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ルネ・ラルー コンプリートDVD-BOX

ルネ・ラルー コンプリートDVD-BOX
アラン・ゴラゲール, ジャン=ピエール・ブルタイル, ピエール・タルディ, クリスチャン・ザヌシ, ガブリエル・ヤード

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  • Amazon.co.jp ランキング: #16354 / DVD
  • 発売日: 2005-03-10
  • アスペクト比: 1.37:1
  • ディスク枚数: 4
  • 形式: Color, Dolby, Limited Edition
  • オリジナル言語: フランス語
  • 字幕: 日本語
  • 実行時間: 259 分

エディターレビュー

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
ヨーロッパアニメの巨匠、ルネ・ラルーの1周忌を記念したBOXセット。『ファンタスティック・プラネット』『時の支配者』『ガンダーラ』『ルネ・ラルー傑作短篇集』『ワン・フォはいかにして助けられたか』を収録。ブックレットも封入する。

内容(「Oricon」データベースより)
ヨーロッパ・アニメーションの巨星ルネ・ラルーの残した作品をまとめたDVD-BOX。「ファンタスティック・プラネット」「時の支配者 デジタル・ニューマスター版」「ガンダーラ」「かたつむり」「ワン・フォはいかにして助けられたか」の5作品を収録。

内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
2004年3月に死去、すでに伝説的存在となったフランスのアニメーション作家ルネ・ラルーの“コンプリート”ボックス・セット。アニメ大国日本を象徴するような好企画、濃厚にしてシュールな毒気の快楽への渇望を(出費は痛いが)満たす。1929年パリに生まれたラルーは美術学校を卒業すると広告宣伝の仕事につく。続いて精神療養所で作業療法の一環として患者たちやスタッフとともに短編アニメーション『Le Dents du Singe(サルの歯)』(1960)を製作。これでアニメ道に開眼。明解なコンセプトの下に製作スタッフ個々の能力を引き出して集約させるという、つまりは豊富な資金力に物をいわせるハリウッド方式に対抗する頭脳戦だった。ラルーは「非常に特殊な道筋に置かれたヨーロッパのアニメーションを守る」と表現している。そうして生み出された長編アニメ第1作が『ファンタスティック・プラネット』(1973)。ポーランド生まれの漫画家にしてマルチタレントのロラン・トポールの幻想的な原画&脚本に巧妙なムーヴメントを与えることに成功して、カンヌ映画祭特別賞に輝いた。トポールと決別後は『エイリアン』『アビス』などのアート・コンセプトなども手がける鬼才メビウスと手を組んで第2作『時の支配者』(1981)を完成させる。前作を上まわるタイムパラドックスの難解さは至福だ。そしてアンドレヴォンの小説をフィリップ・ガザの美術と結んで壮大なSFオペラに仕上げた『ガンダーラ』(1987)。作品ごとに共作者の才能を食い尽くす貪欲さ。トポールとともにアニメ製作の大海へ本格的に踏み出した記念碑『かたつむり』(1965)と監督引退の最終作『ワン・フォはいかにして助けられたか』(1987)のふたつの短編(初ソフト化)で両脇を固めた全集。持てるすべては語り尽くされたのだろうか。身近に感ずるラルー芸術の真髄。 (田中成和) --- 2005年05月号


カスタマーレビュー

欲しかった!5
待ってました!見たかった!お部屋で、ルネ・ラルー監督作品がまとめて見られるなんて素敵!何が素敵かって、やっぱり映像、色彩の美しさと、ちょっとシュールなお話。
特に『時の支配者』は、バンドデシネ作家のメビウス氏が原画を手がけ、細密なタッチと、可愛らしいキャラクターが満載でお気に入りです。

容赦なし!5

ラルーの各長編はすでにDVD化されていたが、「出るだろうな」と待っていたボックスが遂に!
どう考えても最終版です。
買っておきなさい。


制作当時でもすでに「アニメは子供のもの」という考えとの戦いは手塚治虫の実験作などで極一部で払拭が始まっていたものの、長編ではまだまだ・・・。
このボックスはその「まだまだ」の時代を実に20年以上も先を走り、さらに実験作が短編ではなく長編であるというほとんど発明に近い<ラルー作品を再評価するものだ。
世界的にこのボックスは垂涎ではないだろうか?

それにしたって「ファンタスティック・プラネット」の容赦ない怖さ。何度観ても「これ、子供が観て喜ぶかよ?」
という仏国奴隷制への嫌悪に裏付けされたフリーキーなシーケンスが続く。
今でもここまでの作品は間違いなくメジャーの制作会社や映画会社はドン引きだな。。。
音楽のサイケデリックな効果がこの2年くらい前にCD化で再評価されたが、映像で観るとさらに気分が悪くなる(誉めてます)。
「時の支配者」もプロダクトも惑星もデザインは「エイリアン」そっくりで気味が悪いし効果音はヒステリック(大きな音で観るとかなりすごい。
音を頼りにするSF、という発想がそもそも素晴らしい)、「ガンダーラ」は首なし人間が出てくるし、ルネサンスでゴシックだし。。。
要するに子供にも容赦ない。

台詞もいちいち気が利いているので、英語の字幕があればイギリス、アメリカのマニアックな友人たちにプレゼントしたい!
自慢気に子供に見せる姿が目に浮かぶのだけど。

いずれの作品も色の使い方が極めてポップ。全体に暖色を多様しているので子供の不快感も和らぐ。
10代の僕が観て魅了されたのは色使いの力だったのだなあ。人物の動作も実に機敏、実に滑らか。
これほど不自然な絵による不自然な話が自然に観えるのが奇跡。
「時の支配者」の”蓮の子供”なんて最高である。



デザインが素晴らしいのに作りがヤワなボックス(容器)が残念。
でも数年後には世界に自慢できるボックスになっているはず。だから、
買っておきなさいってば。