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キング・アーサー ディレクターズ・カット版 [DVD]

キング・アーサー ディレクターズ・カット版 [DVD]
監督: アントワン・フークア

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  • Amazon.co.jp ランキング: #12402 / DVD
  • 発売日: 2005-01-21
  • アスペクト比: 2.35:1
  • ディスク枚数: 1
  • 形式: Color, Dolby, DTS Stereo, Widescreen
  • オリジナル言語: 英語, 日本語
  • 字幕: 日本語, 英語
  • 実行時間: 142 分

エディターレビュー

内容紹介
※同時発売の劇場版は→こちら。
【映像特典】
●メイキング・オブ・「キング・アーサー」
●もうひとつのエンディング 解説:アントワン・フークワ監督
●プロデューサーによるフォト・ギャラリー
《監督》 アントワン・フークワ
《製作》 ジェリー・ブラッカイマー
《出演》 クライブ・オーエン キーラ・ナイトレイ

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   欧米では「英雄の原点」と語り継がれながら、その実体にはさまざまな説があるアーサー王の伝説を、ヒットメイカーのジェリー・ブラッカイマーが壮大なアクション・ロマンとして製作。西暦415年、ローマ帝国の支配下にあったブリテン(現在のイギリス)で、ローマ軍指揮官アーサーとその臣下である円卓の騎士たちが、ローマに帰るための最後の使命として貴族一家を救いに行く。しかし、独立を求めるブリテン人や、侵略者サクソン人との戦いは混迷を極めることに…。
   監督のアントワン・フークワが『七人の侍』にオマージュを捧げたと言うように、戦闘シーンは黒澤映画を彷彿とさせ、その荘厳な迫力が見もの。凍った湖の上でのバトルは、息をのむ緊迫感だ。アーサーと、彼をブリテンに引き留めるヒロイン・グウィネヴィア、そして円卓の騎士のひとりランスロットの三角愛は、ブラッカイマー作品にしては意外なほど繊細に展開。むしろ壮絶な決意を強いられる各騎士の運命がドラマチックだろう。映画全体に風格が漂い、各シーンは見ごたえがあるだけに、アーサー役クライヴ・オーウェンの乏しいカリスマ性や、クライマックスの冗長な戦闘が残念。(斉藤博昭)

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
ジェリー・ブラッカイマーが、ローマ帝国支配下に“円卓の騎士”を率いて戦い、戦乱の地に平和をもたらしたアーサー王の伝説を映像化した感動と激動の歴史スペクタクル。劇場公開版に約16分の未公開映像を加えたディレクターズカット版。


カスタマーレビュー

意外と4
意外と面白い作品だと思います。

確かに伝説の英雄としてのアーサーを求めれば、役者的にも物語的にも物足りないかもしれません。確かに人物描写が薄いのは否めませんが、昔実在した一人の指揮官の物語としてみれば十分面白いと思います。
アーサー物語はエクスカリバーと円卓の騎士位しか知らないので予備知識なしで観に行きましたけど、楽しかったですよ。

アーサー役のクライヴ・オーウェンは初めて知りましたけど、とても良かったと思います。一般的にクライヴasアーサーは評判良くないですが。派手さは無いけれど、あの深い緑色の瞳にとても思慮深さを感じましたし、人柄の良さも出ていました。無駄に眉間の皺が似合うのには驚きましたが。厩で一人仲間の無事を祈る姿、氷上で弾かれたようにダゴネットを救出しに行く彼の姿に胸を打たれました。
カリスマ的な指導者といえば、強烈な個性で皆を引っ張るイメージですけど、クライヴasアーサーの様に知らず人の心にじんわりと浸透して何時の間にかこの人に付いて行きたいと思わせる指導者が居ても良いのではないかと。
騎士達も良かったと思います。ヨアンasランスロットは美しかったですね。この映画でヨアンファンになった人も多いでしょう。私はクライヴのファンになりましたが。

