ベートーヴェン・ホールのジョージ・ラッセル・セクステット
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曲目リスト
- フリーイン・アップ
- リディア&ハー・フレンズ
- リディア・イン・バグス・グルーヴ
- リディアズ・コンファメーション
- リディア・ラウンド・ミッドナイト
- テイキン・リディア・ホーム
- ユー・アー・マイ・サンシャイン
- オー・ジャズ,ボー・ジャズ(パート1)
- オー・ジャズ,ボー・ジャズ(パート2)
- 悦楽
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #217085 / ミュージック
- 発売日: 2006-02-22
- ディスク枚数: 1
- 形式: Live
- 寸法: .21 ポンド
- 実行時間: 73 分
エディターレビュー
内容(「CDジャーナル」データベースより)
作曲家としても知られるジョージ・ラッセルの実況録音盤。名手ドン・チェリーを含むセクステットによる、1965年シュトゥットガルトのベートーヴェン・ホールでのライヴを収録。
カスタマーレビュー
スイングするリディアン
実は本作でのチェリーの演奏には、少しぎこちないところがある。しかし、それはラッセルの理論に抑圧されているからではなく、チェリーのフリージャズ演奏家としての体質から出たものだという印象を、私は多くの人と共有したいと思う。つまり、フリージャズの演奏家だからこそこういう外れた音やリズムを使うのだなと考えながら聞けば、そんなに不自然には聞こえないと思うし、むしろこんなにハズしっぱなしでありながら、よくもまあこんなにノリノリの演奏ができるものだと感心するのだ。
本作にはチェリーとラッセルのほかに、5人のミュージシャンが参加しているが、その5人の演奏が、揃いも揃って大変滑らかでメロディアスだ。これまた感心するが、しかしこの滑らかさは、むしろラッセルの音楽とは相反するんじゃないかと思うのだ。
ラッセルの理論は「1つのコードに対し、すべての音が使ってもよい音である」というものだ。とすれば、少々どころか思い切り外れた音を使って、しかもスイングするという演奏が、ラッセルのリディアン・クロマチック音楽世界にはふさわしい。というわけで、「リビング・タイム」のビル・エバンス(本作以上に散々言われてますが)や本作のドン・チェリーは、実はラッセルの音楽観と大変合っているのだ。
クロマチック・ユニバースは楽しいところですよ。皆さんお誘いの上、ぜひお越しください。
リディアン?
私はドン・チェリーの演奏目当てでこれを買いました。しかし、期待外れでした。ドンのファンは買ってはいけません。
ジョージ・ラッセルという人は、リディアン理論というものを提唱した理論家で、マイルスのモード奏法に影響を与えた人として有名です。
武満も絶賛したという彼の理論書を読んだわけではないのですが、リディアン理論というのは、「誰にもこうすればジャズはできるんだよ」という理論のような気がします。その実践がこの盤ということです。ドン以外有名な奏者がいないのが何よりもの証拠です。ドンは客引きでしょう。
一曲目の「フリーイン・アップ」のピアノの上昇する音階。これがこの盤のテーマです。コードという「横の動き」に縛られていたのが、今までのジャズだとしたら、音階という「縦の動き」で音楽を支配できるという考えがリディアン理論の中核でしょう。
たしかに、4ビートの中にはぴったり音階が収まります。これなら、誰でもアドリブが取れる気がします。それは完全にこの盤で実証されています。
しかし、ワルツなど変拍子はどうなるのでしょうか?「あれは例外」と割り切るのでしょうか。
彼の理論は、たとえば「人が法を作る」のではなく「法が人を動かす」というコンセプトにもとづいているようなものではないでしょうか?
しかし、やはり優れた演奏というのは、コンセプトではなく、個の裁量だと思います。たしかに、この盤の無名の奏者たちは水準以上の演奏を見せていますが、それ以上はできないと思います。ドンのソロが冴えないのがその証拠でしょう。
でも、一時代のユニークな演奏として一聴の価値はあるでしょう。ぜひ聴いてみてくださ




