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2046 [DVD]

2046 [DVD]
監督: ウォン・カーウァイ

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  • Amazon.co.jp ランキング: #5297 / DVD
  • 発売日: 2005-04-27
  • アスペクト比: 2.35:1
  • ディスク枚数: 2
  • 形式: Color, Dolby, Limited Edition, Widescreen
  • 字幕: 日本語
  • 実行時間: 130 分

エディターレビュー

内容紹介
製作開始のニュース以来、その内容が一切明かされることのなかった全世界待望の一大映像プロジェクト「2046」。5年の沈黙を破り、2004年度カンヌ映画祭にて上映され、秋には日本でも全国310スクリーンで公開された本作がDVD化。

《監督》 ウォン・カーウァイ
《出演》 トニー・レオン 木村拓哉 コン・リー フェイ・ウォン チャン・ツィイー カリーナ・ラウ チャン・チェン マギー・チャン(特別出演)

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   1960年代の後半、香港の古びたホテルに住むチャウ(トニー・レオン)は、それまで自分が接してきた女性たちとの思い出やこだわりを胸に、ある近未来SF小説『2046』を書き始めていく。それは、失われた愛を見つけることができるという“2046”へ向かう謎の列車の物語。2046から帰ってきた者はいないという。ただひとりの男(木村拓哉)を除いては。そして今、男は再び列車に乗り込んでいた…。
   ウォン・カーワイ監督がアジアを代表するトップ・スターを集結させて取り組んだSFラブストーリー…と思いきや、主軸として描かれるのは『欲望の翼』や『花様年華』ともリンクする、過去の女に想いを馳せる中年男のストイックなノスタルジーであり、実際SFとしてのドラマは劇中劇として少し挿入される程度。我らがキムタクの出番も少ないので、そのあたりを踏まえて接した方が得策。要はトニー・レオン扮する主人公の魂の彷徨に同化できるか否かで評価は大いに変わるだろう。フェイ・ウォン、チャン・ツーイーなど女優陣は魅力的。(的田也寸志)

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
『花様年華』のウォン・カーウァイ監督が綴る美しく幻想的な恋愛絵巻。過去に囚われたひとりの小説家の現在と、近未来を舞台にした小説の世界が、時空を超えて交錯していく様を描く。トニー・レオンや木村拓哉他、アジアスターが多数共演。


カスタマーレビュー

日本版の予告編の作り方はおかしくないかい?3
 これって男女間のヒューマンドラマだったんですね。
 予備知識無く、劇場でみた予告編で興味をもって鑑賞しました。だってあの予告編ではSF物にしか見えないじゃないですか(涙)。日本の配給会社のよく使う手に見事にだまされました。
 と、それは私自身の間違いの問題(他にもそんな人いないかなあ)で、映画自体は、なかなかいい感じだとは思います。60年代後半の香港を舞台にして描かれる、男女の物語。作り自体はオーソドックスで、それを綺麗な映像で飾り付けられた映画。トニー・レオンはなかなか渋い。キムタクはあまり出番は無かったですが、彼らしく物怖じすることなく、いつものキムタク演技をしてました。女優陣は豪華ですね。チャン・ツィイーを筆頭に豪勢な美の競演です。
 ただ普通の男性にはやはり退屈なお話でしょう。どちらかというと女性向けの恋愛物映画だとは思います。
 日本版予告編にだまされないように(笑)。

脚のない鳥のように5
いつものカーワァイの世界を集大成したような映画。
トニー・レオン演じる主人公のチャウは【花様年華】のチャウのその後ではあるが、
忘れられない人への痛みをまるで【欲望の翼】のヨディのように
脚のない鳥のごとく、あちらこちらの女へ飛んでいく。
そして最後には翼を閉じ車の座席の底に沈んで死んだようになっている。
この哀しさは痛すぎる。魂が彷徨ってしまった人にだけわかる映画かもしれないし
また、そういうのがカーワァイらしいともいえる。
いつも彼の映画に出てくる主人公はまるで脚のない鳥のように飛び続けている。
映像も美しく見れば見るほど深い映画だと思う。そして賛否があるからこそ芸術なのだとも思います。
もし、賛同ばかりだったら、カーワァイが撮らなくても誰にでも撮れる映画になってしまうから。
その監督にしか出せない世界をもっているというのは素晴らしいと感じました。

カーウァイファンにはたまらない映画5
これまでカーウァイ監督の作品を観たことがない人には、ストーリー的に「よくわからん」と評価が下されてしまう作品かもしれない。客観的に観ると。
しかし、カーウァイ監督のファンで、彼の過去の作品に陶酔したことがある人には、とにかく涙物のたまらない「要素」が随所にちりばめられた映画なのである。
トニー演じる主人公は、名前と容姿は「花様年華」のチャウそのままで、「花様年華」の続編的作品であるというのは、早くからわかっていた。
でも、それだけじゃなかったんだ。「欲望の翼」のルル(ミミ)が出てきて、同じ「パーフィディア」という曲が流れた時には、「もう、反則でしょう、これ・・・」って感じで、泣きそうになってしまった。
続編的映画とはいっても「2046」の中のチャウは、「花様年華」の
チャウとは明らかに違うキャラである。
刹那的で、一つの場所(女性)には安住できないその姿は、「欲望の翼」でレスリーが演じたヨディ、延いては「ブエノスアイレス」のウィンの姿を彷彿とさせる。
フェイ・ウォンがトニーの執筆活動を手伝うシーンは、「花様年華」のマギー&トニーに重なるが、同時に「恋する惑星」の中のフェイ&トニー、その後の2人・・・っていうふうにも思えてくる。(飛躍しすぎかな!)
過去の女性を忘れられず、ずっと思い続けている姿は「楽園の瑕」の
西毒の姿ではないか!(これも飛躍しすぎ?)
ラスト、息も詰まるような、コン・リーとの長ーいキスは、「花様年華」のラスト、「木の穴に秘密を埋める」シーンそのものだ。

そういった「要素」を感じるたびに、胸が震え、感傷的な音楽もあいまって、観終わったあとも、何度かため息をついてしまった。

この作品について、よくわからなかった、と思った方は、
是非「欲望の翼」「花様年華」だけでも観たうえで、もう一度
観てください。きっと印象が変わると思います!