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初恋 プレミアム・エディション [DVD]

初恋 プレミアム・エディション [DVD]
From ハピネット・ピクチャーズ

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おすすめ度:

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  • Amazon.co.jp ランキング: #17463 / DVD
  • 発売日: 2006-11-24
  • アスペクト比: 1.78:1
  • ディスク枚数: 2
  • 形式: Color, Dolby, Widescreen
  • オリジナル言語: 日本語
  • 実行時間: 114 分

エディターレビュー

内容紹介
【内容紹介】
「心の傷に時効はないから」府中三億円強奪事件・犯人は女子高生--
高校生のみすず(宮﨑あおい)は、小さい頃から孤独だ。ある日、彼女はジャズ喫茶Bの前にいた。煙草の煙が立ち込めるフロアの
奥に、兄の亮、そしてその友人たちがいた。その中でも異彩を放つ男、東大生の岸(小出恵介)。
彼らと仲間になり変化を始めるみすずの生活。そして岸に対して生まれた、切ない感情…。
そんなある日、岸がみすずに相談を持ちかける。
「…現金輸送車から三億円を強奪しないか?」。
言葉を失うみすず、しかし岸の一言でみすずの気持ちは固まった。
「おまえが必要なんだ」。
そして、この計画にのめり込んでいくみすず。バイクの乗り方を練習し、犯行ルートの道順を頭に叩き込む。
1968年12月10日。雷雨の朝。白いバイク。…雨天決行。
出演:宮﨑あおい、小出恵介、宮﨑将、小嶺麗奈、柄本佑、青木崇高、松浦裕也、藤村俊二
監督:塙幸成『tokyo skin』(96)
脚本:塙幸成/市川はるみ/鴨川哲郎
【商品詳細】
2006年日本/16:9LBビスタサイズ/カラー/ 114分/ 片面2層/ 2枚組
日本語ドルビーデジタル2.0chステレオ
【特典】(予定)
映像特典
劇場予告・TVスポット収録
メイキング:約40分
初日舞台挨拶・完成披露試写会:約10分
インタビュー
オーディオコメンタリー
(宮﨑あおい、小出恵介、塙監督)
封入特典
○特製ブックレット付き

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   宮崎あおいが、あの3億円強奪事件の犯人を演じる! センセーショナルな設定だが、この映画の本質は1960年代の青春ドラマにある。1967年、義理の親と暮らし、孤独に悩む女子高生みすずが、新宿のジャズ喫茶で出会った仲間たちとの時間に生きがいを見出していく。やがて彼らは現金輸送車からの強奪を計画。みすずは、計画遂行の中心人物を引き受けることになる。昭和の大事件の犯人が女子高生というのはもちろん架空だが、映画全体を覆う息づまる空気感が、奇妙なリアリティを醸し出す1作。
   タイトルにある通り、物語の軸は、みすずが東大生に抱く淡い恋心だ。この点で宮崎あおいは、現代の女性たちとは違う、60年代に生きるヒロインのピュアな雰囲気を表現することに成功。役に対する彼女の意気込みは、メイキング映像からもひしひしと伝わってくる。実兄の宮崎将も出演しているのだが、あおいの存在感があるだけに、その分、共演者に魅力が乏しいのが惜しいところか。それでも3億円強奪当日のスリリングな展開や、その後の切ないドラマ運びは見ごたえがある。(斉藤博昭)

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
『NANA -ナナ-』の宮崎●あおいが主演、中原みすずの同名原作小説を元に映画化されたラブロマンス。日本犯罪史上最大のミステリー・府中3億円強奪事件の裏に隠された真相と、実行犯となった18歳の女子高生の甘く切ない初恋の物語を綴る。特別版。


