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ロード・オブ・ウォー [DVD]

ロード・オブ・ウォー [DVD]
監督: アンドリュー・ニコル

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  • Amazon.co.jp ランキング: #17559 / DVD
  • 発売日: 2006-06-09
  • アスペクト比: 2.35:1
  • ディスク枚数: 1
  • 形式: Color, Dolby, DTS Stereo, Widescreen
  • オリジナル言語: 英語, 日本語
  • 字幕: 日本語
  • 実行時間: 122 分

エディターレビュー

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   ウクライナから移民としてアメリカへ渡り、武器の密輸商人となったユーリーがたどる衝撃の運命。ユーリーのキャラクター像や、エピソードの数々は、実在の武器商人の証言を基に作られている。ソ連の崩壊により、余った武器を、アフリカの独裁国家などに横流しするユーリーを、インターポールの刑事ジャックが追跡。そこに、ユーリーの妻や弟との悲痛なドラマが絡んでいく。
   危険な顧客を相手にした、ユーリーの臨機応変の対応が見もので、ニコラス・ケイジが、本心を表情に出さないユーリーにハマリ役。「リベリア」といった実際の国名や「ビン・ラディン」、さらにはアメリカ大統領の責任にも言及するなど、あまりにも現実的な要素やセリフに、観ているこちらが「ここまで描いていいのか?」と心配になるほどだ。世界に存在する銃の数なども、恐ろしい現実を伝える。ただ、映画作品として、全体にサスペンスなのか、人間ドラマなのか、はたまたブラックコメディなのかが曖昧。ジャンルを特定させない不可解さも、アンドリュー・ニコル監督の作風なのだが。(斉藤博昭)

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
『ガタカ』や『トゥルーマンショウ』のアンドリュー・ニコル監督がニコラス・ケイジを主演に迎えて贈るサスペンスアクション。“史上最強の武器商人”と呼ばれた男・ユーリーの実像を描く。撮影風景やインタビューなどの特典映像も収録する。R-15作品。

内容(「Oricon」データベースより)
『ナショナル・トレジャー』『ザ・ロック』のニコラス・ケイジ主演で贈るアクション・エンタテインメント!少年時代にウクライナからアメリカに渡り、天性の才覚で世界有数の武器商人にまで昇りつめた男の物語を描く。共演者には『トレーニング デイ』のイーサン・ホーク、『アレキサンダー』のジャレッド・レトほか。R-15作品。


カスタマーレビュー

リアルなエンターテイメント5
素晴らしい映画です。
文字通り手に汗握るサスペンスに織り交ぜて武器輸出にまつわるスキャンダラスな事実を暴き出す巧みなプロット、醜い現実を告発しつつもエンターテイメントとしても成立させる監督の見事な力量、ニコラス・ケイジ&イーサン・ホークのノリノリの大熱演、と この作品には映画の素晴らしい要素がいっぱい詰まってます。ニコラス・ケイジはこの映画の企画段階から自分で希望して出演したそうですが、やんなるかな。
まだまだ、ハリウッド恐るべし。
見てよかった、と心から思える映画でした。


シュールでリアリスティックな面白み5
 すごいはららした。
武器商人を題材に選ぶというかつてない展開。

 武器商人を憎む人やハッピーエンドを期待する人には向かない現実性が高い映画かもしれない。本当に映画の世界なのかと錯覚に襲われる。もしかしたらドキュメンタリーを俳優が演じているのではないかと思ったりしてしまう。

 インターポールにつかまったアメリカの武器商人ユーリー。彼は結局、拘置されることもなく釈放される。その時、彼が言う言葉が小憎らしいほど現実的。

 皮肉なことかもしれない。武器は人を傷つけ殺す。それなら武器を売らなければいい。単純なことなのだが、世界はそう単純にはいかない。武器を憎むのも人なら、武器を必要としている人もいる、それ以上に武器で利益を得て生活している人もいる。

 最後のテロップに、映画の主人公のユーリーの様に個人で武器商人として生活している人たちもいるが、それ以上に武器で大きな利益を得ているのは、世界の秩序と世界平和の維持を掲げる国連安全保障理事会の中で、任期において変わることなく、拒否権を持っている国連常任理事国の5大国(映画の中では5大国を挙げているだけで、国連常任理事国とはかかれていない)。

 この5大国の国名を挙げている点はびっくりした。5大国が世界武器市場のほとんどを占めていることは知っていても、おおっぴらに非難など聞いたことがない。どこの戦争でも内戦でも、使用されている武器のほとんどは、5つの大国で製造されたもの。それを映画の中で言い切ってしまうのは正直言ってすごい。感動すら覚える。このまま、どこの国でも放映されるのかしら?少なくともテロップや実名が連想されそうな個所はカットされそうな気がする。

 しかし、敵も味方も関係なく誰を相手にしても売りまくる。すごい商魂だ。地球の危険な地域どこにでも行って売る。誰にでも出来る職業ではない。ちょっとシュールでリアリスティックで考えさせる映画だ。

視点を変えた反戦映画4
銃弾と銃弾が飛び交う戦争映画ではなく、武器商人の人生を
描いた作品。
武器商人役にN・ケイジを使ったのは◎だったかな。
彼のちょっとコミカルなキャラクターがこの手のシリアスになりがちな
テーマの作品には向いている。
脚本もテーマ性から見て重くなりすぎないように作られており、
この映画こそ、普段あまり戦争映画は見ない人達に
ぜひ見てほしい映画である。
売れっ子の武器商人でありながら、ヤク中になってしまった
パートナーの弟を見て、最初は
弟=精神的に弱くてどうしようもないダメな奴
Nケイジ=冷静沈着で有能な営業マン&武器商人=かっこいい
と思って観ていたが、最後の弟のあのシーンで考えが変わった。
今では人として正しい道をまっとうした弟にひかれる自分がいる。
しかしNケイジの武器商人としての生き方も、もう変わりえない
社会経済システムの歯車の一部としてどうしようもないものだ。
いつの時代も変わらず在り続けるスパイや売春婦のように武器商人も
必要悪の存在なのである。
ラストの、世界の武器輸出産業は5大国(安保理常任理事国)が
握っている、が印象的だった。