余り評価の良くない本作ですが、個人的には観て欲しいです。戦闘シーンもそれなりに楽しめましたし。背景の自然も美しいですよ。

先入観をなくせば、おもしろくなる5
伝説の王、アーサーとその騎士たちが魅せる、スペクタクルロマン。

賛否両論は多いが、有名で壮大な物語ゆえに、時間内での映像化で無理が出るのはいたしかたないかなと思いました。
この伝説自体がいろんな諸説があるし、伝説ゆえの美談要素が大きく、アーサーは高潔無比の英雄であったり、ランスロットは完全無欠の騎士として描かれることが多い中、この映画はもっと人間臭い描かれ方をしているので感情移入がしやすく、伝説に忠実でなくても、十分楽しめる作品に仕上がっているのではないかと思います。
難点と言えば、主人公が誰かわかりにくい印象を受けます。もちろん主人公はアーサーなのでしょうが、視点の移り変わりが激しく、彼よりもランスロットや他の騎士たちの方に目がいってしまします。

原作の伝説はファンタジー要素が多いが、この作品では魔法や妖精は出てきません。どちらかというと、「史実」としてとらえた作品です。登場人物の相関図も、かなり違う設定になっているので、「原作とぜんぜん違って面白くない。」という意見もありそうですが、切り離して見たら、映像美や、スケールのすごさ、情緒的な物語が素直に楽しめると思います。
アーサーとグウィネヴィアとランスロットの三角関係が有名な話ですが、それにもあまりスポットがあたっていません。それについても批判が多いようですが、言葉で「語っていない」だけで、彼らの「表情」で心理は、十分語られていると思います。ランスロットのグウィネヴィアに対する気持ちは、恋心と言うよりはむしろ、アーサーを慕う者同志としての眼差しというかんじで、うんざりするような泥臭い三角関係と違ってとてもステキに思えました。
他にもいろんなシーンで、役者たちは、「セリフ」ではなく「表情」や「目線」で語りかけます。それを見逃さなければ、とても面白い作品です。

史劇エンターテイメント・・・でも主役は誰?3
「トロイ」からファンタジーを取り除いたのと似た感じで、「アーサー王と円卓の騎士」からファンタジー要素を除き史劇エンターテイメントに仕上げようとした作品に思えます。

魔法、エクスカリバーのエピソードは一切ナシ。人と人と(騎士と騎士)の血よりも濃い絆をメインに話は進むのだが、個性の強い騎士達の中で何故か主役であるアーサー王が一番ぱっとしない雰囲気。静かな演技なのだろうけど、ともすると騎士の中に溶け込めてない・・・(これは致命的なのでは?)ローマとブリテンのハーフであるアーサーがあそこまで騎士達に慕われている理由となるエピソードも一つ入れた方が良かったと思います。心理描写が少々甘く、物語が重厚さを欠くのが残念・・・頑張って作った映画だと分かるだけにますます惜しい。それを抜かせば、酒場のシーン等充分に暖かく、強い絆で結ばれた頼もしい騎士達の姿は、見ていて清々しく、散っていく者達を悼む姿には胸を打たれる。

ほぼ紅一点のキーラ・ナイトレイの美しさと熱演も光り、独特のメイクをしての戦闘シーンは迫力たっぷりで目を奪われる。フィクションであっても美しい女性が対等に活躍する姿は中々に気持ち良いものだ。

ラスト付近、原作では重要人物である湖の騎士ランスロットとトリスタンの扱いが少々乱暴だったように思う。まあ、原作自体が伝説ですからどのような終わり方をしても良いわけですが。

映画単品なら氷上の鬼気迫る戦闘シーン、中々見事な衣装、キーラ・ナイトレイの熱演、充分に楽しめる映画だと思います。見終わった後、原作を読んで更に現代に甦った「新解釈のアサー王伝説」をもう一度じっくり映像で見てみるのも良いかと思います。