Anne-Sophie Mutter plays Dutilleux, Bartók, Stravinsky
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曲目リスト
- Sur Le Meme Accord
- I. Allegro Non Troppo
- II. Andante Tranquillo-Allegro Scherzando-Tempo I
- III. Allegro Molto
- I. Toccata
- II. Aria I
- III. Aria II
- IV. Capriccio
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #322762 / ミュージック
- 発売日: 2005-03-08
- ディスク枚数: 1
- 形式: Import, from US
- 寸法: .19 ポンド
- 実行時間: 69 分
カスタマーレビュー
会話をするヴァイオリン
ムターの演奏、というより彼女のヴァイオリンの音質の太さは、特にベートーヴェン、バルトーク、ストラヴィンスキー、ルトスラフスキといった作品をやるときに圧倒的な存在感がでます。Duteilleux(2005年ライヴ録音)以外は既出の音源ですが、ストラヴィンスキーの演奏は傑出したものです。第一音のテンションがまず他を圧倒しています。速からず遅からずのテンポが丁度よくまさに街角散歩の表情で、この作品の趣旨をピッタリと表現できるテンポです。そして、最終楽章は白眉の演奏です。この楽章は正に女性ヴァイオリニスト向きなのです。このヴァイオリン協奏曲全体が男女間の会話で出来ているようなものですが最終楽章では特にいろんな男性とおしゃべりをし、ダンスを楽しむ女性が描かれています。そして結構野蛮なタイプがお好みということがわかるともかく面白い作品です。全体に明るく爽やかな演奏です。
Duteilleuxの作品は最初の6音を基調にした夜想曲でありヴァリエーションです。傑出したオーケストレーションと創意、そして独特の伝統美の中に音楽を置いています。多分高度なヴィオルトーゾを要求されているのでしょうが、この演奏ではオーケストラの音を大事にするソリストの姿が見えます。
バルトークは小澤の指揮ということもあり、音楽全体の俯瞰が素晴らしい演奏です。
これらの演奏を聴いているとムターという人が本当によく会話をするヴァイオリニストであることが分かります。才能があるとか達者ということではなく、全体感を常に意識し、音楽を高い完成度に導く優れたマネージメントを感じる演奏です。
「演奏者を選ぶ作品」に選ばれた彼女
現代音楽ものということで、まずは作品を正確に音にする技術がなければ話にならないわけだが、ムターは余裕さえ感じられる技術でその要求にこたえている。この演奏によって、作品本来の姿を我々は見ることができるといっていいだろう。



