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ジーザス・クライスト・スーパースター [DVD]

ジーザス・クライスト・スーパースター [DVD]
監督: ゲイル・エドワーズ

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おすすめ度:

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  • Amazon.co.jp ランキング: #27667 / DVD
  • 発売日: 2004-09-24
  • アスペクト比: 1.78:1
  • ディスク枚数: 1
  • 形式: Color, Dolby, Widescreen
  • 字幕: 日本語
  • 実行時間: 107 分

エディターレビュー

内容紹介
キリストの弟子・イスカリオテのユダの裏切りでイエスが磔刑に処せられるまでを、激しいロックサウンドで展開する衝撃作。宗教的視点から世界的に物議を醸したが、既存のミュージカル界に一石を投じ、ロックオペラという新たな視点を拓いた歴史的傑作。初DVD化!
《作詞》 ティム・ライス
《作曲》 アンドリュー・ロイド = ウェバー
《監督》 ゲイル・エドワーズ
《出演》 グレン・カーター ジェローム・プラドン トニー・ヴィンセント

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   アンドリュー・ロイド=ウェバーがオペラふうのミュージカルでブロードウェイに君臨する以前、ティム・ライスがディズニーのミュージカル・アニメに携わる以前、2人はミュージカル界の風雲児であり、共に作ったロックオペラ『ジーザス・クライスト・スーパースター』が彼らの名刺代わりだった。この映像作品(サントラCDはこちら)は、本作の監督であるゲイル・エドワーズの演出によって1999年に再演された舞台がもとになっており、古代のエルサレムではなく、現代のニューヨーク(壁は落書きだらけで、ジーザスの弟子たちはTシャツを着ている)と時間を超越したローマとを合わせた、いつとも知れない時代に設定されている。大がかりで抽象的な装置、虹色の照明、人目をひく衣装など、映画というより舞台を観ているようだが、ロイド=ウェバーとライスによるミュージカルですでに映像化されている『ヨセフ・アンド・ザ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート』同様、巨大なサウンドステージ(映画等の撮影を屋内で行うスタジオ)のおかげで、エドワーズ監督は舞台と映画を融合させる作品を思いどおりに作り上げている。
   ファシズム、不寛容、革命といった要素を盛り込み、時代設定をずらし、定説となっている史実へのこだわりを捨て、作品に活力と鋭い洞察が加えられている。グレン・カーター演じるジーザス(カーターは2000年にブロードウェイで再演された際もジーザスを演じている)は「近頃あなたの言葉はどこかがおかしい」と恐れをあらわにするユダ(ジェローム・プラドン)に対して怒り、軽蔑するような眼差しを向けるものの、ユダの恐れが真実であることを否定できない。自分が伝える神の言葉よりも、自分自身が崇拝されてしまっていると気づき、人々の贖いのために自らが死ななければならないことを恐れ、苦悩し、やがて信仰と赦しの境地に達するジーザス(=イエス・キリスト)の姿を描いた本作は、これまであまり深く描かれなかった、より宗教的な側面を描き出している。
   娯楽色が強く、かつ深い思想にあふれ、数々のミュージカル・ナンバーが楽しめる。エドワーズ監督は、1973年にノーマン・ジュイソンが監督し、重苦しく熱気に欠けていた同名の映画の二の舞を避け、躍動感あふれる編集、俯瞰するカメラワークによって話を展開させていき、全編にドラマチックで活気に満ちたナンバーを用いて、観客を作品の世界にいざなっている。(Sean Axmaker, Amazon.com)

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
「ウエスト・サイド・ストーリー」などと並んで、3大ミュージカルに1つに数えられるロック・オペラのブロードウェイ再演版が初DVD化。神の愛を説くイエスがユダヤ教の長老の策略によって磔刑させられるまでの最期の7日間を華麗な映像と音楽で描く。


カスタマーレビュー

ロイヤルボックスで舞台鑑賞の気分5
 特典映像に作曲のアンドリュー・ロイド・ウェバーと、作詞のティム・ライスのインタビューが入っています。   貴重!
 かの方々の口から、本作品について詳しく語られているのは、大感激です。
 A・L ウェバー自身が、現代の若者にも見て欲しかったから作り直した、と話しているとおり、今のファッションになっただけで、'73の映画版と比べても何ら遜色はありません。どういう形でも不滅の楽曲ですから。

 自分は『ジーザス役はテッド・ニーリー』とイメージが固まってしまってるので、グレン・カーターは、一見「駄目かも…」と思ったけど、悪くなかったです。テッドのような華奢な高貴さと、ロックな声はありませんが、感情むき出しの愛すべきジーザスでした。
 
 なによりユダ役のジェローム・プラドンが良い!彼の泣きと苦悩の表情には、いちいち貰い泣き。ユダの心情には本当に感情移入できます。
 彼がマリアや群衆にむける皮肉な表情もシビレました。マイクを持って「スーパースター」を歌う姿が妙にかわいい、今まで見た中で一番好きなユダです。 ただ、難を言えば、マグダラのマリアが歌に感情を込めすぎて、名曲のメロディを邪魔してしまっていることと、ヘロデ王に魅力がないこと…(個人的にはヘロデ王の№1は、劇団四季の江戸版の市村正親!)

 テーマと歌詞を突き詰めた素晴らしい内容の上に、メイキングで監督ゲイルが丁寧に作品解説をしていることを併せて、日本語の四季の舞台よりもわかりやすく、入門編としての価値があると思います。
 もちろん本筋はオリジナルのままなので、30年来のファンにもお奨めしたいです。

注意!!これはリメイク版です3
’70年代にヒットした、あの作品に30年振りに再会すると楽しみにしていたら、何たる事か『リメイク版』でした。
リメイク版が存在している事を知らず、てっきり’70年代の作品だと思い込んでいました。
中身は悪くありませんが、愕然としました。
これから買おうという方、’70年代版をと思っている方、御注意申し上げます。

イエス最後の一週間を、ロックオペラで。5
たくさんのレビューが並んでいますが、73年の映画をご存知の人たちに案外評価が低いのが面白いと思います。あちらとリメイク版で大きく違っているのは、ふたつ。まず、こちらのほうが全般的にテンポがやや遅い。時代がますます速くなっていると言われているのに、どうして30年前よりスローテンポなのか。言葉を大事にしたい、ということかもしれませんが。オーケストラの演奏も映画のほうが迫力があったと思います。もうひとつは、こちらの撮影がすべて室内セットを使用していること。映画ではイスラエルの砂漠での野外ロケでしたし、スケールも大きかった。今回は舞台上演に近い形で映像化したい、という意図かもしれません。個人的には「野の花、空飛ぶ鳥を見よ」と教えたイエスには、息苦しい狭い空間よりも、大自然のほうが似合っていると思います。ーーと、少し否定的な感想ばかり記しましたが、私はこちらも随分面白く観ました。いい作品はどんな演出でも活きられる、ということかもしれません。もっと言えば、何よりナザレのイエスという<人間>が魅力的なのだと思います。ミュージカル好きの人はもちろん、素朴に、キリスト教って何、イエスってどんな人、とお思いの人にもお勧めします。クリスチャンの人たちには別の感想もあるかもしれませんが、私はこのような解釈も決して聖書を曲解したものではないと思います(基本線は、すべて聖書通りです)。

私は先に、同じ作品のCD(映画のサントラ盤)にもレビューを書いています。やっぱり映像のあるほうがいい、とも言えますが、CDには歌詞カードがついているので便利、という面もあります。さらに興味をかきたてられた人は、どうぞそちらも。