カスタマーレビュー

せつない恋物語4
タイトルからも分かるように、本作は、「三億円事件」の謎解き映画ではありません。その裏に隠された、若き男女の淡く儚い恋模様を描いた純愛ストーリーです。
1960年代後半は、学生運動がヒートアップし、アングラ文化が花開いた時代。九州の町でロケしたそうですが、妖しい光を放つ新宿の情景など、怪しくもリアル。その熱を帯びた空気感が、見事に描き出されています。みすずと岸には、犯罪に対するスリルや罪悪感は皆無と言っていい。ただ一緒にいられることだけが、言葉にはできない幸せへと昇華していく。そんな共犯関係が、美しい“初恋”として観客の心に染み入るのは、何より、宮アあおいと、岸を演じた小出恵介の瑞々しさ...。特に、言葉少なに、初恋の切なさ、苦しさ、やるせなさを体現した宮アあおいの存在感。
それから、みすずの兄役は、『ユリイカ』でも共演した実兄の宮ア将が演じています。彼やユカを演じた小嶺麗奈、タケシ役の柄本佑ら脇の役者の好演によって、荒ぶる若者たちの末路を描く、ビターな青春群像劇としても観ることができます。

ジャズ喫茶『B』に集まる若者の反抗は、親たちに向けられている。リーダー格の亮は母親との関係に苦しんでいる。岸は父親と折り合いが悪い。ユカも実家とのしがらみを断ち切れない。彼らは、世間や大人たちに反抗して彼らも、結局は親の影響下から脱しきれないのだ。そんな中でみすずだけは、親との関係を最初から持っていない。「三億円事件」という通過儀礼を経て、「大人になんて成りたくない!」と言っていた彼女が大人へと変身するのは、なんとも皮肉。
ラストは本当に切なかった。元ちとせの歌う「青のレクイエム」がまた切なく哀しい...。

出演者については星五つなのだが。3
「あの三億円事件の実行犯が、実は女子高生だった!」という着想自体は、非常に独創的で興味深いものと言える。
ただ、映画としては、う〜ん、少しばかり残念な出来だったと言わざるを得ない。
本当に、あの事件の背後に、あのような切ない恋物語が隠れていたのだとすれば、それはとても素敵なお話だ。
その切なさは伝わってきたし、宮崎あおいの抑えた演技は胸に迫るものがあった。
また、全編を通じて、「もう、何はともあれ、彼女を見ているだけで楽しい」といった意味での充足感はあった。
ただ、どうにもフラストレーションのたまる映画ではあった。
つまり、作り手の姿勢に対して疑問が湧いてしまうのだ。
描かれるべきシーンが、描かれていない。
逆に、省かれるべきシーンが、省かれていない。
結果として、無駄なシーンばかりが多く、逆に大切な部分については舌足らず、といった印象になってしまっている。
「この原作だったら、もっともっと面白く撮れたはずなのに」と思わずにいられない。
既に、「誰かリメイクしてくれないかな」と、けっこう本気で思っている。
その際には、みすずの孤独と岸の鬱屈を、もう少し深く描き込んでほしい。
宮崎あおいは、寂しさを抱えながらも純粋な主人公を、きっちりと演じきっている。
また、小出恵介も、権力への憎しみを内に秘めた、屈折した若者を好演している。
出演者についてだけなら星五つなのだが……。
「淡々と描く」ということと、「冗漫に描く」ということとは全く別物である。
必ずしも起伏に富んでいなくとも、そこに描かれている場面が描かれるべき場面であるならば、退屈はしない。
残念な作品だった。
でも宮崎あおいと小出恵介は観る価値あり。

静かに感動し、泣けました。5
素晴らしい日本映画だと思います。

パンフレットに劇中の登場人物は実在した人だと書かれていました。
タケシは芥川賞作家の中山健次であり、その他のメンバも、新宿のJAZZ喫茶Bも実在したと。

私は30代で当時の学生運動や中山健次等の多少の知識があったので、そういった時代背景と
二人の主人公の初恋の想いが絶妙にシンクロし、お互いがお互いを必要としながらも決して
結ばれない生涯に一度の定められた運命の出会いにとても心が揺り動かされました。

10代、20代の人には、実在した人物・時代背景の物語だということを頭の隅において
ぜひこの映画を見て、楽しんで頂きたいと思います。

最後に、純情きらりでも名演技を見せた宮崎あおいさんの心の微妙な揺れを演じた姿は
正に秀逸です。