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イヴの総て [DVD]

イヴの総て [DVD]
監督: ジョセフ・L・マンキウィッツ

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  • 発売日: 2005-12-19
  • アスペクト比: 1.33:1
  • ディスク枚数: 1

エディターレビュー

内容(「Oricon」データベースより)
演劇界のスターの座を自力で奪い取った女優“イヴ”の半生を、華やかな演劇界の裏側で錯綜する人間関係を絡めて描いたドラマ。マリリン・モンローの出世作となった。


カスタマーレビュー

強烈だが人間臭い作品4
 演劇界の裏面をえがいた作品。成功あるいは金のために、手の平を返したりくっついたり離れたりすることは、どの世界にもあることだが、本作のアン・バクスターのようには、なかなかできないだろう。ふつうの人間にはできないと、この映画でもそう言わせている。
 表面はあくまでも謙虚だが、野心的で抜け目がなく、ウソもうまければ恩人を脅迫する度胸もある。そして大スターにのしあがっていく。アン・バクスターはそんなむつかしい役を演じたが、あどけなさそうな顔からして、ベティ・デイヴィスに取って代わるような女優にはみえない。
 最後のオチは、女子高生がアン・バクスターの再来を演じているが、いかにもアメリカ映画らしい臭さでいただけない。ここまでダメを押すことはなかったろう。

総ては変奏反復される5
主演のマーゴ役のベティ・ディヴィスが凄みがある。もうひとりの主演のイヴ役のアン・バクスターは知的で清楚な美人だけに、その彼女の隠された野心と策略が明かされる瞬間、その清楚さが効果的に悪女に反転する。そして遂に彼女は演劇界のスターの座を獲得するのだが、その夜イヴの元には彼女に憧れているという女子高校生が現れる。それはまるでマーゴに近づいた過去の自分が再来しているようだった……。そのラストシーンでイヴをスターにした黒幕でもある演劇評論家は、この女子高校生の登場にちょっと驚きながらも(あるいは軽い眩暈を感じながら)ドアの外でイヴの所作(総て)を学ぶようにと呟いてエンドとなるのだが、これは第二のイヴが変奏反復されることを予兆している。だが実はイヴにとってのマーゴも、同じような反復をしていたのかも知れない。ドラマは反復変奏されることによって、その始まり(起源)を用意しているようにも思える。ちなみに、スターになる前のマリリン・モンローが、初々しいチョイ役で出ているのを見落とさないように(笑)。