れるようで素晴らしいし、その後で川を阻塞するジャンクを撃破するシーンで見せる、BARの取り回しも格好良い。私が非常に気になったのは、BARを構え、照準を起こして「いざ、射撃準備完了!」という段になって見せるジェイクの戸惑いの表情。ポーハン(マコ)を射殺した時の記憶が生々しくよみがえったのは間違いない。照準を倒して、一瞬、動きを止めることで繊細な心理状態を、よく表現できている。マックィーンが、最高に格好良い!!

社会派戦争映画の秀作5
『ウエストサイド物語』や『サウンド・オブ・ミュージック』など、今でも人気の衰えないミュージカルのスタンダードを撮ったことで名をはせた名匠ロバート・ワイズ。一部では「どんなジャンルの映画も一応撮りこなすことのできる個性の無い職人監督」といった批評もなされているようですが、これほど理不尽で間違っている批評もないというもの。これは前記した二つの傑作ミュージカルにもその片鱗がうかがえるのですが、ワイズ本来の映像作家としての持ち味は、鋭い社会的メッセージをどんなジャンルの映画にもさりげなく含ませながらスタイリッシュな作品を作り上げることにあるのです。その意味でワイズは“社会派”としての確固たる個性を持ち、彼らしい一貫した作品を世に送り出してきました。スポーツ界の裏社会を描写した『罠』、大量破壊兵器への警告を発した『地球の静止する日』、軍隊内での将校の対立を描いた『深く静かに潜行せよ』、極刑について世に問うた『私は死にたくない』、人種偏見の空しさを描き出した『拳銃の報酬』、統制社会の不気味さを含ませた『アンドロダ・・・』など、多岐のジャンルにわたる彼の力作を思い起こせばそれは明らかです。

この『砲艦サンパブロ』はまさしく戦争映画というコーティングを施された社会派フィルムなのです。そしてその限りにおいてこれは非常に胸をうつものがあります。中国国内の動乱に介入するアメリカ軍。小さなガンボートの中で戦争という大きな問題の縮図が展開されます。中国人とアメリカ人との葛藤、立場の違う中国人同士の葛藤、そしてアメリカ軍人同士の対立。ワイズは「人間の負の部分」であるこうした醜い対立を、「人間の正の部分」である国境や人種を越えた愛や中国人とアメリカ人との間に芽生えた友情などと鋭く対比させ、えぐりだすかのように描写します。こうしたシャープなコンテンツが異国情緒あふれる香港や台湾などのロケ地の効果ある活用によってスタイリッシュなエンターテイメントとして実に上手くまとめあげられています。

ワイズ監督を見事にサポートするのが、主人公のアメリカ人機関士を演じたスティーブ・マックイーン。『荒野の七人』、『大脱走』などでとかくアクションスターとしての側面がクローズアップされがちな彼ですが、実はなかなかの演技派。本編では矛盾する世界に疑問を感じ続ける勇気ある男という複雑な役どころを時には淡々と、時には熱く演じきっています。相手役のキャンディス・バーゲンもそんな主人公を優しく包み込む品格を堂々と発して記憶に残ります。不幸な中国人機関士を演じたマコ若松の素朴な演技も忘れられません。

そんなわけで、これは社会派映像作家ロバート・ワイズが、持てる力のすべてをつぎ込んで描きだした非常に完成度の高い戦争映画の秀作なのです。

“シネマ”としても“ムービー”としても第1級です。5
いやぁ、見入ってしまいますね。
3時間近くあるけど、不思議と目が離せません。
(インターバルの時間が途中に少しあります。)

本作は「大脱走」のように、マックィーンの反骨精神が
随所に反映されていると思います。

動乱に翻弄されながらも、信念を貫き通す男の姿に自然と
感情移入してしまいます。

最後はちょっと残念でしたが、人間としての良心を背負って
立ち向かうところが、とても勇敢で立派でした。

主演男優賞を獲ってもおかしくなかったと思います。